サンワンレジデンスは台北の「中山エリア」、MRT中山駅と松江南京駅の中間、両駅まで歩いて10分程の場所に位置しています。駅直結ではありませんが、ウィンドウショッピングをしながら駅までそぞろ歩けばあっという間の距離です。また台北の中心部にあるため、安くて気軽に乗れるタクシーを使えばどこへ行くのにも便利、「サンワンレジデンス」はそんな交通至便なホテルなのです。
ホテル周辺は飲食店やスーパー、マッサージ店、お土産屋などが豊富にあってこの周辺だけでも十分楽しめるくらい。台湾式朝食の「永和豆漿」や、もはや小籠包の代名詞「鼎泰豊」の支店が入る「新光三越南西店」、お手頃価格がうれしい老舗パイナップルケーキの「李製餅家」など有名店も徒歩圏内です。
またこのサンワンレジデンスは台北に2軒しかない「スモールラグジュアリーホテルズ」のうちの1軒で、客室数は81室のみ。12歳以下の子どもは宿泊不可という静かな大人向けのホテルでもあります。
部屋へ上がるエレベーターはカードキーがないと作動しないシステムでセキュリティ面も安心です。お部屋の広さはスタジオルームで30平米と決して広くはありませんが、ベッドや家具が機能的に配置されており狭さは感じません。
宿泊料金は時期やお部屋のカテゴリーにより変動はありますが、スタンダードタイプのスタジオツインルームが1泊2名朝食付きで1部屋15,000円〜20,000円と、立地と内容を考えればとてもリーズナブルです。(2016年5月現在)
寝心地の良いベッドはもちろん、セーフティボックスやバスローブ、浴衣、今まで見たことがないくらいフカフカなスリッパやズボンプレッサー等々、おおよそホテルの客室で必要だろうと思うものが揃っていて、この価格帯でこれだけの設備が整うというコスパの良さ。
また、サンワンレジデンスはオーナーの意向で館内には多数の美術品が展示されており、まるで小さな美術館のようです。特筆すべきは1階の豪華なソファセットや調度品が飾られているラウンジ。こちらで宿泊者は24時間好きな時にお茶やお菓子をいただくことができます。
清潔なバスルームでまず最初に目につくのは、サンワンレジデンス名物の深くて広々とした浴槽。たっぷりお湯をはった階段式の浴槽には木の湯桶やバスソルトが添えられ、まるで温泉に入っているような極楽気分を味わうことができるでしょう。
また、シャンプーやコンディショナーがロクシタンというのも女性には嬉しいポイント。ホテルのアメニティも歯ブラシやブラシ、シャワーキャップやソーイングセント、シェーバーなど基本的なアメニティ類が揃っています。トイレはウォシュレット完備で、ゲストが快適に過ごすための工夫があちらこちらで感じられるのが好印象です。
1枚目の写真にもある金太郎のようなマーク、チェックイン後は館内のあちこちでこのマークを目にすることになります。実はサンワンレジデンスの親会社は台湾の大手お菓子メーカー(旺旺グループ)で、この金太郎はその旺旺グループのキャラクター。そう、親会社の恩恵でこのホテルは24時間お菓子が食べ放題なのです。
街歩きからホテルに戻った時、お部屋に入る前にお茶をしながらおしゃべり出来るラウンジがあるのも、サンワンレジデンスの嬉しいポイントですね。
また1階の豪華なラウンジとは別に、2階のダイニングエリアでは11時から17時がハッピーアワーとして宿泊者に開放され、ソフトドリンク、お菓子、果物、インスタント麺などが無料でいただけるようになっています。
1階のラウンジのお菓子はおせんべいが中心ですが、ハッピーアワーはおまんじゅうや台湾のロールケーキなどが提供され、この時間は内容がグレードアップするので必食です!
朝食は同じく2階のダイニングエリアで。麺や点心、おかゆや甘さ控えめなお汁粉など台湾メニューはもちろん、サラダやシリアル、ヨーグルトや卵料理、パンケーキなどの洋食メニュー、ごはんやお味噌汁、焼き魚に納豆と日本人を意識した和食と、このクラスのホテルとしては充分な品揃えです。
朝食の内容からも日本人宿泊者を意識したホテルであることが分かるサンワンレジデンスですが、スタッフはホスピタリティに溢れていて細やかな心遣いと笑顔が素晴らしい!
ウェルカムフルーツには「ご希望であれば喜んでカットも致します」とメッセージが添えられていたり、ロビーには日本語が話せるスタッフが待機してゲストの様々な要望に応えてくれたり、日本以上に「かゆいところに手が届くサービス」に接客のクオリティーの高さとおもてなしの心を感じることができるでしょう。
いかがでしたか?台北に無数にあるホテルの中で、リーズナブルながら快適なお部屋とバスルーム、美術館のような豪華なラウンジでお菓子の食べ放題、そして気持ちの良いスタッフの対応と、一度宿泊するとまた泊まってみたくなるサンワンレジデンスは実はリピーター続出なのです!
コスパの良さとホスピタリティあふれる「サンワンレジデンス(神旺商務酒店)」ホテルですが、ひとつだけ注意事項が。台北市内には系列の「サンワンホテル(神旺大飯店)」があるため、タクシーに乗る際には注意が必要です。ドライバーによってはこの2つのホテルを混同している場合もあるので、乗車の際は「San Want Rwsidence・神旺商務酒店」とホテル名と住所を書いた紙をドライバーに見せるとより安心でしょう。
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