日本の原風景をたくさん残す新潟・岩室温泉、「霊雁の湯」という温泉地で有名ですが温泉以外にも見所がたくさんあります。最初に寄るべきスポットは、このエリアを隅々まで案内してくれる情報発信地「いわむろや」。施設の入り口ではわらアートのちゃうちゃう犬“がんちゃん”と福を呼ぶ恵比寿様がお出迎えしてくれています。
岩室温泉地区では「おもてなし」をテーマに様々なイベントを行っています。観光スポットはもちろん、観光雑誌では得られないような地元ならでの情報がこの「いわむろや」にぎっしり詰まっているのです。
地元野菜が揃ったマルシェや、見てびっくり食べてビックリの黒いラーメン、郷土料理のけんさ焼きが食べられる食堂、地元特産のお土産も揃っています。そしてなんといってもいちばんのおすすめはレンタサイクル!
一日(9:00〜18:00)借りても500円!しかもお子様の自転車は無料という太っ腹。特に電動アシスト付きがおすすめです!
ミステリーツアーからワークショップ、ライブ。展示室では地元にゆかりある方の作品の展示で楽しませてくれます。地元の方とのふれあいやより岩室温泉を知って感じて体験できる参加型のイベントもありますので事前に公式サイトでチェックしてお出かけください。
「いわむろや」は訪れる前からお客さんを大切にもてなしてくれますので、お気軽にお電話やメールで相談してみてくださいね。
今回ご紹介するコースは往復で10km弱、寄り道しても2~3時間で楽しむ事ができます。
尚、レンタルにあたっては公式サイトの詳細にてご確認ください。
レンタサイクルでまず最初に目指すのはパワースポット「弥彦神社」。「いわむろや」からは昇り坂になりますが、電動アシストなら楽チン!のんびり走って20分ほどでたどり着きます。途中にはお杉バラ園もあります。入場無料ですので開花時期にはぜひ寄り道をしましょう!季節感をたっぷり感じる風をきってあっという間に弥彦神社に到着です!
おやひこ様と呼ばれ恋愛成就の神様とも言われている「弥彦神社」。鳥居をくぐるとその静寂と荘厳さに思わず心をわしづかみにされます。
願いごとを思い浮かべながら持ち上げると、その願いが叶うという「火の玉石」や、神様が渡る為の「玉の橋」。樹齢1,000年ともいわれるご神木などからたくさんのパワーを頂けそうです!
境内には8つの摂社・末社があります。摂社とは弥彦神社の神様のご子孫を祀った神社で、末社はそれ以外の神様を祀った神社です。弥彦神社にはたくさんの御守りが用意されていますが、特にこの摂社・末社の御守りがとても素敵なのです!出世開運・住居招福・災難防止の「草薙神社」や心願成就・思慮成就・心身平穏の「今山神社」、入試合格・勝運祈願の「勝神社」などそれぞれ異なるご利益があると言われていますので願い事にあわせてお選びくださいね。
弥彦村から岩室温泉の風景はどこを切り取ってものどかで自然が溢れています。どの季節に行っても日本の四季を感じて原風景の楽しめるとっておきのサイクリングコース!
さすがに真冬の雪の季節はサイクリングは無理ですが、この地区は新潟の中でも積雪の少ないところなんですね。
6月には近くの岩室払川で源氏ほたるの大乱舞が鑑賞できるのも魅力です!
田んぼ道を走っているとぽつんとたたずむ一軒のお店。直売所の茶屋川さんは見逃してしまいそうですが、サイクリングならでこそ気ままに寄り道ができるのです!
店内には地元で収穫されたお野菜や山菜、とても可愛い手作りの小物がたくさん並んでいます!ガーデニングに最適なお花やグッズ、自転車で来てる事をついつい忘れてしまいそうになります。
地元の方が作る保存食はどれも美味しく、作り方も丁寧に教えてもらえます。こんな場面でも岩室温泉のおもてなしの心をとても感じますね。
程よく走り抜けた岩室温泉までのサイクリング。いわむろやに戻る手前にあるのが、地元でも大人気のジェラート屋さん「レガーロ」。季節のお花に囲まれた可愛らしい建物の扉を開けるとそこには季節のジェラートがずらり!
券売機でチケットを購入してから注文するのですが、思わずジェラートにみとれてチケットを買うのを忘れてしまいそうになるほど!
シングルは250円(税込)、なんとWで400円(税込)!!自家農場のフジタファームの牛からの生乳と、地元の新鮮な果物や野菜を使用したジェラートは絶品!この値段でこの美味しさ!!サイクリング後の冷たいスイーツは格別ですね。
「レガーロ」の敷地内には羊さんとのふれあいも!とても人なつこくて可愛い羊の親子に癒されます。喉を潤して羊に癒されたところで「いわむろや」に戻ります。
「いわむろや」の施設の中には足湯の設備もなんと嬉しい室内に!寒い時期も安心!しっかりと膝下までたっぷりつかれる湯量で脚の疲れがとれますね。地元の方もいらっしゃるので楽しい会話がはずむのも岩室の良いところ!
帰りにはしっかり館内でお土産も買う事ができます。随時、展示が変わるコーナーには地元ならでの郷土のお菓子や特産物のほか、企画ものもあります。
この日は燕市の「越後つばめの天神講菓子」が販売されていました。子どもたちの健やかな成長や学業成就などを願い色鮮やかなお菓子をお供えする風習が紹介されていました。
何もないからこそそこには日本の原風景や自然がたくさん残されている岩室〜弥彦地区。パワースポットだけではなく、ロープウェイや展望タワー、なんと弥彦神社境内に弥彦競輪場もあるのです!
今回ご紹介したコースだけじゃなくオリジナルのコースを「いわむろや」でマップを見ながらじっくり練るのも楽しいですね。オリジナルのサイクリングの旅、出かけてみませんか?
*「いわむろや」までのアクセスは公式サイトに詳しく掲載されていますが、施設の目の前のホテル「ゆもとや」さんの玄関先にウィラー高速バスのバス停もあります。都心から乗り換えなしで直接来る事もできます。
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