写真:麦吉 ぼに
地図を見る安佐動物公園は、広島市北部の山あいにある動物園。周囲に山々の緑が広がり、のびのびと開放的な雰囲気です。
写真はサバンナ・アフリカゾーンの草むらにのーんびり座るキリン。キリンは敵に襲われても逃げられるように、寝る時も立っている動物だそうですが、こちらのキリンは安心しているのか、悠々と座って風に吹かれる姿が見られます。
このキリンたちもマンガに登場していて、楽しいエピソードがたくさんあります。
写真:麦吉 ぼに
地図を見るマンガを描く飼育員さんは、ただ今トラやヒョウの飼育を担当しているらしく、肉食動物コーナーにこんなマンガが掲示されています。(2016年現在)
題して「ヒョウ柄マダム」。・・確かにリアルファーのヒョウ柄ですが・・。
マンガは8コマのお話が数点、だいたい半年更新の連載です。飼育員さんの忙しい日常のかたわら描かれるマンガは、表からは見られない動物たちのエピソードが満載で笑えます。そして笑った後に動物&飼育員さんを見ると‥、もう他人とは思えない!
写真:麦吉 ぼに
地図を見るかなり美人のヒョウ柄マダムですが、「しーく員」さんの内部告発(?)によると、隙あらば「しーく員」さんにちょっかいを出し、怪しい飛沫を浴びせようとするご無体なマダムだという話。
見物客の前では優雅に寝そべっているヒョウが、バックヤードで「しーく員」さんと熾烈なバトルを繰り広げていると思うと、マダムの取り澄ました横顔をニマニマと見てしまいます。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る「しーく員」こと飼育員の「みなみがたのぶよし」さんが描いた動物マンガは、園内にある動物科学館の図書コーナーで全作品読むことができます。それだけでなくこのマンガ、単行本にもなっています(公益財団法人広島みどり生きもの協会発行)。なにせ半年更新の連載ですから、この3冊の中には、1995年から20年以上にわたる動物たちのドラマが詰まっています。
『ヒヒ通(ヒヒ山通信)』¥950
『キリマンじゃろ(キリンのマンガじゃろ?)』¥1000
『キリマンじゃろのつづき』¥1000
と出ている中で、『キリマンじゃろ』は2014年に「広島本大賞」その他部門を受賞しました!
マンガは園内の売店で買えます。買って帰ると、動物園のいいお土産になります。来園前に読むと動物園をまわるのが2倍楽しくなります。メールで動物園へ申し込みをすれば代引きで通信販売してくれるので、動物園大好き!という方は先にマンガを取り寄せて、読み込んでから来園するのがオススメ。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る安佐動物公園にはヒヒ山があります。「サル山」じゃなくて「ヒヒ山」。飼われているのはアヌビスヒヒという岩山などに住むヒヒ。ニホンザルより身体が大きく迫力があります。
このヒヒ山には、ガラス越しにヒヒと綱引きのできるコーナーがあります。人間が持った綱をヒヒが引くと、ごほうびに大豆が出る仕組み。ヒヒのご機嫌次第で相手をしてくれない時もありますが、人生でヒヒと綱引きする機会などまずないので、トライする価値アリです。
安佐動物公園では、ライオンやキリンのえさやり、夏のナイトサファリなど、大人も子どもも楽しめる魅力のイベントもいっぱいです。繁殖に力を入れているので、シマウマやキリン、マンドリルなど、さまざまな動物の赤ちゃんが見られてなごみます。
広島へ旅行する時は、安佐動物公園にも足を運んでみてください。
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(2024/4/18更新)
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