名物とんかつも!佐賀・祐徳稲荷神社は奥の院への参拝でご利益アップ

| 佐賀県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

名物とんかつも!佐賀・祐徳稲荷神社は奥の院への参拝でご利益アップ

名物とんかつも!佐賀・祐徳稲荷神社は奥の院への参拝でご利益アップ

更新日:2016/08/05 11:32

浦賀 太一郎のプロフィール写真 浦賀 太一郎 週末トラベラー

日本三大稲荷の一つに数えられる「祐徳稲荷神社」。豪華絢爛な社殿はメディアにも多数取り上げられ、知名度も急上昇中です。有明海に面した佐賀県鹿島市に鎮座し、衣食住を司る神様として、江戸時代から庶民の崇敬を受けています。
その豪華絢爛な社殿の背後にある「奥の院命婦社」は、行くのは大変だけど、稲荷大神へお願い事を取り次いでくれるという御利益があります。奥の院から望む有明海も絶景ですよ!

創建は江戸時代!京都から勧請された祐徳稲荷神社

創建は江戸時代!京都から勧請された祐徳稲荷神社

写真:浦賀 太一郎

地図を見る

時は江戸時代。佐賀藩の支藩である鹿島藩2万石の初代藩主・鍋島直朝の元へ京・花山院家より、萬子媛(まんこひめ)が嫁いできます。萬子媛は、京都御所内から分霊し、花山院邸内に祀られていた稲荷大神を古枝の地に勧請し、今の祐徳稲荷神社が創建されました。

祭神は倉稲魂神(うがのみたまのおおかみ)・大宮売神(おおみやのめのおおかみ)・猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)で、三神は稲荷大神と総称され、衣食住全般を司る神様であるとされています。「祐徳」とは、萬子媛の諡名「祐徳院」が由来で、生涯厳しい修行に励んだ萬子媛の霊験と共に、篤く信仰されてきました。

華麗な御本殿の背後に鎮座する奥の院を目指そう

華麗な御本殿の背後に鎮座する奥の院を目指そう

写真:浦賀 太一郎

地図を見る

不変性の象徴ともいえる、丹塗り(朱塗り)の社殿は、山腹に組み上げられた高楼建築で、その華麗さは「鎮西日光」と讃えられるほどです。御本殿に参拝し、さぁ門前町で食べ歩きでもしよう!と思うかもしれませんが、実は祐徳稲荷神社はこれだけで終わりではありません。ひっそりと存在する奥の院への参道を見付けたら、これは登るしかありません!

奥の院への参道は、最初こそ京都の伏見稲荷大社を彷彿とさせる色褪せた赤鳥居が連なり、傾斜は緩やかで思いのほか辛い道のりではありません。写真を撮ったり、見え隠れする境内を見下ろしたり、楽しく登ることができますが、次第に登り石段は急になり、コンクリートで整備されていた参道は姿を消し・・・。

「奥の院命婦社」で白狐さまに願いを取り次いでもらおう!

「奥の院命婦社」で白狐さまに願いを取り次いでもらおう!

写真:浦賀 太一郎

地図を見る

足腰の健康によりますが、本殿から奥の院までの道のりはおよそ250mで20〜30分程かかります。250mといってもほとんどは登り道。思いのほか遠く感じるはず。夏はもちろん、冬でも汗だくになること請合いなので、夏は水分補給を十分に、冬は汗冷えしないよう留意してください。

苦労の甲斐あって辿り着く「奥の院命婦(みょうぶ)社」。祀られているのは、稲荷大神の神令使(お使い)である白狐の霊。古くから、命婦(白狐)は稲荷大神の使いであり、命婦に稲荷大神への願いを取り次いでもらうという、「命婦信仰」が伝えられています。つまり、祐徳稲荷神社でお願いしたことを、命婦社でもお願いすることによって、祈願を確実に稲荷大神へと届けることができるのです。

ちなみに、奥の院へ向かう参道の途中にも命婦社が鎮座していますが、こちらの社殿は元々は本殿の社殿で、その後移築されたものであり、美しい彫刻など、江戸時代の神社建築の特徴を残しており、佐賀県重要文化財に指定されています。

有明海を望む絶景!奥の院から鹿島の町を一望

有明海を望む絶景!奥の院から鹿島の町を一望

写真:浦賀 太一郎

地図を見る

命婦社で稲荷大神へ願いを取り次いでもらったら、奥の院からの景色も忘れずに眺めましょう。展望所には長椅子も用意されているので、一休みしながら眼下の山あいに続いている門前の町並みと、海沿いに開けた鹿島の町、そして有明海一望の絶景を満喫しましょう。
降りは、来た道ではなく、展望所の脇にある降りの参道があります。崖の脇を通る道なので、天気が悪いときは少し注意が必要です。歩きスマホは厳禁ですよ!

近隣のグルメは?門前町散策と、「茂かつ」の名物とんかつ定食

近隣のグルメは?門前町散策と、「茂かつ」の名物とんかつ定食

写真:浦賀 太一郎

地図を見る

奥の院命婦社までしっかり参拝したら、門前町を散策しましょう。門前商店街では、様々な企画が催されています。例えば「一店逸品」は、それぞれのお店が自慢の逸品を決めて売り出す企画で、郷土玩具の「のごみ人形」や地酒、ちゃんぽんに天ぷらうどん、お宝まんじゅうに開運干支せんべいなどなど、お土産もグルメも、色とりどりの逸品がお店に並びます。

もうひとつ、鹿島市内でおすすめしたいグルメが「茂かつ」の名物「とんかつ定食」。平成元年創業の茂かつは、中近東を中心に調理師をしていたご主人が、結婚を機に帰国し、とんかつ屋の無かった鹿島市に開業。世界の実戦で腕を磨いたご主人のとんかつ定食は、整然と並ぶジューシーな国産豚のとんかつに、あっさりとした、さらさらのソースが掛けられています。ご飯との相性も抜群!ご飯はおかわり一杯無料で嬉しいかぎり。
「おろしかつ定食」は、大根おろしとカイワレ大根がカツを覆い隠さんばかりに盛られ、特製ポン酢で頂けば、さわやかな酸味が食欲をそそります。

茂かつの人気は、SNSの普及していない時代からクチコミで広がり、評判を聞き、県外から訪れる人も多いそう。開業当時からのファンのリピート率も高く、その人気は地に足の着いた実力に裏打ちされているんです!
祐徳稲荷神社からは少し離れてしまいますが、祐徳稲荷神社同様に、わざわざ足を運ぶだけの価値はありますよ!

祐徳稲荷神社は奥の院への参拝が運気アップの鍵!

お稲荷さん、と一口に言っても、日本には30000社もの稲荷神社があるそうです。祐徳稲荷神社は、その中でも日本三大稲荷に数えられる有数の、お稲荷さん。
参拝の際は、御本殿で稲荷大神さまへお願いすることはもちろん、奥の院命婦社の白狐さまへもお願いの取次ぎをしてもらうことが、祈願達成の近道なのです。
では皆さん、がばい(とっても)楽しい佐賀の旅路をどうぞ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/02 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -