渋谷名物と言えば駅前のスクランブル交差点。サッカーのワールドカップが開催されたときは大勢のサポーターがこの交差点で日本代表を応援し、ここ数年はハロウィンの季節になると仮装した人で埋め尽くされることも。DJポリスの名称で親しまれた警察の機動隊の方が一時有名になったのも、このスクランブル交差点でした。
テレビCMや雑誌の広告などでも度々目にする機会があるため、渋谷を訪れたことのない方でも、ご存知の方は多いと思います。おそらく日本で最も有名な交差点ではないでしょうか。
スクランブル交差点を通過する人数は1日あたり約50万人とも言われ、世界で最も忙しい交差点とも言われています。スクランブル交差点を見るために渋谷を訪れる観光客も多く、昼夜問わず写真を撮影している外国人をたくさん見かけます。
常にたくさんの人が動き回っている場所なので、写真を撮る際は周りの人とぶつかったりしないよう、くれぐれもご注意ください。
渋谷駅のハチ公口からスクランブル交差点を渡って歩いていくと辿り着くのが渋谷のセンター街。渋谷のメインストリートの一つで、数多くの飲食店が軒を連ねています。お腹が空いている時間帯に歩くと、美味しそうなお店が多く、どこで食事をしようかと迷われてしまうかもしれません。
センター街という名称で慣れ親しまれている通りですが、正式な名称は「バスケットボールストリート」に変更されています。渋谷の「怖い・危ない街」というイメージを払しょくするために、クリーンなイメージを持つスポーツと結びつけられるよう2011年に改名されました。
かつては有名なゲームセンターがあったのですが、2013年に惜しまれつつも閉店。ファーストフード店も多く、夕方にもなると中学生や高校生と思われる若者の姿を多く見かけますね。「怖い」と感じる人はほとんど見かけませんので、ご安心ください。
スクランブル交差点やセンター街と肩を並べて渋谷名物として有名なのが109。直接訪れたことがなくとも、マルキューという言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。独特な円筒状の建物は渋谷のシンボル的存在になっていますね。
109の名称は運営元である東急電鉄の「東急」を数字にあてた「10-9」から「イチマルキュー」と決められたのをご存知でしょうか。他にも営業時間が午前10時から午後9時までという意味も含まれています。
10代から20代の女性をメインターゲットとした様々なお店が入っていて、おしゃれなカフェも充実。流行に敏感な女性は一日中ショッピングを楽しめますよ。東京のファッションの最先端に触れてみたい方はぜひ足を運んでみてください。
渋谷の新たなランドマークとして2012年に開業したヒカリエ。東急文化会館が建てられていた跡地に建設され、百貨店や飲食店、オフィスビルなど、様々な一面を併せ持った複合商業施設となっています。
渋谷駅に直結しているため、雨の日も傘を差さずにヒカリエへ行くことができるのはとても便利。約200のショップが入居していて、カフェやレストランで食事を楽しめるほか、東急シアターオーブでは舞台やミュージカルを楽しむこともできます。
ヒカリエホールでは大規模な写真展やテレビゲームのアトラクションなど、時期によって様々な催し物が開催されています。イベントによっては無料で見られるものもありますので、渋谷を訪れる際にはぜひチェックしてみてください。
ちなみにオフィスフロアには名だたる有名企業が入居しています。関係者以外、オフィスエリアに入ることはできませんので、ここがあの会社の本社なんだ......と眺めるだけにしましょう。
駅の改札口の名称にもなっているハチ公。その名の通り、渋谷駅のハチ公口改札から歩いてすぐの場所に、凛とした姿で主人を待ち続けるハチ公の銅像が建てられています。
渋谷の待ち合わせ場所の代名詞的存在になっていることもあり、ハチ公の付近は昼夜問わず多くの人で賑わっています。夕方以降、人の多い時間帯になってくると、ハチ公の銅像が黒いこともあって、なかなかハチ公を見つけられないかもしれません。
ハチ公は記念写真の定番スポットですので、無事にハチ公を見つけられた際には記念にハチ公と一緒に写真を撮られてみてはいかがでしょうか。
若者の街として知られる渋谷。渋谷駅の近くには昔からオフィスビルも多く、実際はたくさんのビジネスマンが行きかう街でもあるのですが、ヒカリエがオープンしたことをきっかけに、大人の街としての色合いも年々強くなってきました。
今回ご紹介したスポットはいずれも渋谷駅から徒歩5分以内の場所にあるため、初めて渋谷を訪れる方にとっても行きやすい場所だと思います。
エネルギーに満ち溢れた渋谷の街、東京に来られた際はぜひ観光に来てみてはいかがでしょうか。
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