提供元:チェコ政府観光局 写真家 Aleš Motejl
地図を見るチェコの南ボヘミア州に位置する小さな街チェスキー・クルムロフ。16世紀にルネサンス様式の建物が作られ色鮮やかな街並みになりました。戦後は一時荒廃しましたが、修復してかつての美しさを取り戻しています。チェスキーは「ボヘミアの」、クルムロフは「川の湾曲部の湿地帯」という意味で、全景を見るとヴルタヴァ川に囲まれた地であることがわかりますね。
プラハからチェスキー・クルムロフに向かう方法としては「Student Agency」という会社のバスで行くのがおすすめです。チケットは公式サイトからの予約、あるいは地下鉄B、C線のフロレンツ駅で購入できますよ。バスの車内は全席モニター付き、ドリンクサービス、wifi環境など設備が充実してます。片道3時間ですが快適なバスの旅になること間違いなしです!
写真:成瀬 亜希子
地図を見るチェスキー・クルムロフの街を歩くと、ルネサンス期の建物と石畳が続いていてタイムスリップしたような気分になりますね!とても小さな街ですので、まずは地図を見ずに好きな所を歩いてみるのもいいでしょう。たとえ迷ってしまってもチェスキー・クルムロフ城にそびえるカラフルなフラデークの塔や、緑の屋根の塔が美しい旧聖ヨシュト教会が目印になります。
特に目立っているのが街の中心部「Jihočeské divadlo」広場に並んでいる4つの建物。パステルカラーのピンク、グリーン、ブラウン、イエローというメルヘンチックな街並みに、足を止めて写真を撮ろうとする観光客の姿も見かけます。こちらの建物にはそれぞれホテルやカフェなどが入っているので、散策の途中で休憩してみてはいかがでしょうか?
写真:成瀬 亜希子
地図を見るチェスキー・クルムロフでランチを予定しているなら、地元のお客さんに人気があるレストラン「Krcma v Satlavske Ulici」がおすすめです。先程の広場の路地を登ったところにあるお店で、個性的なイラストの看板が飾られているのですぐにわかりますよ。外国人観光客の団体で席が埋まることもあるので、早めに予約しておくと安心ですね。
店内は洞窟の中にいるようなインテリアで、テーブルの照明はロウソク、壁には剣や鎧が飾られており、中世ヨーロッパの趣きを感じさせる雰囲気。こちらでは炭火で焼き上げるお肉やお魚のグリル料理を味わうことができますよ。ホームページには日本語メニューもあるので要チェックです。チェコの地ビールと一緒に豪快にいただきましょう。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るチェコ国内で2番目の大きさを誇るチェスキー・クルムロフ城。城内はガイドツアーのみ見学可能ですが、毎週月曜日と11〜3月はお休みなので冬場に旅行する方は気をつけて下さいね。外壁は立派なレンガ造りのように見えますが実は騙し絵。ルネッサンス期に流行したスグラヴィータという装飾様式で、領主が財政難の時に苦肉の策として取り入れたのです。街中でも騙し絵を見ることができますが、まさか城の中まで…!と思っちゃいますね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る一番のおすすめスポットは色彩豊かなフラデークの塔。こちらは冬場も見学可能で個人でも登ることができます。塔の上はチェスキー・クルムロフの全景を一望できる絶好のスポットなのです。街のシンボルである緑色の旧聖ヨシュト教会と、オレンジ色の屋根の街並みが広がる素晴らしい景色を撮影できますよ。塔は一周できるので様々な角度で撮ってみましょう。
今回チェスキー・クルムロフのおすすめスポットをご紹介しました。時間や場所によっては、絵画のように素晴らしい街並みを撮影することができますよ。おいしいレストランでゆっくり腹ごしらえすることもお忘れなく。小さな街なのでいろいろ歩き周ってみて、自分だけのお気に入りの場所も見つけてみて下さいね!
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(2025/2/8更新)
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