鎌倉にラピュタの城を発見!森に浮かぶ「樹ガーデン」で至福のカフェタイム

鎌倉にラピュタの城を発見!森に浮かぶ「樹ガーデン」で至福のカフェタイム

更新日:2016/09/06 12:03

Benisei Rinkaのプロフィール写真 Benisei Rinka 子連れトラベラー、小江戸川越の魅力伝道師
鶴岡八幡宮や長谷の大仏(鎌倉大仏)など、観光名所が点在する神奈川県鎌倉市に、ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」の世界を彷彿とさせるカフェがあるのをご存知でしょうか。森に隠されたそのカフェは、天空へ続く長い長い階段を上りきった人にしか姿を見せてくれません。
今回は、天空のカフェとして話題の「樹(いつき)ガーデン」をご紹介します。

木々に隠された天空カフェ「樹ガーデン」

木々に隠された天空カフェ「樹ガーデン」

写真:Benisei Rinka

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鎌倉駅から徒歩で約15分、市役所通り沿いに位置する「樹ガーデン」は、天空の城ラピュタの実写版のようなカフェ。お店の看板はあるものの、カフェの実態は森に隠されて外からは全く見えず、ラピュタの世界を見るためには、天空へと続く長い長い階段を上らなければなりません。どれくらい長いのかって?それは...約160段!普段全く運動していない人にとっては、結構ツライ段数ですので、気合入れて上ってくださいね。

目の前に広がるラピュタの世界

目の前に広がるラピュタの世界

写真:Benisei Rinka

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長い階段をのぼりきると、目の前に広がるのはレンガ造りのカフェテリア。立体的な造り...見える景色は木と空だけ...森に浮かぶこのカフェは、まさに天空の城!

元々は、会社オーナーの別荘地として取得された土地でしたが、ハイキングコースと隣接しているため、トイレやケガで訪ねてくる人が少なくなく、救護を兼ねた休憩所の必要性を感じたのが、樹ガーデンをつくるキッカケとなったそうです。カフェを始めた当初は小さなカフェテラスでしたが、自然の原風景を大切にしたいという思いから、長い年月をかけて、現在の山の地形に沿った形のテラス席が作られました。

五感で楽しむカフェタイム

五感で楽しむカフェタイム

写真:Benisei Rinka

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階段をのぼりきったら、まずはカウンターでフード&ドリンクのオーダーをし、ナンバーの書かれた小さなコーンを受け取ります。その後、好きな席に座ってドリンクなどが運ばれてくるのを待ちます。こちらには、コーヒーやケーキといった通常のカフェメニューの他に「鎌倉サイダー、鎌倉うめサイダー、鎌倉ビール、鎌倉ソーセージ」といった、鎌倉ならではのメニューもありますよ。

それぞれの席から見える風景は全部違うけれど、どの席を選んでも目に飛び込んでくるのは自然だけ...。風で木々が揺れる音や虫の声をBGMに、ただただボーッとしていたい時間。
基本はオープンテラスですが、屋根のある席もあるので、天気が不安定な日でも安心です。

可愛く咲き誇る季節の花々

可愛く咲き誇る季節の花々

写真:Benisei Rinka

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樹ガーデンでは、いたるところに四季折々の花が植えられています。季節の移り変わりを肌だけでなく、目でも感じられるのも、このカフェの魅力です。小さな花が、花壇に等間隔に並ぶ姿は本当に可愛い!清々しい森の景色とは対照的に、なんだか心がほっこりしますよ。

大仏ハイキングコースで寄ることもできる!

大仏ハイキングコースで寄ることもできる!

写真:Benisei Rinka

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先ほど、ハイキングコースに隣接していると書きましたが、「樹ガーデン」は、北鎌倉の浄智寺から源氏山を越え、有名な長谷の大仏をつなぐ、人気の「大仏ハイキングコース」の途中で寄ることができます。その場合は、あの長い階段をのぼるのではなく、山から階段を少し降りてくると写真の景色が現れます。歩き疲れてヘトヘトな時に、こんな素敵なカフェにたどり着いたら、頑張って歩いて良かったって思えますよね!上の写真では、目に入るものは緑一色ですが、秋から冬にかけて葉が落ち始めると、晴れた日は富士山や大仏を見ることができるんです。

ラピュタの世界が広がる「樹ガーデン」は鎌倉の穴場カフェ

樹ガーデンは、鎌倉駅から徒歩15分ほどですが、食べ歩きなどを楽しめる“小町通り”とは逆方面になるため、さほど混雑することなくカフェタイムを楽しめる穴場カフェとなっています。
ぜひ、鎌倉観光に「樹ガーデン」を組み込んでみてはいかがでしょうか。都会では見ることのできない、マイナスイオンいっぱいの空間が待っていますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/29 訪問

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