写真:万葉 りえ
地図を見る新幹線を利用して新神戸の駅に降り立った場合は、ぜひ山側を見上げてみてください。ホームの屋根の間から見えてくるのは、優雅に動いていく赤いロープウェイの姿。
それが、神戸布引ハーブ園のロープウェイです。
乗り場は新幹線だけでなく、地下鉄の駅からもすぐ。それだけではありません。神戸の観光として人気が高い北野の異人館街へ行かれる方も多いでしょう。その北野方面からなら、交通機関を利用することなく東へ向かうだけでロープウェイ乗り場「ハーブ園山麓駅」へ行くことができるのです。
ロープウェイに乗って見えてくるのは、もちろん神戸の街や六甲の山並みです。さらに、ここからは、海の向こうまで連なる大阪の景色まで見渡すことができるのです。
写真:万葉 りえ
地図を見るロープウェイは途中の「風の丘中間駅」を経由して、「ハーブ園山頂駅」へと至ります。駅を降りたら、そこは展望プラザを中心とする展望エリアです。
神戸布引ハーブ園は、12のテーマガーデンから作られている日本最大級のハーブ園です。夜間営業の時間帯は展望エリアでの散策となりますが、こちらにもたくさんのハーブが植えられています。植込みの間にはベンチが用意されているので、自然の香りの中でリラックスした時間を過ごしてみませんか。
また、このエリアには「香りの資料館」も建っています。バラ園の奥にある資料館でハーブの歴史や香りの抽出方法などについても知るのも、日々を心豊かにしてくれる方法の一つになるでしょう。
写真:万葉 りえ
地図を見る瀬戸内海と空とを暮色が包み込むと、日によっては素晴らしい夕陽を楽しむことができます。そして、暮れなずんでゆく時間の流れとともに、ぽつぽつと街の明かりのきらめきが増していきます。
こちらの写真は、「ハーブ園山頂駅」そばの展望デッキから撮影したものです。
眼下で左右に広がっているのは、神戸の中心・三宮の街明かりです。その奥には大きな人工島・ポートアイランド、さらにその沖には海上に作られた神戸空港の明かりが続きます。瀬戸内海には航行するたくさんの船の明かりが軌跡を描き、海上のむこうからは大阪の街の明かりまできらめきを添えてくれる…神戸布引ハーブ園なら、この景色が街中からわずかの時間で見に来ることができるのです。
また、神戸港は大型客船が寄港する港。夕刻に出発していく豪華客船の姿も、この展望デッキから見送ってみませんか。
写真:万葉 りえ
地図を見るご覧いただいた神戸の中心・三宮付近の景色だけでなく、「森のホール」「香りの資料館」の奥からは神戸から大阪にかけての景色も望むことができます。大都会の街明かりだけでなく、大阪湾沿いにつながる工業地帯と高速道路が織りなす光の帯。きっと、商都大阪のパワーも光の強さで感じることができるでしょう。
そして、夏の間は特別企画として「光の森」の催しも行われています。こちらにあるのは、光がある壁の前に人が立つと、その人の動きに反応して動くインタラクティブ映像です。さあ、上手く捕まえることができるでしょうか。家族やグループで挑戦してみるのも楽しいのでは。
写真:万葉 りえ
地図を見る展望エリアの中心は、古城をイメージした素敵な趣ある建物と、その前に広がる庭になります。
建物内にあるレストランでは季節のハーブを使ったヘルシーなメニューが楽しめ、ショップではハーブの苗を買えるのはもちろん、ハーブを使ったお土産品がたくさん揃っています。誰かへのお土産だけでなく、ご自分のためにも癒しのハーブアイテムを見つけてみませんか。
夜風が心地よい季節は、ぜひ庭にあるテーブル席で憩いのひと時を。こちらでは、ビールやカクテル、そしてハーブソーセージなどの料理が楽しめるようになっているのです。テーブル上ではろうそく風のライトがほのかに光り、旅情を盛り上げてくれるはず!
神戸布引ハーブ園の乗り口までは、階段だけでなくスロープやエレベーターが設置されています。また、乗降の際はロープウェイがゆっくりと動くようになっており、車いすやベビーカーで訪れたい方にも安心です。
神戸の街の中心から、こんなに簡単に楽しむことができる夜景スポット「神戸布引ハーブ園」。ぜひ、神戸の旅のプランに加えてくださいね。
住所:神戸市中央区北野町1丁目4−3
電話番号:078‐271‐1160
アクセス:新神戸駅(新神戸オリエンタルアベニュー)西側にロープウェイ乗り場の「ハーブ園山麓駅」あり
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(2024/9/17更新)
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