写真:やま かづ
地図を見る庶民価格で毎年マイナーチェンジを繰り返すロッテリアのピンス(かき氷)コレクション。やはり、スタンダードで人気のあるのは、あずきをトッピングした昔ながらのパッピンスです。
粗めのかき氷にあずき、餅、きなこがトッピングされた姿はまさしく「ザ・パッピンス」、ロッテリアの店頭ポップでこの姿を見つけたら、まさしく「パッピンス始めました」、夏の到来を実感する韓国人も多いとか。
パッピンスのほかにもバリエーションとして「チーズケーキピンス」なるものもあります。かき氷の上にダイスカットされたチーズケーキがトッピングされ、フルーツソースがかけられています。変りダネを食べたい人はこちらをどうぞ。
写真:やま かづ
地図を見るステッフホットドッグ(Steff Hotdog)のパッピンスは伝統的なものをちょっとだけアレンジ、トッピングとしてあん餅1個がのせられています。大きめのあん餅、たっぷりのあずき、完食すると満腹状態になること間違いなし。
深めのカップに入っていますから、イチゴの添えられたあん餅を食べた後は、ビピンパッよろしく、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて、味が馴染んでから食べるのがコリアンスタイル。伝統的なパッピンスはこの食べ方が正解です。
写真:やま かづ
地図を見る添加物なし、自然派アイスクリームがウリのナチュールポップ(Natuur Pop)ですが、パッピンスをプロデュースすると驚きのパフォーマンスで魅せてくれます。何と、ボウルからはドライアイスのスモークが勢いよく吹き出し、暑さもどこかへ吹っ飛ぶこと間違いありません。
しかし、見た目のインパクトとは裏腹に、味のほうは至ってシンプルかつスタンダード、たっぷりのあずきにクルミ、アーモンド、ドライフルーツがトッピング、甘くて香ばしい不思議な味と食感が楽しめます。
また、トッピングのアイスクリームはナチュール自慢の十数種類のフレイバーから選べます。ちなみに、写真のアイスクリームは抹茶ミルクです。
写真:やま かづ
地図を見る日本ではサーティワンアイスクリームとして知られていますが、韓国ではバスキン・ロビンス(Baskin Robbins)として人気を集めています。
そんなアイスクリーム専門店のパッピンスは、かき氷というには余りにも乳成分が豊富、まったりしたコットンアイスにバニラアイスクリーム、そして国内産を誇るあずきがたっぷりとかけられています。
これはかき氷かアイスクリームか?それはあなたが食べて判断してください。
写真:やま かづ
地図を見る今や韓国では、ファストフード店の気軽なパッピンスよりも、フルーツが山盛りになったカフェの高級フルーツピンスのほうが主流です。そんなカフェのピンスは、もはや1万ウォン(約1000円)を下回るメニューは皆無に等しく、カップルや親しい仲間で1つのピンスをつつき合いながら食べます。
最後にここでは、高級ピンス花盛りの中から韓国でよく見かけるエンジェリナスコーヒー(Angle-in-us Coffee)のマンゴーベリーピンスをご紹介します。
マンゴーのコットンアイスにベリーとバナナ、そしてバニラアイス、甘くてほんのり酸っぱくて、一口食べると冷たいながらも口の中は味が七変化、不思議な風味が広がります。
このメニューばかりは、ぐちゃぐちゃにかき混ぜるコリアンスタイルではなく、いろいろな味を少しずつ楽しみながら食べたいものです。
かつてのパッピンスは韓国っ子が気軽に食べることができる夏の冷たいスイーツで、ここでご紹介したロッテリアのほか、バーガーキング、パパイス、ケンタッキー・フライド・チキンなどでも期間限定メニューとして店頭を飾っていました。
しかし、昨今のカフェの台頭でパッピンスは高級化、1万ウォンを超える高級ピンスが幅をきかせ、つくるのに手間がかかる割には値段が安いパッピンスを出すファストフード店は少なくなってきました。
たくさんのお金を出しさえすれば食べられるカフェのピンスですが、そんな中で手軽に食べられる庶民派パッピンスの存在はとっても貴重となっています。
あなたも韓国で気軽に食べられるパッピンス、今のうちにぜひ味わってください。
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(2024/10/5更新)
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