かごしま水族館で最初に目にする、日本でもベスト5に入る大きな水槽「黒潮大水槽」で、優雅に泳いでいるのは、世界最大の魚ジンベエザメの「ユウユウ」です。
日本国内では、八景島シーパラダイス(神奈川)・のとじま水族館(石川)・海遊館(大阪)・沖縄美ら海水族館(沖縄)と、ここ「いおワールドかごしま水族館」の5か所でしか見ることが出来ません。
かごしま水族館では、定置網に入ったジンベエザメの幼魚を5.5mになるまで飼育し、大きくなると海へ帰します。そして、また新しいジンベエザメを迎えます。愛称「ユウユウ」の名で愛されているジンベエザメは現在7代目。ゆったりと泳ぐその姿は、いつまでも眺めていられますね。
毎日午前10:15からは「ジンベエザメの食事の時間」も行われ、食事風景を間近で見ることが出来ますよ。
かごしま水族館では、なんと水族館のプールを飛び出して、館外の「イルカ水路」で、イルカたちが遊んでいる姿を見ることが出来ます。イルカ水路では、イルカたちがボールで遊んだり、水路にいる生き物を追いかけたりと、まさに自由!
ここは無料ゾーンなので、お散歩や観光のついでに、フラっと寄ってもイルカたちに出会うことができますよ。
また、一日3回「青空イルカウォッチング」という約10分間のトレーニングの様子も見ることが出来ます。
※水族館のイルカたちが「イルカ水路」に出てくる日は、潮の干満、館内イベントなどの関係で、あらかじめ決まっています。「イルカ水路」にイルカが出てくる予定は、かごしま水族館ホームページでご確認ください。
かごしま水族館では、定期的に開催されている体験イベントが、とても多いです。
メインイベントでもある「イルカの時間」は、他の水族館とは違い、ショーではありません。もちろん迫力あるジャンプなどのパフォーマンスもありますが、クイズや実験を交えてイルカの生体を学ぶことが出来る学習スタイルで新鮮です。
他にも、「あざらしの時間」「ピラルクーの餌やり体験」「デンキウナギの放電」「バックヤードツアー」など、沢山のイベントがあります。イベントの時間帯もずらして開催されているので、入館したらまずはパンフレットをチェックし、各イベントを回りながら水族館を満喫しましょう!
他にも、期間限定で、「水族館に泊まろう」「イルカと泊まろう」という、夜の水族館に宿泊できるビックリ仰天なイベントまであります。大きな水槽の目の前で、生き物たちといっしょに眠ることができるなんて、一生の思い出になりますね。
「あまりに怖すぎる!」などとツイッターで1万5000リツイートを超える反響を呼んだ、何も入っていない水槽「沈黙の海」。
ルートの一番最後にある、壁に埋め込まれている小さな水槽です。あまりの静けさに不気味ささえ感じさせるその水槽は、初代館長が考案されたものだそう。
何の生き物もいない水槽の隣には「沈黙の海」と書かれたメッセージが添えられています。海について、環境について、生き物について、考えさせられる静かな青い水槽です。
最後に少し足を止め、自分の目で見て感じていただきたいです。
いかがでしたでしょうか。いおワールドかごしま水族館の見どころのまとめでした。
レジャースポットでありながら、学習要素が多く盛り込まれているので、子どもと一緒に海の生き物や環境について学ぶのも良いですね。企画展も年3回程で変わるので、何度訪れても新しい発見がありますよ。
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