写真:Saito Junso
地図を見る入笠山は長野県伊那市、赤石山脈(南アルプス)の北端に位置する標高1,995mの山です。山頂からの絶景も素晴らしいのですが、山麓にある富士見パノラマリゾートのゴンドラを使うだけで信州を代表する八ヶ岳の雄姿を間近に眺めることができます。
ゴンドラ利用なので山登りの特別な装備も要らず、普段着のままでやって来られるのも魅力です。それでもここゴンドラ駅の標高は1,780m。天気の良い日には圧倒的な存在感を放つ八ヶ岳を目の前で楽しむことができますよ。
写真:Saito Junso
地図を見る一年中楽しめるのも入笠山の特徴です。春から夏には高山植物やすずらんなどの花が咲き誇ります。厳しい冬を耐え5月頃から咲き始める花々は、紅葉が始まる9月下旬頃まで楽しめます。高山植物が咲き誇る中を歩くのは山の醍醐味のひとつですね。
10月頃からは本格的に紅葉も始まり、花の山とはまた違った姿を見せてくれます。また同じ時期には八ヶ岳山麓に発生する雲海を眺める為の雲海ゴンドラも運行され、美しい雲海目当てにも多くの人が訪れます。
もちろん春から夏にはトレッキングを楽しむ人も多くいますし、冬にはスノートレッキングやスキーもお勧めです。まさに入笠山は一年中楽しめる場所ですね。
写真:Saito Junso
地図を見る入笠山は初級者でも安心してトレッキングができるコースが多く、子供からお年寄りまで楽しめます。ゴンドラ駅から5分の場所には恋人の聖地として認定されている八ヶ岳展望台があり、途中のすずらんの群生や晴れた日のこの展望台からの八ヶ岳の景観は抜群です。
また富士パノラマリゾート周辺には100種類以上の花が咲く山野草公園や、100万株のすずらんの大群生がある入笠湿原などもあり、こちらも気軽に散策することができます。
全体的に遊歩道がしっかりと整備されているので、自分のペースで楽しめるのも嬉しいですね。
写真:Saito Junso
地図を見るゴンドラ駅から約60分で標高1,995mの入笠山山頂に登ることができます。山頂に近付くにつれやや傾斜はきつくなりますが、特に危険個所もなく最低限の装備は必要ですが他コース同様初級者でも安心して登れます。
そして入笠山山頂では360度の大パノラマが登山者を迎えてくれます。周りに高い木々がないことからまさに天然の展望台。その景色は北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、そして富士山と日本を代表する山々を多く見られます。日本100名山のうち何と22山もここから見られるというから驚きです。
写真:Saito Junso
地図を見る入笠山麓に位置する富士見パノラマリゾートでは、信州の特産も楽しむことができます。信州味噌を使ったラーメンや定番のざるそばなど、食べることもトレッキングの大きな楽しみですね。
その中でも一押しは、「ルバーブソフト」です。ルバーブとは食物繊維がたっぷり含まれたシベリア原産の植物で、整腸作用や美肌効果のほか目の疲れにも効くとされています。その中でも貴重な真っ赤なルバーブを使って作られたのが「ルバーブソフト」。今では藤見町特産でもあり、ここ入笠山の売店やレストラン等で食べることができます。
標高2,000m級の山ながら、ゴンドラを利用することで大パノラマや絶景が楽しめる入笠山。四季折々の魅力があり初心者から上級者、子供からお年寄りまで楽しめる山です。
トレッキングで体を動かし、絶景を眺め、山の特産を楽しむ。そんな充実した休日を過ごしに入笠山を訪れて見てはいかがでしょうか。
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(2024/4/19更新)
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