バンコクでカオマンガイと言えば、必ず名前の出る「ピンクのカオマンガイ」の正式名称はGo-Ang Kaomunkai Pratunam 。しかしながら、場所がプラトゥーナムにあるため、地元の人はラーン・ガイトーン・プラトゥーナム(プラトゥーナムの鶏肉食堂)と呼んでいます。更に「ピンクのカオマンガイ」として有名になった理由は、店員が全員ピンクのシャツを着ているから。
お店の場所はBTSのチットロム駅からラチャダムリ通りを北へ歩くこと約10分。スーパーマーケットのビッグCを通り過ぎ、運河の橋を渡ってペチャブリ通りとの交差点を右に曲がります。数軒ある食堂の中でピンクのシャツを着た店員が働く姿が目に止まれば、そこが目指すラーン・ガイトーン・プラトゥーナムです。もしタクシーで訪れる際は、運転手に「Raan Kaithong Pratunam」と伝えるとよいでしょう。
最初に目に飛び込んでくるのは、店頭に並ぶ茹で鶏の山!これが見るからに柔らかそうで食欲をそそります。このチキンが次々と人々の胃袋に収まっていくのだから、いやもう大したものです。
まずはオープンエアの食堂に入り、適当に空いている席に座ります。
行列がある場合、テイクアウトと店内用どちらの列に並んだらよいか確かめてみましょう。
カオマンガイのメニューはラージ60バーツ・レギュラー40バーツと至ってシンプル。店員さんは基本タイ語オンリーですが、「kaomunkai sixty」程度の英語であれば充分通じます。もしくはメニュー表の指差しでもOK。
有名になった途端、お値段を上げたり料理の質が下がったりするお店も少なくない中、このピンクのカオマンガイ屋はあくまでもローカル価格を貫いているのも人気の理由のひとつなのかも。
画像はレギュラー40バーツのカオマンガイ、注文後わずか2,3分で運ばれてきました。鶏のエキスが染み込んだライスの上にきれいに盛りつけられたフカフカの鶏肉。ツルッとした喉越しのチキンとふんわり柔らかく炊かれたライスのコラボ、素材の旨味が引き出されたシンプルで味わい深い逸品に言葉も出ません。
もちろん、これだけでも充分満足ですが、ガーリックと唐辛子が効いたパンチのあるソース(ナムチム)をかけて食べると、更に美味しさがアップするのでぜひお試しあれ!もしソースに入っている青唐辛子を食べて口の中が熱くなってしまった時は、これまた鶏のダシが効いた優しいお味のスープでほっと一息つきましょう。カオマンガイとタレとスープの絶妙なトリプルハーモニーをぜひ味わってみてください!
なお、レギューラーは量が少な目のため、しっかり食事をしたい方はラージを頼むか、チキン単品を追加で頼むことをお薦めします。
ピンクのカオマンガイ屋はローカルにも観光客にも大人気のゆえ、時間帯によっては行列ができていることもあります。でも、お店の回転が早いので案外すぐに順番が回ってきますから、諦めずに列に並んでみましょう。
営業時間は 5:30 から15:00 と17:00 から2:00。早朝から深夜までオープンしているのが嬉しいですね。その中でもお勧めは地元の人たちが朝食を済ませた後、午前9時以降からお昼前が穴場の時間帯です。日によっては14時頃だとチキンが完売することもあるのでご注意を。
また、朝は店舗の前にタイのスイーツ屋台が出ていて、ここで買う1つ15バーツのココナッツミルク味のぜんざいがこれまた絶品なのです。もしカオマンガイの後に甘いものが食べたくなったら、この屋台でほっとする甘さのタイスイーツを買ってみるのもお薦めです!
いかがでしたか?数あるバンコクのカオマンガイ屋の中でこれだけのクオリティを誇るお店はなかなかないと言う点ではこの「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」の実力は本物だと思います。早い・安い・旨いをすべて兼ね備えたピンクのカオマンガイ。場所もラチャダムリ駅からまっすぐ歩くだけなので、思ったよりも分かり易いはず。
また、万人受けするカオマンガイの優しい味付けは辛い物が苦手な方や、お子さんにもおすすめです!高級タイ料理も良いけれど、大サイズでも200円というコスパの良さと、女性でもペロっと食べてしまえるくらいの美味しさをバンコクでぜひ体験してみてください。
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