写真:いまづる めぐ
地図を見るイタリアは世界屈指の観光大国であり、どの都市に行こうか迷ってしまいますよね。筆者のオススメは美しい水の都ベネチア。そんなべネチアから船で行けるとてもカラフルな島をご存知ですか?
多くの海外の雑誌でも取り上げられている"カラフルな街"世界ベスト10にも入る「ブラーノ島」は一部の家がカラフルなのかと思いきや、島全体すべての建物がカラフルでまるでアニメや映画の世界の中に居るかのよう。歩いてるだけでもまったく飽きません。
昔は8000人(現在3000人)が暮らす貧しい島でしたがレース業が盛んになり、現在ではカラフルな島としてだけでなく、世界でも有数なレースの名産地となりました。
写真:いまづる めぐ
地図を見るブラーノ島は小さい島でありながら、現在まで多くのアーティストを輩出してきました。例えばブラーノ島に銅像も建てられているオペラ・ブッファの作曲家であるバルダッサーレ・ガルッピや同じく作曲家のピノ・ドナッジオ、彫刻家のレミジオ・バルバロなど数多くのアーティストの出身地でもあります。
街を歩いているとよく絵を描いている人を見かけます。やはりこのカラフルな町並みがアーティストとしての心を活性化させるのかもしれませんね。アートが好きなあなたにオススメです。
写真:いまづる めぐ
地図を見る特に女性の方はこの島に着くと思わず“カワイイ”と口にしたくなると思いますが、もちろんこのブラーノ島がこんなにカラフルなのは、ただオシャレに見せるために作られた訳ではありません。
実は昔、漁師達が漁業に出て、帰ってくる際に霧などの中でも迷うことなく自分の家に帰って来れるよう、目立つようにカラフルに家の色が塗られました。なので、ただ色を考えなしに塗っている訳でなく、自分の家を区別するために、となりの家とは必ず違う色で塗られているのです。
昔、漁業がブラーノ島の人々にとっての主な仕事でしたが、現在では漁業だけでなく、このカラフルな町並みが話題となり、ヨーロッパを中心に世界各国の観光客が訪れるため、多くのレストランやお土産やなどがあり、これらが彼らの生活を支えています。
写真:いまづる めぐ
地図を見るピサの斜塔は日本でもとても有名ですが、このブラーノ島にも一際目立つ斜塔が島のメインストリートの先にそびえ立っています。またこの中心地にある教会から2分の場所に毎週水曜日の朝には、市場が開かれ、新鮮な魚が並びます。
おなかが空いてきたら、レストランで海の幸を堪能し、そのあとはお土産探し。ブラーノ島はニードルレースが有名なので、お友達や家族へのお土産にピッタリ。また、姉妹島のムラーノ島ではグラスが名産なので立ち寄ってみては?
ベネチア中心地にも見所がいっぱいで、ブラーノ島に行く時間があるか心配される方もいるかもしれませんが、ベネチア中心地から、ブラーノ島まで船で1時間弱とアクセス抜群で、2時間程で見て回れる島です。個性あるカラフルな家の中から、自分のお気に入りの家を見つけてみてはいかがですか?
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(2023/12/5更新)
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