写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る氷花餃子は、津市内に2店舗を構える中国料理店。高野尾店は駅から遠いので車でのアクセスになりますが、津新町店であれば最寄りの津新町駅から徒歩6〜7分なので電車での旅行でも立ち寄ることができます。
氷花餃子で使われている食材は地産地消で、米は三重県産コシヒカリ、野菜も三重県産が中心、肉は松阪牛販売で地元では有名な朝日屋です。さらに小麦まで国産で、餃子の皮をはじめとした点心類や麺類も手作りなのだそう。国産小麦で手作りしている中国料理店は、全国でも珍しいのではないでしょうか。休日のランチタイムには満席になるほどの人気店です。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る津ぎょうざは、1985年ごろから津市の小学校の給食として親しまれているメニュー。給食作りの手間を考えると小さな餃子、焼き餃子ともに難しいという理由で、大きな揚げ餃子が誕生しました。長らく給食限定の人気メニューだったのですが、2008年からお祭りなどのイベントでも提供されるようになり、2015年のB-1グランプリin十和田ではブロンズグランプリ(3位)も受賞。いまでは人気のご当地グルメに成長しています。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る知名度と人気が高まる一方、給食発祥ということもあってか津ぎょうざに対しては「大きいだけだろ?」という懐疑的な声もときどき聞こえます。そんな半信半疑の方はぜひこの氷花餃子の津ぎょうざを食べてみてください。
手作りの大きな皮に隙間なくみっちりと詰められた餡、手作業とは思えない整然としたヒダ。そしてサクサクに揚げられたアツアツをひとくちかじると、ほんのりと八角が香ります。B級の味を想像していると、いい意味で裏切られます。津ぎょうざは1個280円。1個でかなりお腹が膨れるので、注文個数は慎重に検討しましょう。
※価格は2016年8月現在
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るところで、氷花餃子という店名も気になるところですね。氷花というのは雪の結晶ことで、氷花餃子は薄いパリパリの羽根が全面に広がった美しい餃子。清の時代の「満漢全席」という豪勢な宮廷料理として供されたという逸話もあるほどの由緒ある餃子なのです。
しかも、美しいだけの餃子ではありません。羽根は薄いものの餃子の皮はやや厚めでもっちりしており、具は小籠包かと思うほどに肉汁たっぷりでジューシー。焼きたてを気軽にかじると口の中をやけどしてしまうので注意してください。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る氷花餃子には、パンダの顔をしたかわいらしい肉まんがあります。いかにも子ども向けな見た目ですが、ひとくち食べると皮のフカフカぶりに驚き!大げさではなく、いままでこんなおいしい肉まんの皮を食べたことがあっただろうか、と思うほどです。肉まんの皮だけを蒸した「花巻」という点心もあるのですが、なにもつけずに皮だけ食べても絶品です。
さて、今回は餃子と点心を中心に紹介しましたが、氷花餃子にはお得なランチセットもあります。麺類も自家製でおいしいので、ランチタイムなら食べたいアラカルト料理と上手く組み合わせることでリーズナブルに食べられるのでおすすめです。
また、種類は少ないですが「宮の雪」など三重県の地酒もあります。お料理と一緒に味わえば三重県の豊かな食文化をより満喫することができますので、お酒好きの方はお見逃しなく!
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(2024/10/5更新)
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