写真:木村 優光
地図を見るイタリア山庭園には代表的な洋館が二つありますが、その中でも最初に紹介する西洋館は「外交官の家」。園内の南西側に位置し、目の前には綺麗な庭園が併設されています。庭園の花壇には四季折々の花が咲き乱れ、訪問する人を和ませてくれます。
外交官の家は1910年に建築された木造二階建ての西洋館で、非常に趣のある外観から国の重要文化財に指定されています。1階には食堂と客室があり、建物つながりの東側にはカフェが併設されていて、庭園風景を眺めながらお茶を楽しむことができます。
2階には客室や書斎があり、1階の食堂や客室とともに一般公開されています。実際に外交官の家へ入ってみると、大正ロマンを感じることができる空間であり、当時へタイムスリップしたかのよう!その姿には圧巻です!
写真:木村 優光
地図を見るイタリア山庭園の東側にある「ブラフ18番館」は、その城壁と緑色の窓枠、そしてフランス瓦が非常にユニークな西洋館で、1991年までは実際にカトリック山手教会の司祭館として使用されていました。
イタリア山庭園に移設されたのは1993年。「外交官の家」とともに一般公開されており、実際に中に入ってみると、外国人住宅の暮らしぶりが再現されていて、非常に貴重な空間を拝見することができます。
なお、ブラフ18番館の西側には付属棟があり、こちらでは貸しスペースとして、壁画や写真などのギャラリースペースとして利用することができます。ブラフ18番館を囲む庭園もきれいに整備されていて、四季折々の花が咲く様子は格好の被写体となっています。
写真:木村 優光
地図を見る外交官の家の東側にはカフェも併設されていますが、天気の良い日はテラス席の利用も可能で、みなとみらい方面の風景を見ながらのカフェは、非常に優雅なひと時を味わうことができるでしょう。
こちらのカフェは「ブラフガーデンカフェ」といい、定番のコーヒーからソフトドリンクなどを取りそろえており、もちろんスイーツも様々な種類があります。アルコールも数点取り揃えています。
山手西洋館街を散策した疲れを、こちらのカフェで癒すのもよいでしょう。さらにはJR根岸線石川町駅から坂道を上ること5分で到着してしまうため、カフェだけの訪問としても大変オススメします。
写真:木村 優光
地図を見る山手イタリア山庭園は、閉館時間が17時ということで、庭園から見えるみなとみらい方面の夜景を見るにはなかなかタイトと思われがちですが、日没時間が早い冬至周辺の日時ですと、みなとみらい方面の眺望が夜景になる手前くらいまで見ることができます。
外交官の家の北側にある庭園の最北端からみなとみらい方面の夜景を見ることができるのですが、空の色がまだ淡いブルーが残り、非常に素晴らしい眺めを見ることができます。
特に印象的なものとしては、真下から石川町駅に滑り込むJR根岸線の電車が、背景の夜景にインパクトを与えてくれます。そして聞こえる音も夜景をさらに魅力的に見せてくれます。根岸線の走る音や目の前の首都高を走る音など・・・。夜景観賞は短い時間のみですが、冬至付近に訪問して、貴重な眺めを実感してみよう!
山手イタリア山庭園の周辺は洋館が非常に多く、中には一般公開されている洋館も!西洋風の街並みはイタリア山庭園から東側の港の見える丘公園まで続いていて、見ごたえ十分!洋館をゆっくり観光していけば、1日楽しむことができます。また洋館の中にはライトアップされたものも!夜間は洋館の中へ立ち入ることはできませんが、外観だけであれば昼夜問わず楽しむことができます。横浜観光の際にはぜひとも立ち寄ってみよう!
なお、周辺は横浜の観光スポットが非常に多いエリアですので、合わせて様々な観光スポットを訪問してみよう!
利用料金:無料/利用時間:9:30〜17:00(夏季は〜18:00)
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(2023/11/30更新)
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