写真:村井 マヤ
地図を見る今回ご紹介する「杜の湯 ゆふいん泰葉」のある鳥越地区は、金鱗湖から車で約10分くらいの湯布院の町を見下ろすことのできる高台に位置します。湯布院では、レンタサイクルなどの利用もできるので、自転車で遠出される方もいますが、鳥越地区は少々難所かも知れません。なだらかとはいい難い坂道ですので、かなりの体力が必要。ただし電動自転車なら、ちょっと頑張ったら行けるかも。ただ、体力に自信のない方には、タクシーか自家用車をおススメします。
「鳥越地区」は素敵なスポットですので、のんびり散策されてから「杜の湯 ゆふいん泰葉」のトロトロしっとりの温泉を楽しんでほしいもの。標高約500メートルの緑豊かな静かな場所に今回ご紹介の宿はあります。
湯布院のにぎやかな界隈からはちょっと離れていますが、温泉らしい風情を楽しむなら、おススメの宿です。湯布院の市街地で唯一湯けむりが立ち上っているのは、この地区だけ。湯布院の町からも、立ち上る湯けむりを見ることができますよ。
写真は、洗練されたロビーの様子。円形の大きな暖炉があり、それがまた素敵なんですよ。お風呂上りにしっとり腰かけてみましょう。
写真:村井 マヤ
地図を見る立ち寄り湯をご利用になったり、宿の離れへ行くには、趣のある回廊を通ります。黒塗りの壁、回廊、湯けむりが温泉への期待感を膨らませてくれます。
立ち寄り湯として「杜の湯 ゆふいん泰葉」に来られた場合、時間帯によっては「小浴場」または貸切家族風呂のみのご利用になります。予約の必要性はありませんが、混雑が予想される時期には、電話で確認してから出かけると時間も無駄にならないでしょう。
立ち寄り湯もできる宿ですが、至福の温泉はやはり宿泊者のみ味わえる露天風呂付大浴場(写真)でしょう。
趣たっぷりの風情あふれる温泉で、「化粧水いらず」を実感しませんか?また、神秘の青湯も時間が経ないと見ることができませんので、宿泊者の方がよりチャンスがありますよね。
「杜の湯 ゆふいん泰葉」の温泉は、炭酸水素塩泉ですが、美肌に有効といわれるメタケイ酸は567mgで、ツルツル湯の証である炭酸イオンも99.6mgととても豊富なんですよ。この湯に入って、お肌のすべすべ感を実感してほしいものです。素晴らしい露天風呂付大浴場を楽しみたいなら、ぜひ宿泊してみて!
ちなみにこの珍しい青湯は、どうやってできているのでしょう。こちらの宿では、自噴する98.7度という高温度の温泉を、夜のうちにタンクに貯めて適温にし、それを湯舟に流し込みます。湧出時は透明ですが、湯舟に流される際に空気に触れて酸化し、時間とともに美しい青色へと変化するのです。
写真:村井 マヤ
地図を見る貸切家族風呂の入口は、まるで一軒家のような雰囲気。フロントでカギを渡されますので、指定の番号のお部屋へ。
先ほど紹介した、湯けむりを横目に回廊を歩いて行かれますと、こんな素敵な家族風呂が並んでいます。貸切家族風呂は、7つあり、山側か川側で1室のお値段が違っています。また、貸切風呂の入浴時間は50分になっています。詳細は、下記MEMOご覧くださいね。
貸切風呂に行く途中に、食事処や宿の離れなども点在していて、貸切風呂専用の入口も別にあったりして素敵ですよ。途中「小さなお風呂」と名付けられた小浴場も立ち寄り湯できますが、時間帯や混雑具合によっては利用できないこともありますので、ご注意を!
写真:村井 マヤ
地図を見る写真は、山側の1室2000円の貸切露天風呂です。手前に脱衣所、洗面所があります。一番リーズナブルなタイプですが、2人なら十分な広さです。こちらの湯は、少々温度が高めになっていますので、湯もみ棒でかき混ぜてくださいね。
「杜の湯 ゆふいん泰葉」は、前述したとおり「青湯」が有名な温泉ですが、実は、この立ち寄り湯では「青湯」は体験できません。それでもトロトロのお湯には、変わりなし!化粧水いらずの湯で、お肌すべすべを実感しましょう。
鳥越地区やちょっと足を延ばして由布岳方面に向かうと、素晴らしい田園風景や森林など、のびのびとした景色が広がります。特にサイクリングをすると気持ちが良いので、サイクリストも訪れる場所です。もちろん、ドライブにも最適なスポット。
地図で見ると平坦な感じですが、意外に高い場所に「杜の湯 ゆふいん泰葉」はありますので、くれぐれもタイトなスケジュールは立てずに余裕のある旅の計画を!立ち寄り湯としても最高ですが、のんびり静かな時間を過ごすなら、やはりお宿に一泊して「神秘の青湯」も体験して欲しいものです。
湯布院の魅力は、金鱗湖周辺だけではないということにきっと気がつかれることでしょう・・。
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(2024/9/18更新)
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