お城と駅が合体!?広島県三原駅から徒歩数秒で楽しむ史跡&グルメ

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お城と駅が合体!?広島県三原駅から徒歩数秒で楽しむ史跡&グルメ

お城と駅が合体!?広島県三原駅から徒歩数秒で楽しむ史跡&グルメ

更新日:2016/09/06 12:30

浦賀 太一郎のプロフィール写真 浦賀 太一郎 週末トラベラー

広島県三原市は、三菱や帝人などの大企業が工場を構える一大工業都市。新幹線の停車駅でもあり、駅近隣にはリーズナブルなビジネスホテルが点在しています。実は三原は歴史ある城下町で、ビジネスで訪れる人が多い反面、観光地としても見所は多く、グルメも多彩。
今回は、観光で訪れても、ビジネスで訪れても、隙間時間でも楽しめる三原駅から「徒歩数秒」のおすすめスポットを紹介します!

徒歩0秒!?首をひねりたくなる三原城跡=三原駅の不思議

徒歩0秒!?首をひねりたくなる三原城跡=三原駅の不思議

写真:浦賀 太一郎

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三原駅に到着すると、まずビックリするのが、駅舎にくっついている謎の公園ではないでしょうか?実はこの公園、戦国時代に築城された「三原城」の天主台(天守台)なのです。国指定の、れっきとした「史跡」です。戦国武将・小早川隆景が手塩にかけて築いた名城なのに、国指定の史跡なのに、なんとJR山陽本線と山陽新幹線が天主台の横っ面をひっぱたくように貫いてしまっており、駅付近は往時の本丸であると推定されています。

事の是非を問うよりも、まずその奇抜な姿に目を奪われることでしょう。天主台は、三原駅構内から無料で登ることができ(開放は6:30〜22:00)、天守台上は眺めも良く、別世界の様な緑地公園となっています。

日本一の規模を誇り、広島城の天守が6つ、すっぽりと入ってしまうほど巨大な天主台ですが、築城当時は「天守閣」という思想自体がまだなく、三原城より10年程後、織田信長が築いた安土城に、日本に初めて天守閣が登場します。天守閣登場以前に、すでに存在していた三原城の天主台・・・。未だ謎の多い遺構です。

徒歩15秒!三原築城主・小早川隆景公像がみつめるもの

徒歩15秒!三原築城主・小早川隆景公像がみつめるもの

写真:浦賀 太一郎

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駅と合体した三原城をどんな気持ちで見つめているのか、築城主である、小早川隆景の像が、西口の隆景広場(新幹線口バス・タクシーのロータリー)の真ん中に佇んでいます。小早川隆景像は、駅からそっぽを向き、視線の先にあるものは三原城の天主台。

小早川隆景の父は、小豪族(国人)の身から中国地方一帯を制覇するに至った戦国時代有数の名将・毛利元就で、隆景は、猛将・吉川元春とともに「毛利の両川(りょうせん)」と恐れられる智将でした。その手腕は豊臣秀吉にも大いに買われ、豊臣政権における五大老の地位を担ったほどで、その死に際して、秀吉の軍師・黒田官兵衛は「日本から賢人がいなくなった」と嘆いたと言います。

徒歩10秒!三原観光案内所の喫茶「うきしろロビー」でいっぷく

徒歩10秒!三原観光案内所の喫茶「うきしろロビー」でいっぷく

写真:浦賀 太一郎

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三原駅南口に隣接の観光案内所、「うきしろロビー」。うきしろとは、三原城が満潮時には海に浮いて見えることから付いた異名・浮城から来ています。
うきしろロビーには、三原市内の見所が満載のパンフレットや、小早川隆景や三原城をモチーフにしたお土産、しまなみ海道をはじめとした周辺の観光マップ、レンタサイクルなどが置かれ、喫茶コーナーも併設されています。

喫茶コーナーでは本格的なスイーツやコーヒーを頂くことができ(写真)、散策の小休止や、ビジネスでの隙間時間に訪れるにはもってこい!完全分煙されているので、禁煙車も喫煙者も安心して寛ぐことができますよ。

徒歩20秒!「つぼみ」で名物のタコを使った三原焼きに舌鼓

徒歩20秒!「つぼみ」で名物のタコを使った三原焼きに舌鼓

写真:浦賀 太一郎

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本格的な三原グルメを味わいたい方は、三原城の石垣が出口となっている、三原駅北口からすぐ、名物「三原焼き」を食べられるお店、「つぼみ」はいかがでしょうか。つぼみは、創業40年近い三原焼きの老舗。喫茶店の様な店内はテーブル席と座敷があり、店内から三原城の天主台が見えます。

三原焼きとは、三原市の人々に古くから親しまれてきた、鳥もつ入りのお好み焼きのことで、三原市民のソウルフードと言って良いでしょう。近年は、三原市への「ふるさと納税」の御礼の品として、三原焼きが贈呈され話題になっています。

つぼみのお好み焼きは、うどん、そばが入っているモダン焼きが基本。調理場で焼いてアツアツを出してくれます。おすすめメニューは、「びんご焼き」とも称されている、鳥レバーや卵の入った「三原モツモダン焼」や、もう一つの三原名物である地蛸がふんだんに入った「三原タコモダン焼(写真)」。

三原たこモダン焼きは、見た目は普通のお好み焼き、モダン焼きですが、中を開いてみると、白身に赤紫の吸盤を持つ物体!そう、タコが姿を現します。タコは想像以上に沢山入っていて、噛むと不思議な好食感を演出し、食欲をそそられます。一見大きく見えるお好み焼きですが、思いのほか、どんどん食べられちゃいますよ!

ちょっと足を延ばし徒歩50秒!町中で出会う三原城の痕跡

ちょっと足を延ばし徒歩50秒!町中で出会う三原城の痕跡

写真:浦賀 太一郎

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三原駅南口から、ペアシティ西ロードを歩けば、ペアシティ三原の裏手沿いに、「通り丁堀」と呼ばれた水堀がひっそり残っています。通り丁堀は、天主台、本丸を取り巻き、大小5方向に延びていた長大な水堀でした。お堀の中程には、「史跡小早川氏城跡 三原城跡 本丸中門跡」と書かれた石碑と、城郭の案内板があり、お堀の先端には、「三原城臨海一番櫓址」の石碑が設置されています。今では埋め立てられてしまっていますが、往時はこの臨海一番櫓の直近まで、海が迫っていたのです。

また、駅南口の東側には通り丁堀の水堀が広々と残っているのと(ロータリーの外側に「三原城 船入櫓跡入口」表示あり)、こちらは徒歩5分程度かかってしまいますが城町公園には、船入櫓跡の石垣(写真)が残っています。船入櫓は、往時は海に面し、入港する船を見張っていた櫓で、船入櫓跡の石垣は、「海城」、「軍港」といった、三原城の実像を垣間見ることのできる貴重な遺構です。

徒歩15分圏内なら宿場町の町並みや三原港の夜景を!

江戸時代には中国地方の主街道である山陽道の宿場町でもあった三原の町。駅の北には、今でも東町(駅から徒歩10分程)から西町(駅から徒歩15分程)にかけ、旧街道の記憶を伝える建物や石柱が残っています。また、駅南口のペアシティ中央ロードを10分程歩けば、因島や佐木島など瀬戸内の島々への玄関口となる三原港があり、港の夜景は旅情を誘う素敵な趣。

観光地としても、ビジネスの隙間時間でも楽しめる三原駅周辺。お立ち寄りの際はグルメと共にぜひ散策してみて下さいね!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/24 訪問

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