美瑛・ブーランジェリーで自然を美食する「bi.ble(ビブレ)」

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美瑛・ブーランジェリーで自然を美食する「bi.ble(ビブレ)」

美瑛・ブーランジェリーで自然を美食する「bi.ble(ビブレ)」

更新日:2016/08/23 10:36

和山 光一のプロフィール写真 和山 光一 ブロガー

緩やかな丘陵がどこまでも連なり、ヨーロッパの田舎のような雄大でのどかな北海道・美瑛町。季節ごとに色合いの異なる作物の畑がパッチワークのような風景を描くこの丘のまちに、一度は行きたいと思わせる2014年5月にオープンしたレストラン「ビブレ」があります。美瑛をはじめとする北海道の食材を堪能できる「ザ・北海道」的な料理が楽しめる人気のお店に、是非ドライブの途中、ランチに立ち寄ってみてください。

美瑛の風景と野菜を満喫するレストラン「ビブレ」

美瑛の風景と野菜を満喫するレストラン「ビブレ」

写真:和山 光一

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美瑛町にある有名な木である『ケンとメリーの木』の近くに位置するレストラン「ビブレ(bi.ble)」は、2006年に廃校となっている旧・美瑛町立北瑛小学校の敷地内に新設されたレストランです。「ビブレ」の「ビ」は美瑛の「ビ」、「ブレ」はフランス語で「小麦」の意味です。

駐車場に車を停め、石畳の上を歩いていきます。レストランの建物は、シンプルでシックな落ち着いた木造建築で、お店の玄関もとてもシンプルで清潔感があります。エントランスをくぐると正面のレジカウンターには、ハード系パンからデニッシュパンなどがずらり並んでいて、パンだけを目当てに来店されるお客様もおられます。レストランに隣接するパン工房から美瑛町産の小麦を石釜で焼いたパンの香りが流れています。

レジカンターから左側、数段下がってレストランに続き、連続窓に沿って奥行きのあるテーブル席が並びます。ガラス窓から差し込む光で店内はとても明るく、木の温もりが感じられる店内のテーブル席から見渡せる窓ガラスの向こうには、美瑛の丘陵が広がり、そして遠くに十勝岳連峰を望むパノラマが楽しめます。

麻の巾着の中のパンは香りを楽しむための演出!

麻の巾着の中のパンは香りを楽しむための演出!

写真:和山 光一

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テーブルに案内されてメニューを渡されます。パンの名前が付いたランチコースは「ブリオッシュ」2600円、「クロワッサン」3400円、「バゲット」5400円の全3種類の中から選ぶのですが、ひとテーブルの注文は同じコースでというしばりがありますので注意してください。今回ご紹介するのは一通りこのレストランの特徴がわかる3400円のコースです。メニューが決まって最初に運ばれてくるのが麻袋。中には温かいカンパーニュがくるまれていて、袋の底に温めた小豆が入っていて保温されています。

美瑛産のジャガイモを練り込んだ大きなパンが1ホール丸ごと包まれています。切れ目が入った状態でこれを二人で分けて食べます。パン工房からの焼き立ては表面がさっくりとしていて、ほかほかのパンを手でちぎって頬張ると、優しい小麦の香りとジャガイモの甘さが口の中にじんわりと広がります。とても美味しくて食べすぎてしまいがちですが、最初にパンをしっかり食べてしまうと食事の最後にはお腹がいっぱいになります。残ったパンは持ち帰りができますので食べすぎには注意しましょう。

色とりどりの前菜を数種類盛り込んだ「麦の丘のプレート」が印象的

色とりどりの前菜を数種類盛り込んだ「麦の丘のプレート」が印象的

写真:和山 光一

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前菜として用意されたスタンドに乗せられたプレート「丘のプラトー」が運ばれてきます。プラトーとは「高原または台地」という意味で、スモークサーモン、豚の肉とレバーのパテ、トマト・パプリカ・茄子・ズッキーニなどが入ったラタトゥイユ、彩り野菜のピクルスなど数種類の料理が並びます。もちろん食材は美瑛産で、「丘の台地」とはまさに美瑛の丘の風景を表した料理なのです。一人分を自分の皿に取り分けていくのはビュッフェのような面白さがあります。どちらが上手に盛り付けられたか較べ合うのも楽しいですよ。

