バチカン市国にある「サン・ピエトロ大聖堂」。キリスト・カトリック教会の総本山であり、世界中から多くのキリスト信者が訪れます。また、建築には多くの有名な建築家や芸術家が携わっており、その壮大な建築を一目見ようと、観光客も多く集まるスポットです。
また、サン・ピエトロ大聖堂では毎週水曜日に法王の演説があります。その時間帯になると、一般人は入場できなくなるのですが、大聖堂前にあるモニターからその様子を謁見することは可能です。法王を遠くからでもお目にかかれる機会はめったにないので、訪れてみるのもおすすめです。使用されているモニターがパナソニック製な点にも、注目してみてください。
古代ローマでは、裕福な人たちの中で「殺し」が娯楽として扱われていました。そんな娯楽の場であった、円形闘技場である「コロッセオ」。有名な建築家や美術家などを集めて造られたという、壮大なうえに細部までッ計算しつくされているこの建築物。日本人が弥生土器を作っていたその頃に建築されていたというのだから、驚きですよね。
コロッセオの入場券は、複数の場所で購入することができます。ローマ古代遺跡「フェロ・ロマーノ」にも入れるセット入場券もあるので、せっかくなら両方巡ってみてはいかがでしょう。コロッセオにあるチケット売り場は混雑しやすいので、フェロ・ロマーノの付近などで購入するのがおすすめです。
ローマに数々の代表作を残す彫刻家のミケランジェロが、「天使の設計」と称賛したパンテオン。天井には丸く穴が開いており、そこからローマの青い空から太陽の光が降り注ぎます。比較的小さい建築物のため、内部観光は早めに終えることもできるので、後で付近のカフェでゆっくりするのもおすすめです。
パンテオンの閉館時間は17時半ですが、17時すぎには入場制限がされてしまい中まで入れなくなってしまうので、余裕を持って向かったほうが安心でしょう。
美術、彫刻、建築……この3点において集大成とも言える建築物である、ジェズ教会。その意味は、入って天井を見上げるとわかることになるでしょう。ジェズ教会のを聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、芸術を勉強している方などが特に、数多く訪れているとのこと。
また、ジェズ教会内には「フランシスコ・ザビエルの右手」のミイラが置かれていますので、そちらも必見です。ただし、この右手のミイラは世界各地で展示をされる場合があり、その際にはこちらで見学できない場合もあるのでご注意ください。
ローマ歴史地区はあまりにも多くの見どころがあり、年を重ねても何度と訪れる人も少なくありません。もちろん、今回ご紹介した以外にも、まだまだ見るべき建築物や多くの名所があります。歴史深いこの街を、ぜひご自分の足で巡ってみてください。
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