更新日:2016/08/09 18:01
写真:野山 苺摘
地図を見る青森県の八戸駅から無料送迎バスで40分ほどの場所にある「星野リゾート 青森屋」は、約22万坪の広大な敷地の中にあるくつろぎの場所。青森屋の公園には有形文化財に指定された「旧渋沢邸」もあります。
公園に建つ古民家「南部曲屋」は、馬産地ならではの馬屋と母屋が一体化した南部地域独特の建物で、外観を眺めているだけで心が和みそうな趣き。都会の喧騒を忘れて、ゆっくりのんびりと休日を過ごすことができる空間です。
写真:野山 苺摘
地図を見る古民家の中に入ってみると、太い梁や囲炉裏端などがあり、昔ながらの生活空間を体験することができます。そしてこの場所では、特別朝食「古民家の田舎ご膳」や、青森の食文化を味わえる夕食「七子八珍会席」を味わうこともできるのです。
写真:野山 苺摘
地図を見る朝の南部曲屋では、囲炉裏に掛けられた「しじみ汁鍋」や、青森の郷土料理「味噌
貝焼き」が登場。1泊2食付きの宿泊プランで予約している場合、プラス1080円で食べることができるオプション朝食です。時間は7時から11時までの間で好きな時間を選択することができ、時間帯によってはホテルのフロントから車での送迎もあります。
古民家の田舎ご膳のスタートは目覚めのジュースから。日によって変わりますが、りんご・トマト・小松菜を組み合わせた緑色のヘルシーなジュースが提供されます。その後、帆立味噌貝焼きに火が灯され、ぐつぐつ煮立ってきたら真ん中にある卵を全体に絡めて頂きます!
ご飯は炊き立ての土鍋ご飯が登場し、味噌汁は驚くほど大きな蜆貝がたっぷり!!さらに沢山のおかずが2段の重にいっぱいつまっています。最後には風景画のように美しく盛り付けられた和菓子とフルーツの盛り合わせまで!青森の郷土料理を味わい尽くせる本当に特別な朝食です。
写真:野山 苺摘
地図を見る公園は歩いて散歩するだけでなく、馬車にのって巡ることも!8月31日までの夏の期間限定で、氷で冷えた果実を堪能しながら馬車の旅が満喫できる「冷っこい果実馬車」が開催中です。9時から30分おきに1日4回の開催で、公園内を20分で1周します。
※乗車料金は大人1200円・小学生1000円・幼児700円
馬車は夏以外の季節も、その時期ならではの装いで公園散策ができるようになっています。公園内にある牧場では馬とのふれあいも楽しめます。2頭の馬の優しい表情に癒される人も多いよう。
写真:野山 苺摘
地図を見る青森屋での食の楽しみはもちろん朝食だけではなく夕食も!本館1階の「ヨッテマレ酒場」では19時から22時までの間、ほたて釣りを体験することができるのです。1回5分で料金は1080円。釣ったほたてはその場で貝焼きに!もし1つも釣れなかった場合は、サービスで3枚ほたてを頂くことができます。
この他に、「のれそれ食堂」ではかっちゃのぬくもりご飯(青森弁で「お母さんのぬくもりご飯」)をコンセプトとしたバイキングが楽しめ、イカの旨みをまるごと味わうことができる「かっちゃのイカ焼き」などを、お腹いっぱい堪能できます。
南部曲屋では夕食を頂くことも可能。青森の人々に昔から伝わる海の幸15品「七子八珍」をとり入れた「七子八珍会席」を味わうことができます。「七子八珍」とは、〈七つの子〉このこ・たこのこ・ほたてのこ・すじこ・ましらこ・ぶりこ・たらこ、〈八つの珍味〉くりがに・がさえび(しゃこ)・なまこ・うに・ふじつぼ・しらうお・さめ・ほや。青森県は三方が海に囲まれているので魚介類が豊富なのです。
青森の自然の風景を眺めながら、ぜひ海の幸と日本酒を堪能してはいかがでしょうか。
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この記事を書いたナビゲーター
野山 苺摘
冒険すること・新しいことにトライすることが大好き!海外は今までに20か国以上訪れたことがあり、国内も日帰りバスツアーやミステリーツアーなどのプチ旅行をはじめ、毎月必ずどこかを旅しています。特に得意なジ…
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