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写真:タケモト スグル
地図を見る加茂水族館(かもすいぞくかん)の位置する山形県の鶴岡市は、”陸の孤島”とも言われる庄内地方の1都市です。西は日本海、北は鳥海山、東は月山、南は朝日岳と、日本百名山と大海が庄内の四方を隔てています。良質な米や豚の産地として知られる他、ラ・フランス、柿、メロンなどのフルーツ王国としても有名です。
アクセスは良いとは言いがたく、例えば東京からは、飛行機で向かうか、上越新幹線で新潟を経て在来線特急で向かうか、山形新幹線で内陸部の新庄を経て在来線で向かうか、のいずれかになります。”孤島”と現地の方が呼ぶのも致し方ありません。
加茂水族館は、その先の鶴岡駅より車で更に30分弱の距離にあります。この不便さながら来場者は多数。一体その吸引力はどこにあるのでしょうか?
写真:タケモト スグル
地図を見る加茂水族館の魅力は幾つもありますが、その代表はクラゲでしょう。2012年4月、クラゲの展示室「クラネタリウム」でギネス認定を受け、人気に火がつきました。ギネスの内容はクラゲの展示種類数で、当時の展示数は約40種類、認定数は30種類。現在は新建屋へと生まれ変わり、最大50種類以上が展示されています。
大きさや形は様々です。時に可愛く、時に不気味に光ります。共通項は“非日常”。眺めていると、いつの間にか別世界へ導かれることでしょう。
写真:タケモト スグル
地図を見る度々感動のクラネタリウムですが、中でも圧巻は巨大水槽「クラゲドリームシアター」です。新生加茂水族館に登場した新施設で、直径5mの円形水槽が暗闇に浮かびます。光るクラゲはまるで星雲で、宇宙を思うに十分なものです。ぜひ近くでクラゲに包まれてみてください。そして、ぜひ離れて小宇宙を眺めてみてください。
写真:タケモト スグル
地図を見る加茂水族館はショータイムも充実しています。つぶらな瞳がえらくカワイイ「アシカショー」は1日4回、餌待ち姿がユーモラス「ウミネコの餌付け」は1日2回、食べるかどうかは波まかせ「クラゲの給餌解説」は1日4回。開館から閉館に至るまで、およそ30分に1度の頻度です。特にアシカの瞳は見逃さないで下さい。
写真:タケモト スグル
地図を見る加茂水族館は、立地にも魅力があります。1つは近辺の漁村です。停泊する漁船に妙な懐かしさを覚えます。街とは違う生活感に駄菓子屋を探すのもいいでしょう。フィルムやモノクロな写真が似合うかもしれません。
漁村に合わせて、隣接する旧建屋も見ておきましょう。明らかに老朽化が進んだ姿に哀愁を感じます。現役の時でさえ「本当にここが大人気の水族館?」と思ったものです。しかしながら、この旧建屋あっての加茂水族館なので、健闘を称える気持ちで眺めてみてください。
そして最後は日本海です。建屋が海に面しているため、館内から輝く海を眺めることができます。近辺に位置する荒崎灯台や崖からの雄大な景色も魅力です。
忘れてはならないのは夕日でしょう。「日本の夕陽百選」の1つ「湯野浜海岸(湯野浜海水浴場)」の南隣に位置するため、広大な海に百選級の日没を拝むことができます。水族館の感動の締めくくりとして眺めてみてください。
今回は山形県鶴岡市の加茂水族館について触れました。魅力あふれる”陸の孤島”のパラダイスです。感動を心にカメラをその手に。クラゲの小宇宙を是非に心と写真に映してください。
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