写真:藤田 聡
地図を見る弘前市りんご公園は、珍しい市営の農業公園。りんご生産量日本一の青森県の中でも、弘前市は市町村別生産量日本一です。ポストの上にもりんごのオブジェが乗っています。
弘前市りんご公園には約65種1300本の林檎があり、「りんごもぎとり収穫体験」も可能。写真の建物「りんごの家」で受付しています。
写真:藤田 聡
地図を見るりんごの収穫時期は秋のイメージですが、弘前市りんご公園では8月1日から11月中旬まで、長期間収穫体験出来ます。もちろん、時期により収穫出来る品種は移り変わりますが、試食コーナーで試食して、気に入った品種を収穫出来ます。
8月初頭から収穫出来るのが、一番右側の「夏緑」という青りんご。8月中旬から収穫出来るのが、中央の「恋空」という新品種です。逆に11月に入って一番遅く収穫出来るのが一番左の「ふじ」で、試食品は昨年収穫され貯蔵されていたものです。
写真:藤田 聡
地図を見る弘前市りんご公園の収穫体験は、団体以外は事前予約不要。朝9時から16時20分まで、20分間隔で実施しています。「りんごの家」の玄関に、昔のりんご狩りの衣装もあり、着用してりんご狩りをする事も出来ます。
収穫する林檎の木まで、案内人の方と徒歩で向かいます。綺麗に色付いていますが、本来の林檎農園では、りんごの実周辺の葉を取り除いて、太陽の光を満遍なく当てているとのこと。りんご公園は観光農園なので、そこまでの手入れはされておらず、林檎の実が結構葉に隠れています。その分、実に葉の影が焼き付いている事も多いので、満遍なく色付いた実を選んで収穫するのがポイントです。
収穫方法は、りんごと枝を繋ぐ「果柄」と呼ばれる部分を押さえながら、横にひねるだけで簡単に収穫出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見るりんごの収穫が終わったら、「りんごの家」に戻って計量します。市営なので余分に収穫する必要は無く、自分で食べられる分だけ収穫すればOK。夏は観光客が多い上に、「極早生」と呼ばれる限られた品種しか収穫出来ないので、収穫個数が制限されている場合もあります。「恋空」は小玉なので、2個でも僅か103円。民間農園では103円だけ支払って帰るのは気が引けますが、市営なので本当に気楽です!
弘前市りんご公園「りんごの家」には、各種のりんごグッズも豊富に揃っており、商品の種類の多さに圧倒される程です。また、津軽名物の「樽熟成りんご酢」の試飲もあります。ショッピングサイト「弘前市りんご公園SHOP」も運営しており、通信販売でも購入可能。他にも、各種イベントを随時実施しているので、詳細はホームページで確認して下さい。
写真:藤田 聡
地図を見る弘前市りんご公園は写真のように緑豊かな公園で、津軽富士と呼ばれる岩木山も一望出来ます。写真では山頂が雲に覆われていますが、快晴なら右側に富士山のような山が見えます。昔の農家の建築も保存されており、見学や休憩も自由に出来ます。
弘前市りんご公園は、入園も駐車料金も無料なので気軽に立ち寄れます。市場には出回らない珍しい品種の林檎も即売されているので、りんごだけ購入したい人にもおすすめです!
弘前市りんご公園の夏の様子を紹介しましたが、本格的な林檎の収穫時期はやはり秋です。東北の秋は涼しいので、りんご狩りの後は温泉入浴がおすすめ。また八甲田山方面へ登っていくと、もみじ狩りも出来ます!
八甲田山方面のおすすめ温泉と紅葉スポットについては、別の記事で詳細に紹介していますので、是非御覧ください。(記事の最後にリンクあり)
住所:青森県弘前市清水富田寺沢125
電話番号:0172-36-7439
アクセス:JR奥羽本線弘前駅から居森平・田代・大秋・相馬方面行きバス20分、常盤坂入口下車徒歩7分
※4月〜11月は市内100円バス「ためのぶ号」も運行
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
藤田 聡
「源泉かけ流し」にこだわる、泉質重視の温泉研究家。温泉旅行検定試験2年連続日本一で、温泉旅行博士の称号を獲得。日々、温泉や周辺観光地の取材・撮影を行い、国内旅行の奥深い魅力を各種メディアで発信中!温泉…
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