福岡・宮地嶽の「恋の宮」は、心身を守る女性のための神様!

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福岡・宮地嶽の「恋の宮」は、心身を守る女性のための神様!

福岡・宮地嶽の「恋の宮」は、心身を守る女性のための神様!

更新日:2018/06/27 12:00

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ アマチュア写真家

CM「光の道」で一躍全国区になった宮地嶽神社。この神社は福岡では太宰府天満宮などともに初詣の人出が毎年ニュースで出るほどで、格式も高く、地元の人々にとっては親しみのある神社です。

その神社の奥に、女性の心とからだの両方を守ってくれると古くから信仰を集めてきた可愛い社殿があります。それが「恋の宮」。ここは心を守る神と体を守る神が二神あわせて祀られている、女性にとって大変心強い場所なんです。

宮地嶽神社・総本宮の参道は、新しい世界への道

宮地嶽神社・総本宮の参道は、新しい世界への道

写真:万葉 りえ

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約1600年前に創建されたという宮地嶽(みやじだけ)神社。ここは福岡の人々にとってはなじみのある神社で、初詣での人出の多さでは、毎年上位に入るほどの人気の場所。

その神社がJALのCMに登場して、「光の道」が全国に知られるようになりました。
写真でご覧いただいているように真っ直ぐにのびる参道の先にあるのはまぶしい光の世界! 玄界灘に面した宮地浜の海に太陽光が反射して、前も見えないほどのまぶしさに。宮地浜にも鳥居が立っており海辺から参道が続きますが、さすが「光の道」ですよね。

このあたりは太古から大和朝廷と中国大陸や朝鮮半島とをつなぐ重要なルートで、かなり力を持った豪族がおさめていたことがわかっています。古代の日本にとって、新しい技術や文化をもつ、海のむこうの国はまぶしい世界。この道はそのまぶしい世界から新しいものがもたらされるという意味でも、まさに「光の道」だったのです。

「光の道」だけではない、3つの日本一

「光の道」だけではない、3つの日本一

写真:万葉 りえ

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宮地嶽神社にある直径2.2メートルの大太鼓は、国産の材料で製作された太鼓の中では日本一の大きさを誇るもの。太鼓の鼓面は和牛の皮をなめしたもので、現在の和牛では作ることができないサイズで出来ています。そして、奉納された大鈴の大きさも日本一となっています。

もう一つの日本一が、この神社のシンボルである直径2.6メートル、長さ11メートルの大注連縄(しめなわ)です。この日本一の大注連縄を作るために毎年ご神田で稲が育てられており、この神社を深く信仰する方々によって奉納されています。大注連縄の大きさは拝殿前で手を合わせる時に、実感してくださいね。

大注連縄がある拝殿で参拝して帰られる人も多いのですが、拝殿の右手の渡り廊下をくぐると、その先には宮地嶽神社の「奥の宮」が待っています。

国宝級の品々が多数眠っていた聖域「奥の宮」

国宝級の品々が多数眠っていた聖域「奥の宮」

写真:万葉 りえ

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宮地嶽神社の本殿には主祭神である神功皇后と、勝村大神、勝頼大神が祀られており、その本殿の奥に八つの社が祀られた「奥の宮」と呼ばれている場所があります。

江戸時代にここで古墳が発掘されたのですが、その古墳の横穴式石室は日本最大級の大きさでした。その大きさもさることながら、この古墳は「地下の正倉院」とも呼ばれるほどの素晴らしい埋蔵品を持った古墳だったのです。金色に輝く冠(かんむり)や、精巧な飾りが施された馬具、特大の太刀(たち)などが出土しており、その見事さと価値の重さから、20点もの出土品が国宝に指定されました。

そのような出土品から、ここに眠っていたのはかなり強大な力を持った北部九州の王と考えられています。その王が眠っていた神聖な地域に建っているのが、女性にとってありがたい「恋の宮」です。八つの社がありますが、「恋の宮」の前には大きなハートがあるのですぐにお分かりいただけます。

二柱がそろって、霊験あらたか‼

二柱がそろって、霊験あらたか‼

写真:万葉 りえ

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地図では「濡髪大明神」と表示されますが、正確には「濡髪大明神」と「淡島神社」をあわせてお祀りしている「恋の宮」。社殿の前にある大きなハートは絵馬をかけるために用意されたものです。絵馬は神様にお願いをするとき、または願いがかなってお礼をするときに神様に伝えるために奉納するのですが、こちらの絵馬は嬉しいお手頃価格です。

濡れた髪が女性の美を思わせることから花街の女性たちの信仰を集め、やがて恋愛の神として知られるようになったぬれがみ様(濡髪大明神)は、女性の心を守ってくれる神。

神話においては日本を創造したと伝えられている「すくなひこなのみこと」といい、住吉神の妃で、自ら病にかかった折にはその病を治すという強い決意を持たれたというあわしま様(淡島神社)は、女性の体を守ってくれる神。

特に女性特有の体の病、そして恋愛に霊験あらたかだといわれています。

木立に囲まれてたいへん静かな「奥の宮」。そこに立つだけでも女性の心と体を癒し、じんわりと力をくれそうな場所です。ぬれがみ様に、あわしま様に、しばしの間お話を聞いてもらいたくなる…「恋の宮」はそんな落ち着いた空気に満ちています。

「八社をめぐると大願が叶う」という「奥の宮」

宮地嶽神社の「奥の宮」には「一社一社お参りすれば、大願が叶う」という信仰があります。

福を運ぶ七福神や、食物を守る神と言われている稲荷社、あらゆる病魔から救う薬師神社、などがそろっていらして、お守りも社ごとに違っています。「奥の宮」の不動神社の前に社務所がありますが、本殿のそばにも社務所があり様々なお守りがそろっています。そのなかで、病気快癒の願いには「肌守り」がご利益があると伝えられています。

心と体はつながったもの。
だからこそ、女性の内も外も守ってくださるという二柱がそろう「恋の宮」へいらっしゃいませんか。

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