スープはとうもろこしの冷たいスープ。濃厚というよりは自然の甘さそのままの味が出ていてさわやかな感じ、美味しくないわけがありません。

次は大きな美瑛産ブロッコリーの茹で上げです。しっかりとした食感と野菜本来の甘味がしっかりと出ています。茎までしっかり甘く、きっと塩加減が絶妙なのでしょう。ここで突然ウェイターさんが、海老のすり身のズッキーニのはさみ揚げを運んでこられます。小枝と共に出されてくる演出も北海道らしい感じがでています。熱々でサクサクと香りがよく、美瑛産ズッキーニもしっかりと海老のすり身と同様トロリとしていて小さいながらもしっかりとした一品です。

北海道の食材の味をダイレクトに

北海道の食材の味をダイレクトに

写真:和山 光一

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口休めの今日のサラダは、美瑛産の朝採れの新鮮野菜を供される直前に目の前でオリーブオイル、ワインビネガー、塩等のドレッシングで和えて出され、この演出が美味しさを増大させます。ピンと張りのある葉野菜を口の中にいれると、チクチクと刺さるような感じがするぐらい野菜が生きています。レタスの新鮮さとみずみずしさに感動です。

メインの豚料理は美瑛産豚のスネ肉のココット煮込み。客席までココット内での煮込み状況を見せに来てくれます。その後それぞれの皿にとりわけて供されたお皿には、ほろほろと崩れるほど柔らかく煮込まれたお肉とコラーゲンたっぷりでトロトロの軟骨が小豆と一緒に載っています。マスタードをつけていただきます。

付け合わせにはドゥフィノワ(ジャガイモのグラタン)が運ばれてきす。じゃがいもの美味しさは言うまでもなく、クリームもさらっとしているのでいくらでも食べれてしまいます。

食後もゆったりと寛ぎの一時がまっています。

食後もゆったりと寛ぎの一時がまっています。

写真:和山 光一

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フィナーレのデザートは、「天使のクレーム」と名付けられたふわふわのフレッシュチーズのクレームダンジュ。チーズ&生クリーム&卵白をホイップしたヨーグルトのようなものです。たっぷり持ってきてくれ、すきなだけ盛ってくれます。甘酸っぱいハスカップのジャムが添えられ全体的に軽い感じでスーと食べれてしまい文句なしの美味さです。

実はデザートの前にウェイターさんが飲み物メニューを見せ「別料金ですが飲み物はいかがですか?」と聞いてくれます。クッキーがついてきて食後のコーヒー一杯350円ですが、ホッと落ち着いた気持ちにさせてくれます。

北海道で有名なラパンフーヅのオーベルジュ

レストラン「ビブレ」は、札幌市の「モリエール」や羊蹄山近くの真狩村で「マッカリーナ」、そして同じ美瑛町の「アスペルジュ」などと同じくラパンフーヅが運営しています。。「北瑛小麦の丘」と名付けられた複合施設でもあり、ブーランジェリー(パン工房)とオーベルジュ(宿泊施設)などが併設されています。

ランチの3種類のメイン料理は「ブリオッシュ2600円」が、チキンレックの赤ワイン煮、「クロワッサン3400円」美瑛産豚すね肉の煮込み、「バゲット5400円」が牛フィレ肉のステーキ」ですので、お肉の好みとお腹の具合と相談しながらコースを決めて下さい。

営業時間は、MEMO詳細をご覧ください。開店と同時に行くか、予約をいれておくのがベターです。

北海道の恵みを堪能しました!という感じの美瑛の雰囲気ぴったりの気分が盛り上がるレストランです。※価格は2016年8月時点のものです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/01 訪問

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