写真:木内 つばめ
地図を見る売り切れ必至のおこわ弁当を食べられるお店「林合発油飯店」。永楽市場の1階正面入り口のすぐ目の前にありますが、早朝から営業開始しお昼には閉店してしまうので迪化街に着いたら真っ先に行っておきたいお店です。
台湾の「油飯(おこわ)」は文字通り日本で食べるものよりもずっとジューシーで味がしっかりしてます。もちもちのおこわに敷き詰められたシイタケ、大ぶりの鶏もも肉、そして煮卵と空腹をたっぷり満たしてくれる存在感抜群の1箱。
お店には日本語メニューもあり、わずかに内容の異なるおこわ弁当が数種類。基本は1斤(約600g)からという大容量なので、2〜3人くらいでシェアすることをオススメします。また林合発油飯店がある1階の奥にはテーブルと椅子が並んだスペースがあるので、買ったらすぐに食べることも可能。
本来は男の赤ちゃんが生まれて1か月を迎えるときに配るというお祝い事用のおこわ弁当。観光客でも台湾の習慣にもちょっと触れられる、なんだかありがたいグルメです。
写真:木内 つばめ
地図を見るスタイリッシュなデザインでありながらも、台湾の要素を絶妙に織り交ぜた雑貨を生み出す「印花楽」。海外のおみやげ品って現地にいると素敵に見えているのに日本に持ち帰るとなんだか印象が変わったりすることってありませんか? 印花楽の雑貨は、どれも普段の生活にも馴染むようなものばかり。そこが今までにない画期的な部分でもあります。
イチオシは台湾の名物が描かれたランチョンマット。テーマごとに数種類あり、それが台湾の名物フルーツのシリーズだったり、屋台メニューだったり。とにかくどれも道中で実際に目にしたものが描かれており、おしゃれにも旅行の思い出を引き出してくれる今までにないユニークなアイテムなのです。
またソーイングが好きな方にはテキスタイルもおすすめ。もともとはプリント生地ブランドなので、その原点となる生地類はやはり日本では見ないような柄や色合い。「その生地、どこで買ったの?」と聞かれることを期待しちゃうような布がそろってます。
印花楽は迪化街エリアに大稻埕本店と大稻埕U店の2つの店舗があります。
写真:木内 つばめ
地図を見る台湾で小籠包を食べるたびに「やっぱり我が家にもセイロが欲しいなぁ」と思う方、いらっしゃるんのではないでしょうか。そう思ったら迷わず「高建桶店」へ。持ち帰れそうな小さなセイロがここで買えます。
セイロなどのキッチン用品だけではなく、とにかく多いのがカゴ類。蓋付きのカゴ、買い物カゴ、竹・プラスチックなどいろんな素材のカゴ・・・。今すぐ使えそうなものであったりインテリアとして使えるようなものだったり、見ているだけでいろいろな用途を想像して楽しめるお店です。日本人のお客さんも多く、また幅広い年齢の方が訪れております。
高建桶店は迪化街北側の北街にあります。比較的にぎやかな迪化街の南街だけを見て帰ってしまうのではなく、落ち着いた北街にも掘り出し物が眠っているかもしれませんのでぜひ訪れてみて下さい。
写真:木内 つばめ
地図を見る迪化街の名物と言えば「ドライフルーツ」。その種類はかなりのもの。例えばマンゴーだけでも数種類あり、砂糖で甘みをプラスしたようなものからマンゴー本来の甘さだけを引き出したシンプルなものなど、同じ素材でも試食すると違いが歴然。
ドライフルーツはやっぱり体にいいものが詰まっているところが魅力的。王道のマンゴーはビタミンと食物繊維がたっぷりなので、旅行で便秘気味だったりちょっと疲れが出てきているならちょいちょい口にしたい美味しいお助けアイテム。
また梅干しも乗り物酔いや胃がもたれている時に口に含むとスッキリします。
おみやげ・自分用にも最適のドライフルーツ。1度買って食べると、台湾を訪れるたびに買いに来るようになっちゃいます。
写真:木内 つばめ
地図を見る迪化街のメインストリートからちょっと西に行くと大稲埕埠頭があります。そこには突然開ける淡水河のすがすがしい景色が。迪化街の軒を連ねた道を歩いたあとにここへ来ると、一段と広がりを感じる場所です。
ここにはレンタルサイクル(Bike life)のステーションがあり、観光客も自転車を借りることができます。大稲埕埠頭はサイクリングロードの起点であり、ここから北へと川に沿って走って行くと淡水まで行けることに。
貸し出ししている自転車の種類も子供用・ママチャリ・2人乗り自転車・子乗せ自転車とさまざま。家族や友達と街中とはちょっと違う景色を堪能できるアクティビティ、空腹を促すにはいい機会です。
地元の方々の生活に根付いた食事処や問屋が基盤にあり、そこに洗練された雑貨店も馴染むように並ぶ迪化街。わざとらしくないオールド&ニューの混在が不思議な魅力を放ち、私たち観光客の居心地もよくしてくれています。
ドライフルーツの量を測る店主の姿、街に染み付いた漢方の匂い・・・そこで買ったものに付属して視覚・嗅覚の旅の記憶をも連れて帰れる、それが迪化街なのです。
台北旅行がごぶさたの方、永楽市場までたくさん歩いた記憶しかない方、最寄駅が北門駅に変わった迪化街を訪れてみませんか?
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/4更新)
- 広告 -