見るものを圧倒する、秩父夜祭りを再現「秩父まつり会館」

見るものを圧倒する、秩父夜祭りを再現「秩父まつり会館」

更新日:2012/12/19 19:11

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
秩父夜祭りは、日本三大曳山祭り(京都祇園祭り・飛騨高山祭り)の一つとして知られているお祭り。その歴史は古く、300ほど前から始められています。秩父まつり会館では、秩父夜祭りに使われている高さ11mの笠鉾(かさほこ)や屋台を展示。音と光で幻想的な秩父祭りを再現しています!

夜祭の1日を音と光の演出で再現!

夜祭の1日を音と光の演出で再現!

写真:安藤 美紀

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秩父まつり会館の1階にあるのが、笠鉾(かさほこ)・屋台コーナー。ただ展示されているだけではなく、祭ばやしとともに部屋の照明が暗くなり、夜になっていく姿を再現しています。

夜空には、プラネタリウムのように星がキラキラと輝き、切り絵が浮かびあがる演出も。暗くなって、笠鉾と屋台に明かりが灯ると、本物のお祭りが始まったような雰囲気に。気分は最高潮に達します!

秩父神社のすぐ裏手にあるのが「秩父まつり会館」

秩父神社のすぐ裏手にあるのが「秩父まつり会館」

写真:安藤 美紀

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秩父神社のすぐそばにあるので、参拝後に一緒に訪れる人が多い秩父まつり会館。地元の方が、無料でガイド役になり秩父夜祭りの説明をしてくれました。

部屋の奥には、映写室もあり秩父夜祭りの映像をおよそ10分間放映。大迫力のハイビジョン映画で祭り気分を味わえます。

高さ11m。でも、実物はさらに大きいんですって!

高さ11m。でも、実物はさらに大きいんですって!

写真:安藤 美紀

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こちらは、笠鉾(かさほこ)。笠鉾というのは初めて聞いた言葉だったので、まつり会館の方にどのようなものか聞いてみました。

笠鉾は、山車の一種。真ん中に長い柱を立た3層構造になっています。大きな傘の上から造花を放射状に垂らて、上に人が乗ることもあるそうです。展示されていた笠鉾は、高さ11m。現在の秩父夜祭りで使われているものは、これよりも大きく高さ15mほどになるんですって!

昭和の名高い職人が作り上げた笠鉾と屋台

昭和の名高い職人が作り上げた笠鉾と屋台

写真:安藤 美紀

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お祭りで使われる笠鉾と屋台は、昭和の職人の手により作られました。近くで見てみると、その彫刻は豪華絢爛!奥深く、見応えもたっぷり。

秩父夜祭りの歴史を学ぶ

秩父夜祭りの歴史を学ぶ

写真:安藤 美紀

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秩父まつり会館の2階は、資料展示コーナーになっています。秩父夜祭りの歴史や構成、屋台の後幕・水引幕など貴重な品々があり、じっくりと歴史を学ぶことができますよ d(^^ )

毎年12月2・3日にしか見られない、貴重な秩父夜祭り。
秩父まつり会館で、夜祭りの興奮と感動を味わってみませんか?

【秩父まつり会館】
住所: 〒368-0041 埼玉県秩父市番場町2-8 
TEL:0494-23-1110
休館日: 第4・第5火曜日(※祝祭日は開館)、12月29日〜1月1日
入館料: 大人400円、子供200円

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/04 訪問

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