写真:下川 尚子
地図を見る日本百景にも選ばれている江の島は、半日もあれば見どころを巡りながら一周できるほどの小さな島。古くから信仰の対象となっており、その中心には日本三大弁財天のひとつ「江島神社」があります。
「江の島灯籠2020」の開催は、7/23(木・祝)〜8/31(月)。この期間、江島神社の参道や、江の島のシンボル・展望灯台「江の島シーキャンドル」周辺など島内各所に灯籠が飾られ、境内ではライトアップが行われます。点灯の時間は18時から。夜のとばりが下り、灯籠の光が浮かび上がってくれば、幻想的なイベントの始まりです。
写真:下川 尚子
地図を見る各所を彩る灯籠は、江の島の伝説「天女と五頭龍」がモチーフとなったものや、独特の模様の切り絵など様々。サイズも色合いもそれぞれの、個性豊かな灯籠を観察しながら歩くのも楽しい時間です。
写真:下川 尚子
地図を見る展望灯台「江の島シーキャンドル」を含む「江の島サムエル・コッキング苑」には多くの灯籠が飾られていますので、こちらへはぜひ入苑を。やわらかな光を放つ灯籠の向こうに、輝くシーキャンドルの姿。「江の島の夜」を感じられる光景を楽しみましょう。
写真:下川 尚子
地図を見るまた、苑内には江の島の伝説を語る影絵灯籠も設置されており、見どころのひとつとなっています。10枚の影絵で江の島の伝説を表した灯籠は、まさに絵巻物のような美しさ。ぜひ立ち寄ってみてください。
写真:下川 尚子
地図を見る江の島サムエル・コッキング苑を出たらもう少し散策を。江の島の地形は、島全体が二つの山の連なった形になっており、江の島シーキャンドル周辺は最も高い「頂上」。そして、その先には江島神社(奥津宮)や江の島岩屋などさらに見どころが続きます。
江の島灯籠では、江の島の最奥にある江の島岩屋近くまで灯籠が置かれていますので、体力に余裕のある方はぜひそこまで歩いてみましょう。なお、夜とはいえ暑い夏。体力を上手にセーブしながら歩くには「江の島エスカー」を使うことをオススメします。
※江の島エスカー:江の島に設置された屋外のエスカレーター。4基のエスカレーターを乗り継ぐことで頂上まで負担なく行くことができます。
写真:下川 尚子
地図を見る江の島灯籠2020の期間中には、さまざまな催しが同時に開催されます。写真は「江の島サムエル・コッキング苑」の「江の島かげ絵ひろば」。昔ながらのかげ絵遊びが体感できる空間は、どこかノスタルジックな雰囲気。
※例年実施されている影絵の上映、および同時開催されている龍口寺の「龍の口 竹灯籠」など、一部イベントは2020年は中止となります。
写真:下川 尚子
地図を見るプランニングのコツについてもご紹介しましょう。江の島は夕日の名所としても有名ですので、おすすめは夕方から訪れて、サンセットを楽しんだ後に「江の島灯籠」を満喫するプラン。島内のさまざまな場所から夕日が美しく見えますが、代表的なスポットは「江の島大橋」「江の島シーキャンドル」「稚児ヶ淵」など。写真は稚児ヶ淵からの夕景です。
壮大なサンセットを眺めた後、幻想的な「江の島灯籠」を楽しめば、きっと江の島の魅力を二倍、三倍に感じられるはずです。
動画:下川 尚子
最後に、江の島灯籠の魅力を動画でもご紹介します。人気スポットのため常に混雑している江の島ですが、夕方以降はぐっと人も減り、比較的のびのびと散策を楽しめます。ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょう。
なお、ここでご紹介した見どころを巡るには、お得なセット券を使うのがおすすめ。「江の島サムエル・コッキング苑」「江の島シーキャンドル」入場券にエスカーの利用券が付いた「展望灯台セット券」や、上記施設に「江の島岩屋」にも入れる「江の島1dayパスポート(eno=pass)」、さらには「江ノ電乗り放題」がついた13時からの切符「鎌倉・江の島アフタヌーンパス」などもあります。
ご自身のプランにぴったりなものを見つけて、お得に江の島をお楽しみください!
湘南の人気スポット・江の島。島の中心には「江島神社」があり、古くから信仰されてきた場所です。江の島灯籠はそんな江の島の神秘性を感じられる夜のライトアップイベント。
夕日の名所でもありますので、ぜひ夕方から訪れて、趣のある夏の夜をお過ごしください。
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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