赤い看板が目立つ「厚得福」は、漢神百貨の裏側、自強夜市近くの自強三路にあります。2004年にできた「厚得福」は現在まで十年以上にわたって高雄地元の人に愛されている庶民的なお店。夜でも昼でも食事時になると外にあふれるほどの人だかりとなります。シェフの羅さんは、十三歳の時からこの道に入り、四十年もの経歴があるベテランです。
「厚得福」で地元の高雄人おススメの小籠包が「鮮蝦湯包」。六つ入って80元というリーズナブルなお値段もさることながら、その味も格別!ラードでまぜた具に新鮮なエビが入った「小籠包」は、蒸かしたての薄皮の中に、スープがたっぷり入っています。生姜とお酢をかけると更においしさが引き立ちますよ。
このほかにもベテランシェフが作る「紅油抄手(四川風ワンタン)」「牛肉捲餅(牛肉ロール)」「芙蓉西施捲(玉子豆腐の包み揚げ)」「甜烙餅(中華パイ生地スナック)」が特におススメです。注文方法はメニューの伝票に記入してお店の方に渡すスタイルです。
「厚得福」では、昔ながらの高雄の飲み物、紅茶と豆乳が一緒になった「紅茶豆漿」がセルフサービスで無料でいただけるので是非飲んでみてくださいね。
ちょっと高級な小籠包が味わえるのが「龍袍湯包」。清朝の皇帝衣装を思わせる飾りと一面黄色の入り口が豪華です。中央公園の新堀江ショッピングエリア、大立百貨、漢神百貨にも近い「龍袍湯包」は、漢神百貨の入り口を背にして右斜め前の細い通りに面しています。日本人のお客さんも多いこちらのレストランでは、日本語のメニューもあるので、中国語ができなくてもオーダー可能です。
「龍袍湯包」の特徴は、小籠包とシューマイの種類が豊富なところです。その数合わせて11種類。しかも5個入りか10個入りかが選べるので、少人数でも小食な方でもいろいろな種類を楽しむことができます。写真の店名にもなっているスタンダードな「龍袍湯包(5個100元、10個200元)」から「蟹肉湯包(かに味噌小籠包/5個150元、10個300元)」「魚子湯包(カラスミ小籠包/5個200元、10個400元)」などの高級「小籠包」などまであるので、豪華な小籠包を楽しむことができますよ。
「小籠包」に合わせて「酸辣湯(サンラータン)80元」もオーダーしてみてください。「龍袍湯包」の「酸辣湯」はあまり酸っぱくも辛くもない癖のない味なので、酸っぱさや辛さが苦手な方も是非チャレンジを!
デザートには、甘い小籠包の「芝麻小包(5個90元/10個180元)」がおススメ。ゴマがぎっしり詰まった「これぞゴマ!」という感じの「小籠包」です。
本当に庶民的な薄皮小籠包が食べたい方は、地元在住者がおススメする「東来順湯包」へ。高雄市政府、寒軒大飯店近くの四維路にあります。「東来順湯包」は、冷房がなく、半屋台のような本当に庶民的な店構え。
薄皮小籠包の「鮮肉湯包」は8個で70元と格安!なのにその味は有名店にも負けていない!と高雄在住者の中で話題の小籠包なんです。スープたっぷりの「鮮肉湯包」は、一人8個食べれば大満足の味と量です。
そして、二人で一つでもいい位の量の「酸辣湯(サンラータン)も40元、「牛肉捲餅(牛肉ロール)」も70元と小籠包以外のメニューも格安なので、たくさんオーダーしてもお財布にもやさしいお店です。
しかも店内では「小米粥」(アワのお粥)がなんと無料!でいただけるんです。やさしい味で、栄養価が高く消化吸収に優れていると言われる「小米粥」も合わせて味わってみてくださいね!
今回は台湾・高雄でおススメの「薄皮小籠包」のお店を三つセレクトしてご紹介しました。小籠包の有名店もいいけど、地元の人がいくお店に行きたい、という方に是非味わっていただきたい小籠包のお店。きっとお気に入りが見つかるはずです。
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(2023/12/5更新)
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