西オーストラリア州「カナナラ」に滞在して秘境キンバリー地方を手軽に楽しもう!

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西オーストラリア州「カナナラ」に滞在して秘境キンバリー地方を手軽に楽しもう!

西オーストラリア州「カナナラ」に滞在して秘境キンバリー地方を手軽に楽しもう!

更新日:2016/08/31 16:59

高田 真美のプロフィール写真 高田 真美 旅行ブロガー、グルメブロガー

オーストラリア最後の秘境と言われるキンバリー地方は、広大な未開の地に数多くの絶景スポットが点在する、秘境好きの旅行者の憧れの地。しかし、アクセスが悪いため、訪れるのを諦めてしまっている人も多いのが現状です。そんな方におすすめしたいのが「カナナラ」という町をベースにして、キンバリー地方を楽しむという方法。今回は、秘境キンバリーのオアシスとも言える「カナナラ」の町とその周辺の見所をご紹介します。

灌漑農園が広がるキンバリー地方のオアシス「カナナラ」

灌漑農園が広がるキンバリー地方のオアシス「カナナラ」

写真:高田 真美

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西オーストラリア州北東部にある「カナナラ (Kununurra)」へは、ノーザンテリトリーのダーウィンから飛行機で1時間弱。カナナラへと向かう飛行機の窓からは、道ひとつない広大な未開の地の景色がずっと続きますが、カナナラ上空までやってくると、いきなり眼下に、緑豊かな農園が現れます。

カナナラは、オード川の灌漑事業によって1960年に出来た比較的新しい町。町の周りには灌漑農地が広がり、マンゴー、バナナ、スイカ、メロン、柑橘類、カボチャ、ヒヨコマメ、チアシード、サンフラワー、白檀など、様々な作物が作られています。

もともとは、農業のために開かれた町ですが、近年では、秘境キンバリー地方の中にある町として観光客にも人気があり、ホテルからキャラバンパークまで、様々な宿泊施設が整っています。また、カナナラの町にはスーパーマーケットなど生活に必要な施設は一通り何でも揃っていますので、秘境キンバリーの中にありながら、とても快適にステイができます。カナナラは、正に、キンバリー地方のオアシス的な存在なのです。

水鳥の楽園「リリー・クリーク・ラグーン」

水鳥の楽園「リリー・クリーク・ラグーン」

写真:高田 真美

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カナナラの町に到着すると、まず目に入ってくるのが、「リリー・クリーク・ラグーン (Lily Creek Lagoon)」という水辺です。睡蓮が浮かぶ美しいラグーンには、水鳥がいっぱい!このラグーンではボートに乗って釣りを楽しむこともできますし、隣接した公園ではラグーンの景色を眺めながらピクニックを楽しむこともできます。

オード川が流れるカナナラ周辺には、この他にも美しい水辺の景色が楽しめる場所がたくさんあるのですが、ワニが生息しているため、川や湖で泳ぐことができる場所は殆どありません。

オーストラリアには、「ソルトウォータークロコダイル」と「フレッシュウォータークロコダイル」という2種類のワニが生息しています。フレッシュウォータークロコダイルは、魚などを食料とする小さなワニでそれほど危険ではないのですが、ソルトウォータークロコダイルは、巨大で獰猛なワニなので注意が必要です。カナナラ分水ダムより上流には基本的にソルトウォータークロコダイルはいませんので、リリー・クリーク・ラグーンのような場所では、水辺を散歩したり、ボートで釣りをしたりすることは危険ではありません。一方、カナナラ分水ダムより下流にはソルトウォータークロコダイルがいますので、水辺に近寄ることも危険です。水辺にはクロコダイルに関する注意書きのサインが出ていますので、しっかりとサインをチェックしてから水辺に近づくようにしましょう。

ミニ・バングルバングル「ミリマ国立公園」

ミニ・バングルバングル「ミリマ国立公園」

写真:高田 真美

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カナナラ滞在中に是非訪れて欲しいのが、カナナラの町に隣接する「ミリマ国立公園 (Mirima National Park)」です。公園内にはビーハイブ(蜂の巣)と呼ばれる3億年前に形成されたドーム型の岩が林立しており、キンバリー地方の景勝地バングルバングルに似ていることから、「ミニ・バングルバングル」という名前でも親しまれています。

