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地図を見る善峯寺は西国三十三箇所霊場の第20番札所として知られる古刹で、西山連峰に位置しており、京都市内中心部からのアクセスはさほど良くありません。思ったより山奥にあるため、ツアーでもなかなかコースに入りにくい寺院といえます。
過去にJR東海「そうだ京都、行こう。」のキャンペーンに取り上げられて以降観光客が急増した経緯がありますが、その歴史は平安時代末期にまで遡ります。鎌倉時代には既に善峯寺と呼ばれ、応仁の乱で荒廃し、江戸時代になり、5代将軍綱吉の母・桂昌院により再興されて今日に伝わっています。
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地図を見る善峯寺は桜と紅葉、さらには松でも有名。しかしなかなか知られていないのが紫陽花の存在。実は京都でも一、二を争う規模のあじさい名所でもあるのです。境内の南面に位置する「白山・桜あじさい苑」では春は枝垂れ桜が、そして初夏にはあじさいがなんと一万本という規模で咲くのです。
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地図を見る山門からこのあじさい苑までは約10分程度。「あじさい1万本」と書かれた看板を辿りつつ、石段・また石段という道のりに息が上がっている人も多い事でしょう。
ようやくたどり着いたあじさい苑の入口に祀られた「幸福地蔵」のお堂辺りは特に眺望がきく場所。一気に視界が開け、眼下に広がるのは疲れもふっ飛ぶ絶景!ここから眺めれば「一目一万本」とでも言いたくなるほどの色とりどりのあじさいの競演を堪能できます。京都ではなかなかこんな規模のあじさいを見ることがないのできっと驚くことでしょう
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地図を見るとにかく青やピンクのあじさいが山肌一面を覆い尽くしているあじさい苑。散策しやすい遊歩道が整備されていますのであじさいの森へと歩みを進めていきましょう!遊歩道までせり出すかのように咲くあじさいを楽しむことができます。
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地図を見るもともとこのあじさい苑のあったエリアは、善峯寺を開いた源算上人が写経のための墨をすったとされる湧き水「白山名水」のあった場所。京都市内の眺望が素晴らしいことはその場に立てばよくわかるかとは思いますが、一時は昭和初期に植えられた杉により眺めが悪くなっていたそう。
そこで思い切って杉を伐採し、桜とあじさいを植え込み花と眺望を両方味わってもらおうと現在の姿に整備、そのおかげで多くの観光客が訪れる名所となったのです。
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地図を見るあじさいの見頃は例年6月中旬から下旬。山に近いので市街地よりは少し開花が遅い程度でしょうか。
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地図を見るもともと高低差の多い善峯寺は、お年寄りにはやや辛いかもしれません。しかしその高低差こそが絶景を生むひとつの要因でもあり!以前に比べれば散策もしやすく歩道の整備がすすんでいますのでなんとか頑張ってください。
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地図を見るちなみにこのあじさい苑は、3万坪あるという善峯寺の境内のまだ中腹くらいに位置しています。体力はいりますがせっかくこここまで来たのなら更に山の上を目指してみては?奥の院などもあり、1周1時間程かけて回れる回遊式庭園にもなっています。随所に京都のお寺らしい撮影ポイントもありますので境内をくまなくめぐってみてはいかがでしょうか?
住所:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
電話番号:075-331-0020
拝観料:500円
入山時間:8:00〜17:00(16:45受付終了)
アクセス:京都縦貫道「大原野IC」下車約10分
JR京都線「向日町」下車、もしくは阪急京都線「東向日」下車、阪急バス66系統・善峯寺行き乗車、終点「善峯寺」下車、徒歩8分
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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