日本でもおなじみ「ハリボ/HARIBO」のゴールデンベアはドイツ生まれ。1920年にドイツ西部のボンで設立された会社は創業者の「ハンス リーゲル/HAns RIeger」氏の名前と設立場所の「ボン/BOnn」から「HA・RI・BO」の名前となりました。創業2年後に製造開始されたゴールドベアは今では世界で1日に1億個も製造されている人気商品で、あのアインシュタインもお気に入りだったそうです。
現在、「ハリボ」は22ケ国にセールスオフィスを持つ世界最大のグミ製造会社となり、日本でもいろいろなグミを見ることができます。しかし本場ドイツで市場に出ているのは200種類!スーパーでも所狭しとグミが一堂に並んでいます。中にはドイツならではの感覚か、カエルやマウス、コウモリ型のグミ等がありますが、子供達には大人気なんです。期間限定のグミも定期的に出ているので、MEMO欄の「ハリボ」のホームページを参考にしてくださいね。
「ツヴィーバック/Zwieback」とは「2度焼き」を意味するドイツ語で日本では「ラスク」で知られているお菓子です。「ブラント」は「カール ブラント/Carl Brandt」氏が1912年にドイツ西部ハーゲンでツヴィーバック・ビスケットの製造会社として創業しました。ドイツでは体調のすぐれない時にこの「ツヴィーバック」とスープを食べる人が多く、ドイツの各家庭に常備食として置かれているといわれるほどです。
「ブラント」のプレーンタイプ「ツヴィーバック」は砂糖等がコーティングされていなく、素朴な味わいと軽い歯触りが長年の人気の秘密です。「ツヴィーバック」には箱入りのカッチリしたものから袋入りのミニタイプなど種類が多くあります。ミニタイプにはプレーン味の他、ココナッツ味やミューズリー入りのものがあり、1枚が小さいので食べやすく、お土産にするにも便利な大きさです。
ドイツでソーセージを食べて一緒に添えられるマスタードファンになる方も多いのではないでしょうか?ドイツのマスタードコーナーに行くと、歯磨き粉がなぜここに?と錯覚してしまいそうなチューブ入りのマスタードが並んでいます。
このチューブ入りのマスタードはドイツで初めて作られたもので、「トミー/THOMY」は1907年「フリッツ トミー シャート/Fritz THOMY-Schaad」氏によりテーブルマスタードを工業的に生産する目的で作られた会社です。1930年にはドイツ西部のノイスと南西部のカールスルーエの工場からチューブ入りマスタードの歴史が始まりました。
ドイツ語でマスタードは「ゼンフ/Senf」辛さの違いは「Scharfer(辛い)」、「Mittelscharfer(中辛)」、「Süßer(甘口)」となっていて、甘口は南ドイツの白ソーセージと合わせて食べますが、野菜につけても美味しいので食材とのいろいろなハーモニーを楽しんでみてくださいね。
お土産にする際にはくれぐれも「歯磨き粉でなくマスタード」と言ってお渡しくださいね。
日本でもおなじみ、乾燥スープで有名な「クノール/Knorr」ですが、1838年にドイツ南西部ハイブロンで「カール ハインリッヒ クノール/Carl Heinrich Knorr」氏が創設した会社なんです。1907年にスイスのタインゲンに工場を移し、世界で初めての乾燥スープの生産を開始しました。現在日本ではカップスープが主流ですが、ドイツでは鍋で調理するタイプが主流です。
ドイツらしい味といえばキノコ/Pilzやシュパーゲル/Spargel(白アスパラガス)などを試してみてはどうでしょう。他にもトマトやポテトなど美味しそうなパッケージを見比べながらじっくり選んでくださいね。
お茶売場にはフルーツティ、ハーブティーが色とりどりのパッケージで並んでいます。ミント、カモミール、アップル、ベリーなどの香りがいいお茶から、身体によさそうなマルチビタミン、よく眠れるお茶や胃腸に優しいお茶など盛りだくさんです。カフェインゼロで人気があるルイボスティーもプレーンなものからバニラやオレンジの香りがする物もあるんです。
「ティーカンネ/TEEKANNE」は「ティーポット」の意味で会社のマークもティーポットになっています。1888年にドレスデンで創業した会社は1928年に世界初のティーバッグ自動包装機を開発しました。現在本社は西部デュッセルドルフにあり、世界50か国以上で販売されているお茶はとても人気があります。
「メスマー/Meßmer」は1852年に南西部バーデン-バーデンでお茶を含むデリカテッセンの店として「エドアルド メスマー/Eduard Meßmer」氏が開業しました。1884年には当時の皇帝ヴィルヘルム1世の御用達業者に任命された程、紅茶の美味しさが評判となった会社です。
両社のお茶は日本でも取扱があるほど有名ですが、本場ドイツの種類の多さについつい買い過ぎてしまいそうですね。
旅行先では、やはりその国独自の物を買って帰りたくなるものではないでしょうか?今回ご紹介した商品は日本でも知られているブランドの物もありますが、ドイツ発の歴史や味にこだわって選んでみました。また価格も1ユーロから3ユーロぐらいで買えるのでまとめ買いにも最適です。お土産にされる際には是非ブランド逸話など盛り込んで渡してみてくださいね。
なお、ドイツの小売店は法律で日曜・祝日はお休みなので営業日に注意してください。しかし通常日は朝7時から夜9時、10時まで開いている店も多いので、観光した後に買い物に行くのも可能です。買い物袋は有料なのでまとめ買いをする時は、大きい買い物袋を忘れないように持って行ってくださいね。
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(2024/9/16更新)
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