写真:月宮 うさ
地図を見る江戸屋山道は、礼文島最北端「スコトン岬」と「ゴロタ岬」の間にある道。トレッキング「岬めぐりコース」の一部でもあります。
※トレッキングコースの詳細は記事下のMEMO内礼文島観光協会ホームページをご参照ください。
山道といっても写真のように立派に舗装されており、足元を気にせず気軽に歩くことができるので、どなたにもオススメ。ここでは、島北部の景色を見渡すことができます。
アクセスは、スコトン岬行きのバスに乗り、バス停「江戸屋」で下車。降りた先に"江戸屋山道入口の"看板が立っています。ここからスコトン岬までは、歩いて1時間ほどで到着します。
写真:月宮 うさ
地図を見る江戸屋山道の途中「トド島展望台」は、礼文島観光の必見スポット。展望台からは、最果ての無人島"トド島"を見渡すことができます。
トド島はその名の通り海獣"トド"が訪れる島。かつてはトド漁が行われており、人が住んでいた時代もあります。現在は無人で、花々と海鳥・海獣の楽園です。
写真:月宮 うさ
地図を見る展望台からはトド島以外にも、数々の礼文島を代表するスポットを見渡すことができます。スコトン岬・ゴロタ岬・金田ノ岬、船泊湾、晴れて視界の良い日には、お隣の利尻島のシンボル利尻富士(利尻山)や、遠くにロシア領のモネロン島やサハリンが見えることも。
写真は、NHKの旅番組でも取り上げられたことのある最北端の集落「鮑古丹(あわびこたん)」の風景です。
写真:月宮 うさ
地図を見るトド島展望台には、歴史を今に伝える「銭屋五兵衛貿易の地」と書かれた1つの石碑が立っています。今から約160年前、礼文島を拠点にロシアと密貿易の傍ら"キンツバ焼"を始めた、江戸時代後期の加賀の商人"銭屋五兵衛(ぜにやごへえ)"をしのんで建立された記念碑です。
五兵衛はこの地が"江戸屋"と呼ばれる由来にも関係しており、キンツバ焼が江戸仕込であったことから屋号を"江戸屋"にしたと伝えられています。また、一説には"遠藤屋"と言う暖簾をかけたことから「エンドヤ」と呼ばれるようになったともいわれています。
写真:月宮 うさ
地図を見るトレッキングコースの一部になっている江戸屋山道ですが、しっかりと舗装されており、車で通り抜けることも可能。観光バスも通れるくらいの道幅がありますので、慣れない土地での運転でも安心して車を走らせることができます。
車窓からの風景は必見。途中「トド島展望台」では、ぜひとも下車をして礼文島北部の眺望を楽しんでくださいね!トレッキング中の歩行者に気をつけて安全運転でステキなドライブを。
「江戸屋山道」は車で訪れることもできるため、体力に合わせて歩く距離を選択することができます。少しの時間でもよいので、ぜひ島を歩いてみましょう。
心地よい風と美しい景色、そしてゆるやかに流れる時間が心を癒してくれます。
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(2024/9/18更新)
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