カナナラからは、本家本元のバングルバングル(パーヌルル国立公園)へのアクセスも可能ですが、セスナやヘリコプターを使った日帰りツアーに参加するか、陸路であればブッシュキャンプに1泊する必要がありますので、予算的にもなかなか「手軽に」という訳にはいきません。

一方、ミリマ国立公園であれば、カナナラの町に隣接していますので、時間的にも予算的にも「手軽に」秘境気分を楽しむことができます。国立公園内に車で乗り入れるなら、入園料は車一台につき12ドル。国立公園のすぐ外に車を停めてウォーキングトラックを1キロほど歩いて入るなら入園料はタダ!公園内には、4つのウォーキングトレイルが整備されており、どのトレイルも簡単に歩くことができますので、「歩くのは苦手」という人でも簡単に秘境気分を味わうことができますよ。

「ケリーズ・ノブ」の頂上に登ってみよう!

「ケリーズ・ノブ」の頂上に登ってみよう!

写真:高田 真美

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カナナラの町のすぐ北側には「ケリーズ・ノブ (Kelly’s Knob)」という小高い岩山があります。舗装された道を車で登っていくと展望台があるのですが、そこから更に徒歩でウォーキングトラックを登っていくと、ケリーズ・ノブの頂上に到着します。

ケリーズ・ノブの頂上からは、東にはミリマ国立公園が、南にはカナナラの町とカナナラ湖が、西には灌漑農園が、北にはアウトバックの平原が広がっており、正に360度の景色を楽しむことができます。展望台の駐車場から頂上までのウォーキングトラックは、往復で約1.2キロ。足場の悪いところには手すりや階段が設置されていますので、意外と簡単に歩けます。アウトバックの大地に日が沈む夕暮れ時もお勧めですよ。

アボリジニアートや白檀グッズなど、お土産ショッピングも充実!

アボリジニアートや白檀グッズなど、お土産ショッピングも充実!

写真:高田 真美

アボリジニ(オーストラリア先住民)の人たちが数多く暮らすキンバリー地方。カナナラのお土産ショッピングに、アボリジニアートのギャラリーを訪れてみてはいかがでしょうか。アボリジニアートといえば、点描画が有名ですが、絵画の他にも、美しい色彩の手編みの籠や、ボアブの実に彫刻を施した工芸品(上の写真)など、様々な芸術品があります。

カナナラのお土産としては、白檀グッズもお勧めです。カナナラの灌漑農園では、白檀(Sandalwood)の栽培が大規模に行われており、町外れには The Sandalwood Factory という白檀グッズのショールームがあります。白檀を使ったスキンケア商品や石鹸、香水、アロマグッズなど、お土産にぴったりなものがたくさん売っていますよ!

この他にも、カナナラの近くで採掘される「ゼブラロック」というシマウマ模様の石を使ったアクセサリーや置物を買うことができるゼブラロックギャラリー (Zebra Rock Gallery) や、カナナラの特産物であるサトウキビを使ったラム酒の蒸留所 (Hoochery Distillery) など、カナナラはお土産ショッピングも非常に充実しています。

最後に

キンバリー地方のカナナラへは、下記の3都市からバージンオーストラリア航空とエアノース航空の2社が直行便を運航しています。(エアノース航空便はカンタス航空もコードシェアをしていますので、カンタス航空のウェブサイトから予約することもできます。)

・ダーウィン(ノーザンテリトリー)から1時間弱
・ブルーム(西オーストラリア州)から1時間強
・パース(西オーストラリア州)から3時間強

今回は、カナナラの町とその周辺についてご紹介しましたが、カナナラ周辺には、日帰りで訪れることのできる見所がこの他にもたくさんあります。カナナラの町で快適にステイしながら、キンバリー地方の秘境を楽しんでみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。

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