八百万の神々の声を聞く!神話の里 高千穂「天岩戸神社」

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八百万の神々の声を聞く!神話の里 高千穂「天岩戸神社」

八百万の神々の声を聞く!神話の里 高千穂「天岩戸神社」

更新日:2016/09/20 17:27

肥後 球磨門のプロフィール写真 肥後 球磨門

「神話の里」宮崎県高千穂町にある「天岩戸神社」は、天照大神が岩戸に隠れて世の中が真っ暗になったという天岩戸神話が伝わる場所です。
ご神体である天岩戸を拝む「天岩戸神社西本宮」、天照大神が岩戸から出られて最初に居を構えた「天岩戸神社東本宮」、天照大神を岩戸から呼び出すために天鈿女命が舞を踊り、八百万神が話し合った「天安河原」など神話に満ちあふれる天岩戸神社を紹介します。

多くの参拝客が訪れる天岩戸神社西本宮

多くの参拝客が訪れる天岩戸神社西本宮

写真:肥後 球磨門

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宮崎県高千穂町には宮崎県側からは東九州自動車道延岡ICからおよそ50分、熊本県側からは九州自動車道御船ICから1時間30分で到着できます。高千穂町中心部からおよそ7km離れた場所にあるのが「天岩戸(あまのいわと)神社」。神社の傍を流れる岩戸川を挟んで「西本宮」と「東本宮」の二つの神社があり、天照大神(あまてらすおおみかみ)がご祭神として祀られています。

一般的に「天岩戸神社」といえば「天岩戸神社西本宮」を指し、多くの参拝客が訪れていて、社務所があるこちらの西本宮でのみ、御朱印帳記入やお札を受けることができます。

境内には、岩戸地域内から採取された勾玉などの装身具や土器などが展示された「天岩戸徴古館」があります。考古資料のほかに美術品や大正天皇の遺品などが合わせて2000点ほど展示されているので、参拝後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「天岩戸遥拝所」でご神体「天岩戸」とご対面!?

「天岩戸遥拝所」でご神体「天岩戸」とご対面!?

写真:肥後 球磨門

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天岩戸神社西本宮は拝殿があるのみで、神様のお住まいであるとされる本殿がありません。そして、岩戸川の対岸にある天照大神がお隠れになったご神体の、『天岩戸』と呼ばれる洞窟を拝むという日本国内でも珍しい神社です。

拝殿の裏側に天岩戸が拝める「天岩戸遥拝所(あまのいわとようはいじょ)」があります。遥拝所に行くには必ず神職の同行が必要で、希望者は社務所で受付をすれば案内をしてくれるのでお願いしましょう。ご神体は生い茂る木に隠れて姿を拝むことはできず、誰も近寄れない禁足地となっているため、明確な形状が分からない神秘に包まれた場所になっています。

天岩戸遥拝所案内は受付時間が8:30から16:30までで、所要時間はおよそ20分です。希望者が多い場合は待ち時間が長くなるので、参拝の最初に社務所で受付を済ませることをおススメします。

天鈿女命が枝を手に踊った御神木「招霊の木」

天鈿女命が枝を手に踊った御神木「招霊の木」

写真:肥後 球磨門

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西本宮の拝殿の右側には御神木の「招霊(おがたま)の木」があります。天照大神が天岩戸に身を隠し世の中が真っ暗になってしまったときに、岩戸から天照大神を呼び出すために舞を踊ったのが天鈿女命(あめのうづめのみこと)です。舞を披露する時に天鈿女命が手にしていたのが招霊の木の枝と伝えられているので、木の前に立って天鈿女命の舞を想像してみてはいかがでしょうか。

招霊の木の苗を社務所で譲ってもらえます。持ち帰り育てると天鈿女命のようにうまく舞が踊れるようになるかもしれませんね。

八百万神が連日会議を持った天安河原

八百万神が連日会議を持った天安河原

写真:肥後 球磨門

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西本宮の裏参道から県道に出ると、右手に天安河原(あまのやすがわら)に続く歩道があります。歩道を10分ほど進むと、八百万神(やおろずのかみ)が天岩戸に隠れた天照大神をどうやって呼び出すかを相談した「仰慕窟(ぎょうぼがいわや)」という間口40m、奥行30mの大きな洞窟がある天安河原に到着します。周囲は神聖な空気に包まれた不思議な空間。目を閉じてこの場所に佇むと静寂の中で八百万神の声が聞こえてきそうです。

河原には石を積むと願い事が叶うという云われがあるため、参拝客が積んだ数多くの積石が並んでいます。積む石の数は、3・5・7のいずれかの数が良いとされるので、願い事をしながら近くの石を拾って積んでみてはいかがでしょうか。

大雨などで川が増水すると立ち入りが制限されることがあるので、事前に確認して出かけることをおススメします。

天照大神が岩から出て最初に居を構えた場所「天岩戸神社東本宮」

天照大神が岩から出て最初に居を構えた場所「天岩戸神社東本宮」

写真:肥後 球磨門

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天岩戸神社東本宮は天照大神が天岩戸から出た後に最初に住まわれた場所で、西本宮から徒歩で7分ほどのところにあります。東本宮には西本宮にはない本殿が建っていますが、西本宮に比べて参拝する人が少ないこともあり境内は静寂に包まれています。
本殿の裏に「七本杉」と呼ばれる御神木に近づける遊歩道が整備されていて、七本の杉の木の根元がつながった不思議な光景を見ることができるので、参拝の後に見学してみてはいかがでしょうか。

参拝客の多くが天岩戸神社といえば「西本宮」にお参りして「東本宮」を参拝しませんが、「東本宮」には神聖で厳かな空気が漂いとても落ち着く場所なので、こちらも忘れずにお参りすることをおススメします。

「天岩戸神社」で神様の声を聞きませんか?

東国原英夫氏が宮崎県知事選挙への出馬を迷っていたころ、天安河原で神様の声を聞いて出馬を決意したそうです。何か迷いごとなどがあるときに天岩戸神社に参拝し天安河原の静寂の空間でじっと目を閉じていると、神様の声が聞こえてくるかもしれないですね。

誰も目にできないご神体の「天岩戸」、八百万神が話し合った洞窟、厳かで神聖な空気が漂う東本宮など神秘が広がる天岩戸神社で、「神話の里」の空気に触れてみてはいかがでしょうか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/23 訪問

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