夏の山形・蔵王 決定版!ロープウェイでお気楽トレッキング

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夏の山形・蔵王 決定版!ロープウェイでお気楽トレッキング

夏の山形・蔵王 決定版!ロープウェイでお気楽トレッキング

更新日:2016/08/01 15:53

小宮 薫のプロフィール写真 小宮 薫 編集、ライター、コピーライター

冬場は大自然の造形美「ICE MONSTER」として広く海外にまで知られる山形・蔵王の有名な樹氷地帯も、夏場のこの季節は深い緑に覆われ、雄大な山々を眺めながら散策を楽しむことができる絶好のトレッキングコースとして知られています。山頂には、災難よけ・諸願成就の「蔵王地蔵尊」が祀られ、古くからの山の守り神としての役割を果たしてきました。麓では温泉も楽しめる夏の山形・蔵王へ、出かけてみませんか?

ロープウェイを乗り継いで、夏の蔵王を「天空散歩」!

ロープウェイを乗り継いで、夏の蔵王を「天空散歩」!

写真:小宮 薫

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蔵王には「蔵王ロープウェイ」「蔵王中央ロープウェイ」「蔵王スカイケーブル」と3本のロープウェイがあります。その中で最も距離が長く、「蔵王樹氷まつり」の際などに活躍するのが、「蔵王ロープウェイ」です。

蔵王温泉の「蔵王山麓駅」と「蔵王地蔵山頂駅」を「樹氷高原駅」を経由して結ぶ「蔵王ロープウェイ」は、蔵王山麓駅〜樹氷高原駅間は「山麓線」、樹氷高原駅〜蔵王地蔵山頂駅間は「山頂線」として運行されています。「樹氷高原駅」で折り返すことも可能(2区間1,500円)ですが、できれば「地蔵山頂駅」をめざしてみましょう(4区間2,600円)。

美しい景色が楽しめる「いろは沼」でちょっと寄り道!

美しい景色が楽しめる「いろは沼」でちょっと寄り道!

写真:小宮 薫

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「蔵王山麓駅」から約7分で「樹氷高原駅」に到着します。ここでちょっと一服!景色が素晴らしい「いろは沼」へ寄り道してみましょう。リフト(往復420円)で5分の「観松平」は、「いろは沼」を含めると約2.5kmの初心者向けのトレッキングコースです。

「観松平」という名前の通り、「羽衣の松」「王将の松」「腰掛けの松」等、盆栽の原型といわれる樹齢300年を超す「キタゴヨウマツ」が群生した遊歩道を散策できます。特に、幹の周りが2.5mと蔵王連峰随一の太さを誇る「天竜の松」は必見です。

また、散策コースからは蔵王連峰で最も高い「熊野岳」(1,841m)の素晴らしい眺望が広がり、この季節はキンコウカとワタスゲ等の美しい花々が周辺を覆いつくしています。

夏場の「ICE MONSTER」を上からチェック!

夏場の「ICE MONSTER」を上からチェック!

写真:小宮 薫

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リフトを下って「樹氷高原駅」へ戻り、山頂線フニテル(ロープウェイ)で標高1,661mの「地蔵山頂駅」をめざします。

冬場は「ICE MONSTER」として広く海外にまで知られる有名な樹氷地帯も、この季節は深い緑に覆われています。蔵王の樹氷は針葉樹の「アオモリトドマツ」だけが雪と氷に覆われてできる不思議な現象で、他の樹木に樹氷ができることはありません。

「地蔵山頂駅」に近づくにつれて周囲の木が折れたり、枝がむきだしになった樹木が増えてきます。これは「アオモリトドマツ」が樹氷の雪の重みに耐えきれずに折れたり、傷ついたりしたもので、冬の蔵王の大自然の脅威を身近に感じることができます。

「地蔵山頂駅」から徒歩で約30分で眺望が素晴らしい地蔵岳山頂(1,736m)に到達できますが、「地蔵山頂駅」屋上の展望台からも、天気が良ければ飯豊連峰、朝日連峰、吾妻連峰、月山、遙か遠くに鳥海山を望むことができます。

蔵王の守り神「蔵王地蔵尊」に会いにいこう!

蔵王の守り神「蔵王地蔵尊」に会いにいこう!

写真:小宮 薫

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「地蔵山頂駅」の近くに祀られているのが、災難よけ・諸願成就の「蔵王地蔵尊」です。山の安全を守るこの「蔵王地蔵尊」は、約230年前の安永4年に37年もの長い歳月をかけて建立されたお地蔵さまです。冬の間は深い雪に覆われてしまいますが、この時期は人気の観光スポットです。

ここまで来たのなら、「三宝荒神山」(1,703m)の頂付近に広がる、自然のままの「蔵王自然植物園」を散策。1周30分の散策路に広がる穏やかな斜面一帯は「ハクサンシャクナゲ」「ザオウアザミ」などの高山植物の宝庫です。

8月11日から恒例の「サマーナイトクルージング」開催!

8月11日から恒例の「サマーナイトクルージング」開催!

写真:小宮 薫

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2016年8月11日(木)から毎年恒例のスペシャル・アクティビティ「サマーナイトクルージング」が開催されます(8/11〜15、以降9/19までの土日祝の限定16日間)。

蔵王山頂駅からの夜景と星空観賞の他、お地蔵様の夜間参拝などが楽しめる小さな冒険はきっと忘れられない思い出になるはずです。
また、星空案内人が星座や宇宙のことについてレクチャーしてくれる「星のソムリエ案内」(19:30〜20:30)も同時開催予定です。

そして、毎年12月末〜3月初旬にかけて開催される「蔵王樹氷まつり」のシーズン中には「樹氷のライトアップ鑑賞会」も行われ、山頂駅の2階にある無料休憩所から眺めるライトアップが幻想的な風景を醸し出します。

トレッキングに夜景&星空鑑賞!魅力満載の夏の蔵王を楽しもう!

山形・蔵王というと冬場の「樹氷」のイメージが強いのですが、実は夏場も、山の上からの美しい大自然を愛でながらのトレッキングや高山植物観賞、さらには蔵王地蔵尊などのパワースポット巡りが楽しめる観光スポットの一つです。
特に8月11日からは毎年恒例の「サマーナイトクルージング」も開催され、空気の澄み切った山の上からの美しい夜景や空に煌めく星を間近に鑑賞することができます。
しかも麓の蔵王温泉は、白布(山形県)、信夫(福島県)とともに「 奥羽三高湯」とされ、強い酸性の硫黄泉は、皮膚に良く効き、肌を白く滑らかにするため「姫の湯」「美人づくりの湯」ともいわれています。
雪に覆われた冬の蔵王も良いのですが、トレッキングや夜景・星空鑑賞などの大自然の魅力が詰まった夏の蔵王でステキな思い出づくりを楽しんでみませんか?

※記載している料金は2016年時点のものです。

掲載内容は執筆時点のものです。

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