写真:Naoyuki 金井
地図を見る今や谷中銀座の代名詞とも云える"夕やけだんだん"の階段を下りて、谷中銀座の入り口を左に曲がった場所にあるのが『七面坂 NecoJitaya』。
ここは谷中銀座にあるドーナツ専門店「やなか しっぽや」の姉妹店としてオープンされたワインバー。「やなかしっぽや」のソラマチ店と谷中本店で店長を務めていた女性二人を中心として、全て女性スタッフで営業しています。
「女性客が気軽に立ち寄れる場所を」というコンセプトにより、煮込みとワインの店としたことから、来店客の多くは女性と外国人観光客です。時には店内全員が女性という事もあり、女性一人で訪れる方も多いオシャレでカジュアルなお店なのです。
そんなお店の特徴を表しているのがファサードのイラストで、すぐそばにあるかき氷の超人気店「ひみつ堂」を訪れた人たちが思わず撮影していくほどフォトジェニックな店なのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るインパクトのあるイラストを創りだしたのが、数々の受賞歴を誇る「DOS PARTNERSHIP」のディレクションによるイラストレーター「新倉サチヨ」さん。新倉さんは、学生時代には日本画を専攻しながらも、イラストレーション青山塾で学んでいる内に現在のテイストになった経歴をお持ちで、現在注目株のイラストレーターです。
好きなコトは、落語と大勢でわいわいと飲むお酒とあって、ワインバーデザインのイラストにはうってつけの人選。当初は店内の壁に4種類のイラストをというオファーだったそうですが、話が盛り上がって内装も外装も全て任されたのです。
ウィットにとんだイラストは、話のネタと共に格好のフォトジェニックなのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る店内はそれほど広くなく、3人掛けのテーブル席2組とカウンター席併せて12人で一杯のこじんまりとした空間で、ワインボトルで作られたオシャレなランプシェードもフォトジェニックな雰囲気を醸し出しています。
壁のイラストを眺めるだけでも楽しいのですが、それだけにはとどまりません。ここで使用されているメニュー、テーブルクロス、コースター、箸置き、鍋敷までもが猫をモチーフとしたデザインなのです。また、いくつかの皿にも猫が描かれています。どんな料理に猫の皿が使われているかはお楽しみです。撮影をしながら、猫好きのお客はネコトークで弾みっぱなしになることでしょう。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る煮込みとワインの店ですから、おススメメニューは煮込み料理の数々。
定番の煮込みは、《牛筋の煮込み》と《モツの赤ワイン煮込み》で、ストゥブ等で煮込まれた牛とワインとの相性はバッチリです。また牛の胃袋を煮た《トリッパ》は知らない方も多いのですが、意外と人気なのです。
もう一点ある煮込みが《大きなソーセージと季節の野菜のラタトイユ》。フランクフルトソーセージのボリュームと野菜の旨味が凝縮された美味しさですが、それ以上に人気なのが隠し味ならぬ"隠し猫"。トーストで作られた猫は、ランチメニューの《手作り煮込みハンバーグ》にも登場するので、パンの猫に会いたい方はオーダーしてみてください。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る煮込み以外でも美味しいメニューが目白押し。
サッパリとしてコクのある《キャベツとアンチョビ炒め》、珍しい揚げオリーブの《オリーブ盛り合わせ》、更にあらびきロングウィンナー・チョリソー・ハーブウィンナーの《浅草ハム(ボイル)三種》は、ビールとの相性は勿論うってつけです。
《冷製焼きなす》《コーンバター》といったお店のお勧めの中でも、《あつあつ玉子焼き》は、ホイルに巻かれて提供される逸品。ホイルを開けると、何とネコの足跡の焼き型のついた黄金色の玉子焼きが現れます。甘めの味付けが女性には嬉しく、猫の足跡を肴にネコトークは頂点に達すことでしょう。
猫好きな方は勿論のこと、観光地谷中を散策する方達にとっては、撮影スポットも重要なポイント。オープンして間もないお店ですので、多くの方に知られる前に訪れておきましょう。猫に癒されるフォトジェニックなお店で、インスタで人気者になれるかもしれません。
女性ならリーズナブルに飲めて楽しめますし、飲めない方はランチでも十分楽しめるお店なんです。
なお、快く撮影には応じていただけますが、マナーとして一言断ってから撮影してくださいね。
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(2023/12/2更新)
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