写真:乾口 達司
地図を見る郷土料理といえば、その地ならではの食文化を表したお料理のこと。郷土料理を通して、その土地の風土や文化を学ぶのに格好の題材であるといえるでしょう。しかし、その希少性ゆえにどこのお店でも食べられるものではない上、原価も高く、庶民にはなかなか手が届かないのではないか。そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな敷居の高さをイメージさせる郷土料理を安く提供してくれる居酒屋があります。「酔鯨亭」(すいげいてい)です。酔鯨亭は高知を代表する名所旧跡「はりまや橋」から徒歩5分程度のところにあり、土地勘のない観光客でもはりまや橋見物のついでに気軽に訪れることが出来ます。
もちろん、お料理やお酒は絶品。土佐の郷土料理を安価でいただけるということもあり、観光客のほか、地元・高知の方も足繁く通い、店内はいつも賑わっています。特に休日や休日前はお客さんでいっぱいになるため、酔鯨亭の暖簾をくぐろうとするなら、あらかじめ訪問時間を予約しておくことをお勧めします。
写真:乾口 達司
地図を見る高知といえば、多くの方の頭に真っ先に思い浮かぶのは、やはりカツオでしょう。なかでも、「カツオのたたき」は高知の代名詞というべきお料理であり、事実、カツオのたたきを目当てに高知を訪れる方もあとをたちません。
もちろん、酔鯨亭にも各種の「たたき」が用意されています。しかし、酔鯨亭の「たたき」はポン酢などをつけて食べる一般的なものだけではありません。写真は「塩たたき」と呼ばれているもの。その名のとおり、カツオに地元の天然塩をふりかけただけのいたってシンプルな「たたき」ですが、それだけにカツオ本来の味を堪能することが出来ますよ。ご当地ならではの食べ方で「たたき」を堪能してみてはいかがでしょうか?
写真:乾口 達司
地図を見る写真は「どろめ」。「どろめ」とは、マイワシやウルメイワシ、カタクチイワクなどの稚魚のことで、ご覧のように、高知では生のまま出されます。それにポン酢をかけて食べると、酒の肴に最適!生で食べられるのも鮮度が良いからにほかなりません。太平洋に面した高知ならではの食材であるといえますね。
写真:乾口 達司
地図を見るみなさん、突然ですが、これまでにマンボウを食べた方はいらっしゃるでしょうか。え?マンボウ!?と驚いた方が大半ではないでしょうか。酔鯨亭では、何とマンボウの天ぷらまでいただけるのです。
マンボウの天ぷらは腸の部分を調理したもの。その食感は、一言でいえば、イカを噛んでいるような感じ。味はあっさりしていますが、コリコリとした食感がクセになるはず。なかなか口に出来ない食材ゆえ、ぜひ、召し上がってください。
写真:乾口 達司
地図を見る美味しさお料理に付き物といえば、やはりお酒!高知ならではの郷土料理を取り揃えた酔鯨亭では、もちろん、地酒もたくさん用意されています。
写真は高知を代表する地酒「酔鯨」の「高育54号“生”原酒」。地元で収穫された酒米「吟の夢」で作った純米吟醸酒で、柑橘系のすっきりしたうまみが特徴であり、日本酒の苦手な女性の方でも大丈夫。それでいて、しっかりした味わいもあるので、「酔鯨」の魅力を堪能することが出来ます。見知らぬ土地でその地のお酒をいただく。旅の醍醐味ですね。
ほかにも、爪楊枝を使って殻のなかの身を取り出して食べる「チャンバラ貝」など、高知ならではの酒の肴がたくさん用意されており、高知の郷土料理を堪能出来ること、請け合い。日中の観光だけに満足せず、夜の高知で当地ならではの郷土料理をお楽しみ下さい。
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/14更新)
- 広告 -