写真:西村 清志郎
地図を見る大豊町は高知市から北に約40q地点にある小さな町で人口は4400人程度。主な観光スポットは「ゆとりすとパーク」「梶ケ森」「杉の大杉」などがあり、他にはラフティング、キャニオニング、釣りなどが楽しめる自然溢れる町。
高知市からだと車で国道32号線経由で1時間程度。高速道路を利用する場合は大豊インターチェンジで下りるとすぐ。
写真:西村 清志郎
地図を見るオーナーの本業である中西写真スタジオをはさむように左右の建物2軒が博物館となっています。こちらもともと平屋の1軒で運営していたのですが、観光客からの寄贈などにより展示物がどんどん増えていき、せっかくだから2軒目もオープンしたとのこと。
建物に入る前から様々なレトロな看板が並び、特別な空間となってます。また館内に入ると懐かしのボンカレーの看板やオロナミンC、郵便ポストなどが所狭しと飾られています。
また、新幹線やパトカー、カメなどのブリキのおもちゃやリカちゃん人形、昭和38年の宝くじやタイプライター、文具、とりあえずいろんなものがありすぎて説明できないほど。
こちらの展示物は館長の中西さんが大豊町の人たちから無償で譲り受けています。お金を出して買ったのではなく無償と言うのがこだわりのポイントなのです。
写真:西村 清志郎
地図を見る「お宝屋敷おおとよ」2号館に入ると、山口百恵さん、井上陽水さん、キャンディーズなどの懐かしのレコードが展示されています。
書籍では、「平凡」「明星」「少年マガジン」「ベースボールマガジン」「少年ジャンプ」なども。「明星」の表紙キャッチは「いったい何があったのか?五木ひろしがあの結城アンナにメロメロ熱烈!」。また「少年ジャンプ」の表紙はマジンガーZと言うのが時代を感じさせます。
他にも任侠映画のポスター、ガンダムのプラモデル、阪神タイガース優勝記念日めくりカレンダーなど、マニア垂涎のグッズたちが所狭しと展示されています。
また、毎年5月3日にはイベントがあり、展示しきれなかったグッズの即売コーナーもあるとのこと。タイミングが合えばこの時期に来るといいですね。
写真:西村 清志郎
地図を見る高知の人にもあまり知られていない穴場的な博物館ですが、いろんな有名人もロケで訪れています。山田邦子さん、三山ひろしさん、照英さんなどなど。他にも安倍首相もこの町に訪れています。
ちなみに館長の中西さんはもともとフォトジャーナリスト。アグネスラムさんとの2ショット写真や掛布さん、巨人の長嶋さんなども撮影しており、館内に飾られています。
「お宝屋敷おおとよ」は館長の中西さんが趣味で集めた昭和グッズが町おこしの一端を担っているという個人博物館。毎年5月3日にはイベントが開催され大勢のマニアや観光客がこの町に訪れています。
昭和30年〜40年代を中心とした3000点を超す展示物があり、中には数十万となるのプレミアムグッズも。昭和生まれの人なら懐かしく、平成生まれの人なら親の時代を感じることが出来る「三丁目の夕日」的なノスタルジックな空間です。
施設維持のための入場料は300円なのですが、この空間にはそれ以上の価値があります。高知を観光するときには是非ここまで足を運んでみてください。
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この記事を書いたナビゲーター
西村 清志郎
カンボジアでフリペ「くろまる」編集&発行。カンボジア関連書籍出版のほか、旅行会社、ゲストハウス、レストランなどを運営。高知県では「はりまや橋ゲストハウス」を運営中。高知県出身の編集・ライター・フォトグ…
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(2025/1/17更新)
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