写真:いしい ひい
地図を見るサンタクルーズはサンフランシスコから南に115キロ、太平洋に面した美しい町。年間を通して穏やかな気候に恵まれ、いつでも青空と美しいビーチを楽しむことができます。
サンタクルーズに来たなら、まずはビーチボードウオークを歩いてみましょう。海沿いにノスタルジックな雰囲気の遊園地が広がり、子供たちの歓声が尽きない場所です。
ボードウオークからサンタクルーズ埠頭に歩いていくと、新鮮なシーフードをはじめカジュアルなレストランがいっぱい!埠頭のベンチに腰掛けて、クラムチャウダーやフィシュ&チップスを頂きましょう。埠頭の下ではアザラシたちが大きく伸びをしながら、ゆったりとした時間を過ごしています。これがけっこうかわいい!
美しい砂浜でのんびり過ごす家族連れや、アクティブにビーチバレーをする若者など、楽しみ方はいろいろ。キラキラ輝く海を見ながら、開放感いっぱいのひとときを過ごすことができますよ!
写真:いしい ひい
地図を見る1年中サーファーの姿が見られるのも、サンタクルーズならでは。アメリカで初めてサーフィンが始まった場所でもあり、サーフィンなくしては語れません。
伝説のサーファーであるジャック・オニールは、冷たい海の中でも長時間、理想の波を待ち受けることができるよう、ウエットスーツを開発しました。サンタクルーズで誕生したオニール・ブランドは、今や全世界のサーファーたちに愛されています。
そんなサンタクルーズのサーフィンの歴史をより深く知るためには、サーフィンミュージアムをお訪ねください。サンタクルーズ埠頭から、海沿いにウエストクリフ・ドライブを歩くこと20分。かつては灯台だった建物を改造したミュージアムは、雄大な海を見下ろす絶好のロケーション!数々のサーフィンの伝説を語るミュージアム、とても興味深いですよ。
写真:いしい ひい
地図を見るそしてサンタクルーズで是非おススメしたい場所が、ナチュラルブリッジ州立ビーチ(Natural Bridges State Beach)。サーフィンミュージアムからさらにウエストクリフ・ドライブを3キロほど進むと、ビーチのすぐ沖に立つアーチ状の岩が見えます。荒々しい波を受けながらそびえ立つ岩の迫力、まさに自然が創り上げたダイナミックな景観!
かつては陸続きに3つのアーチが連なって、まさに「ナチュラルブリッジ」、岩が橋で繋がっているかのような景観でした。しかし20世紀初頭にいちばん外側にあったアーチが崩壊し、さらに1980年の嵐で内側のアーチがくずれ、陸側から切り離されたアーチがひとつだけ残りました。
そのアーチも年々波や風による浸食を受け、現在はこの天然の岩を守るため、登ったり近づいたりといった行為は禁止されています。
大自然が創り上げ、刻々に変化していく自然の芸術作品、あるがままに守っていきたいですね。
写真:いしい ひい
地図を見る人間の立ち入りは禁止ですが、岩の上はたくさんの鳥たちの住処。ペリカンやカモメ、オオアオサギなどの海鳥がどこからともなく現れ、にぎやかに鳴いています。
さらに砂浜の潮溜まりを観察していると、イソギンチャクやヒトデなどユニークな海の生き物たちも。
ナチュラルブリッジ州立ビーチに来たら、ゆっくりと自然を観察したくなることでしょう。
ビーチの細かな砂は歩いて心地よく、潮風を感じながら砂浜でピクニックなどするのもよいですね。天然の景観美の中で、ゆったりした時間をお過ごしください。
写真:いしい ひい
地図を見るナチュラルブリッジ州立ビーチの北側には草原が広がり、トレイルを歩きながら豊かな自然を感じることができます。
この草原を訪れるベストな時期は、10月から冬にかけて。北米大陸で渡り鳥のように渡りをするチョウとして知られるオオカバマダラ(Monarch Butterfly)が、この地に何万も集まってくるのです。トレイルの中の木立が、チョウチョの観察ポイント。木立を見上げると、オレンジと黒のバランスが美しいチョウチョがたくさん見つかるはず!
ビジターセンターもあるので、オオカバマダラに関する情報を聞くこともできます。
サンタクルーズは、キラキラと輝く海を見ながら、いつまでも過ごしていたくなる町。ナチュラルブリッジ州立ビーチも、サンタクルーズ埠頭も、それを結ぶ海沿いの道も、至るところに豊かな自然が広がっています。一年中美しいサンタクルーズの海へ、是非お越しください!
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(2024/9/9更新)
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