写真:大宮 つる
地図を見る埼玉県東松山市を代表する梨の産地・東平(ひがしだいら)地区。その歴史は古く、梨栽培が始まったのは1877(明治10)年頃からとのこと。140年近い歴史を有するわけですが、いまや梨の名産地と名高く、“東平の梨”と高い評判を得ています。
その東松山には東平地区を中心に、20以上の観光農園が集中しています。そのうち梨狩り体験ができるのは8施設。この中から農園を選ぶ際のポイントとしては、『東平 梨狩りマップ(pdf)』を見るのがオススメです。そのマップに梨狩りができる農園の一覧・電話番号等のインフォメーションが記載されていますので、営業日時や住所、「どの品種の梨がとれるのか?」など電話確認の上、訪問するといいでしょう(記事下の関連MEMOに『東平 梨狩りマップ』に関するURLがあります)。
通常、梨狩り期間は“9月上旬〜10月中旬”ですが、農園によっては8月下旬頃から始まっているところもあります。
写真:大宮 つる
地図を見る梨狩りができる農園が同じ地区に8施設もあると、どの農園にするか悩ましいところですよね。ですが、東平地区の梨狩り農園はどの施設でも入園料が一律500円なので、その心配は不要です。したがって、『東平 梨狩りマップ』を見て、ピンときたところを選んでみてくださいね(写真は、「なしやさん」)。
写真:大宮 つる
地図を見るなお、500円の入園料で、1つ梨が試食でついてきます。梨狩りについては、もぎ取り分1キロあたり500円〜となっています(写真は、「梨っ子農園」)。
写真:大宮 つる
地図を見る梨狩りをする際のポイントは、皮が黄色くなっているものを選ぶということ。黄色くなっていれば、甘く熟している証拠です。青みがかっているものは酸味があり、まだ熟していません。
梨はクルクル回しても枝から簡単にはとれないので、全体の皮が黄色くなっているか、よく確認してみましょう。梨をとる際は、梨を上に持ち上げると、ポロッととれます。
写真:大宮 つる
地図を見る梨をその場で食べられるのも、楽しみの一つです。お皿やボード、包丁は貸していただけますので、皮をむいて頂くことにしましょう。梨を見ながら、外で食べる完熟の梨の味も格別です。
梨の収穫時期のタイミングが合えば、埼玉生まれの埼玉育ちの梨「彩玉(さいぎょく)」を頂くこともできるかも。「彩玉」は生産が埼玉県内に限られており、埼玉でしか味わえないものとなっています。甘味が強くやわらかな舌触りの「幸水(こうすい)」以上に甘く、かつジューシーで大玉なのが特徴です。TV番組『月曜から夜ふかし』で、梨好きのマツコ・デラックスさんが厳選された4品種のなかでNO.1に選んだのが、この彩玉なんですよ。
彩玉がお目当ての方は、訪問を検討している梨狩り農園に「彩玉はないか」尋ねてみましょう。
※写真は、お皿の上に乗っているのが「彩玉」、その後ろにある2つの梨が「幸水」です。
写真:大宮 つる
地図を見るこちらの写真は、東平地区の梨を使った「梨ゼリー(150円)」です。ピューレ加工された梨がゼリーに使われているので、ザラザラした梨の食感を味わうことができます。お土産に1ついかがですか?
農園によって梨ゼリーの取り扱いが異なっています。『東平 梨狩りマップ』に取扱い農園が記載されていますので、確認してみてくださいね。
以上、埼玉県東松山市でできる梨狩りのポイントをご紹介しました。東松山は電車であれば池袋から50〜55分前後、車であれば関越自動車道「東松山インターチェンジ」がありますので、都心から1時間程度で行くことができます。気軽に梨狩り体験ができるのが嬉しいポイントですね。
また、時期が合えば、埼玉県ならではの梨「彩玉」をいただくことができるかもしれないという点も魅力の1つと言えるでしょう! この秋は、埼玉で気軽に、美味しい梨の“梨狩り”体験をしてみませんか?
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(2024/11/5更新)
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