写真:Lady Masala
地図を見る「Sercotel San Juan de los Reyes Hotel(ホテル セルコテル サン フアン デ ロス レイエス)」は、かつてのユダヤ人街にある4つ星ホテルです。街の中心であるソコドベール広場から徒歩で15分ほどの場所にあり、主な観光施設からは徒歩圏内という理想的な立地条件。
「16世紀で歩みを止めた」といわれている、城壁に囲まれた街トレド。歴史的建造物がいたるところで見られる旧市街にあって、ここユダヤ人街には、ホテルの名前の由来ともなっている「サン フアン デ ロス レイエス教会」をはじめ、「エル・グレコ美術館」、地域の歴史を象徴するかつてのシナゴーグ(ユダヤ教会)「トラシント教会」など、見る価値のある観光施設が集まっています。
トレドを終の棲家としたギリシャ人の画家エル・グレコがかつて住んでいた場所としても知られるユダヤ人街は、世界遺産に登録されている旧市街のなかでも上品で静かな場所です。
写真:Lady Masala
地図を見るトレドは、刀剣や武具の産地として知られていますが、「ホテル セルコテル サン フアン デ ロス レイエス」では、甲冑に身を包んだ中世の騎士が宿泊客を温かく出迎えてくれます。旅の思い出に、騎士と一緒に記念撮影をしましょう。
ロビーのインテリアの素晴らしさには、思わずうっとりとさせられます。甲冑を中心に絵画やアンティーク家具がセンス良くディスプレーされ、まるで貴族の邸宅のよう。無料でインターネットが使用できるコンピューターがあり、時間帯によっては、レモン水のサービスもあるので、しばらくロビーで寛いでみてはいかがでしょうか。
写真:Lady Masala
地図を見るこのホテルは4つ星だけあり、アメニティーが充実しています。シャンプーとボディーソープは兼用ですが、スポンジやくし、ボディーローションまで用意されているのは、ヨーロッパのホテルとしては、上等のサービスといえるでしょう。
手洗い用の石けんからは、麝香(ムスク)のようでいて、教会のミサで焚かれるお香のようでもある甘く魅惑的な香りが漂います。アラビアからヨーロッパに伝わったとされる麝香。石けんを使うたびに、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の文化が融合する異国情緒あふれるトレドにふさわしい香りを楽しむことができます。
トレドの夏は暑く、拭っても拭っても汗が噴き出すほど。そのためか、アメニティーにはオーデコロンも含まれています。麝香に柑橘系の香りを重ねた甘くさわやかなコロン。シャワーの後につけると、暑い日も爽やかに過ごせます。エキゾチックな香りに包まれてロマンチックな気分に浸ることができるのは、このホテルに滞在する特権です。
写真:Lady Masala
地図を見るビュッフェ形式の朝食はヴォリューム満点。別料金となりますが、試してみる価値があります。パンが充実しており、チョコレートやカスタードクリームのクロワッサンは絶品です。
スペインはイベリコ豚の産地として知られていますが、朝食でも、豚肉を思う存分に味わうことができます。甘いパンが苦手なら、食パンにチョリソーや生ハムをはさんでサンドイッチにして食べるという手もあります。また、デザート用のメロンと一緒に「生ハムメロン」はいかがでしょうか。カリカリに焼かれたベーコン、コロコロのソーセージ、豚肉のローストまで用意されており、至れり尽くせりです。
スペインに来たなら一度は食べておきたい、ポテトがたっぷりの「スパニッシュオムレツ」もあります。朝からおいしい物をしっかりと食べて、充実した1日を過ごしたいものです。
首都マドリッドから電車でおよそ35分という便利な立地条件から、日帰りで訪れる観光客に人気のトレド。しかしながら、短時間で通り過ぎてしまっては、見逃してしまう風景もあるでしょう。できるならば泊りがけで、じっくりと街歩きを楽しみたいものです。
静かで落ち着いた雰囲気が漂うユダヤ人街にある「ホテル セルコテル サン フアン デ ロス レイエス」は、観光施設へのアクセスもよく、近隣にはレストランやカフェ、土産物店もそろっています。古都トレドを訪れた際には、古い貴族の館を思わせる、この風格あるホテルに滞在してみてはいかがでしょうか。
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(2023/12/11更新)
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