農家の方たちが直接、鎌倉野菜を販売する「鎌倉市農協連即売所」、通称「レンバイ」。テレビや雑誌などでも取り上げられる機会が増え、最近は「レンバイ」という言葉も浸透しつつあります。ヨーロッパのマルシェをヒントに始まったという即売所ですが、「市場」という言葉のほうがしっくり雰囲気。
午前8:00頃にオープンし、だいたい日没頃まで営業していますが、どんどん野菜は売れてなくなってしまいます。新鮮な鎌倉野菜を吟味して買いたいなら、朝早めに行くのがおすすめ。
また、朝のレンバイには、鎌倉野菜を提供する地元レストランのシェフたちが、その日に使う食材を求めて大勢集まっています。スーパーでは見かけないような変わった野菜もたくさんあるので、買って自分で調理するのはちょっと・・・という時は、買い物中のシェフに声をかけて、鎌倉野菜を使った料理を食べさせてください!と、お店を尋ねてみるのも手ですね。
朝の静かなお寺で、写経をしてみませんか?
鎌倉の長谷寺では、朝9時から毎日、写経ができます。(写経用紙:1,000円)事前の予約は不要、道具等もすべて用意されているので、初心者でも気軽に始めることができます。
長谷寺内には、立派なお庭のある書院があります。携帯やスマートフォンの電源を切って席につき、墨を擦りながら呼吸を整えたら、無心で書写をします。一般的な「般若心経」の写経なら、かかる時間は約1時間半程度。筆と墨での書写に自信がない人のために、筆ペンも用意されています。
自分の呼吸と書写することだけに集中し、無心で筆を走らせます。
写経を終える頃には、ごちゃごちゃしていた頭がスッキリし、とてもリラックスできていることに気づくと思いますよ。朝のほんの数時間だけでも、日々のストレスや忙しさから解放され、心の安らぎを得てみてはいかがでしょうか。
長谷寺の開門は朝8:00。朝の時間帯はまだ入山者も少なく静かですので、写経の前に境内を歩くのもおすすめです。
鎌倉には、由比ヶ浜・材木座海岸・七里ヶ浜など、人気の海岸がありますが、早朝のお散歩は最高に気持ちが良いです。
早朝、出勤前にサーフィンを楽しむ地元サーファーや、江ノ電を使って通学する地元の学生たちなど、湘南・鎌倉ならではの朝の風景にも出会えると思います。
また、海岸沿いには七里ヶ浜の人気店「bills」のように、朝7:00からオープンしているようなカフェもありますので、散歩の前後に立ち寄って、海を見ながら朝食をとるのもいいですね。
鎌倉観光では、神社・お寺をいくつか周られる方が多いと思います。計画をたてる際、観光バスが乗り入れるような大きな神社やお寺は、日中はとにかく混雑しますので、朝一で訪れることをおすすめします。
多くの神社・お寺は、拝観時間が9:00頃からに設定されていますが、中には朝早くから参拝が可能なところもあります。
例えば、鎌倉駅近くの鶴岡八幡宮は、なんと5:00から拝観可能。(10月〜3月は6:00開門)
写真は、鶴岡八幡宮の参道、二の鳥居から鶴岡八幡宮への歩道である「段葛(だんかずら)」。改修工事を終えて、2016年3月にリニューアルしましたが、この段葛も日中は多くの参拝客で賑わう通りですので、こんな風に誰も歩いていない段葛の写真を撮れるのも、早朝に限ります。
鎌倉は、観光地のわりに夜が早く、夜更かしして遊ぶようなスポットが少ないです。その代わりに、朝はちょっと早起きをして、気持ち良いことしてみませんか?
湘南エリアに宿泊した翌日や、夜行バス等で早朝に到着した場合など、鎌倉で朝活!よかったら参考にしてみてくださいね。
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