写真:ろぼたん
地図を見る京都は新京極、「京極かねよ」はそこだけ歴史に取り残されたような雰囲気すら漂わせているレトロな佇まいのお店です。名物「きんし丼」を注文すると、やってくるのは一面が黄色の玉子焼きでいっぱいの丼。丼を覆い隠してしまったツヤツヤの玉子焼き、その黄色のお布団を箸で、「ちょっとだけよ〜♪」とチラリとめくってみて。なんと下から香ばしく焼き上げられた鰻が登場!
うな丼だけでも豪華なのに、ふっかふかの玉子焼きまで一緒に食べられる「きんし丼」は、鰻のタレが染みたご飯も、最後の一粒まで美味しくいただけちゃうキングオブ丼。背開きにして白焼きにした後、蒸してタレをつけ本焼きにする…というしっかりした職人の技を感じる江戸焼きの鰻と相性バッチリの京風玉子焼き、まぶしご飯のコラボを是非味わってみて。
店内はガイドブックを片手に外国人の観光客も多く、お箸を使って美味しそうに食べている姿が印象的ですよ!
写真:ろぼたん
地図を見るしっかりお腹を満たしたいなら、京都は祇園四条、天周の穴子天丼がオススメ。京都の老舗、有名店が軒を連ねる祇園商店街で、ボリュームたっぷりの天丼ランチが人気の「天周」は行列の絶えない天ぷら屋さんです。看板メニューの穴子天丼は、3本の穴子が思いっきり丼から飛び出ています。
タレをくぐらせているのにもかかわらず、衣がサクサク。噛めばフワッ。ジュワッ。うま〜い!ごま油のいい香りが鼻を通り抜けて、甘辛のタレと穴子天ぷらのハーモニーがお口の中に広がっていきますよ。満足感いっぱいになる天丼です。
写真:ろぼたん
地図を見る人気の穴子天丼のほかにも大海老天丼やミックス天丼、そして開店間もなく売切れてしまうというかき揚げ丼も美味。丼にはお味噌汁にお漬物がセットでついてきます。どの天丼も嬉しい天ぷらが大ぶりサイズ!
サクサクした衣の食感もいいけれど、ご飯にほどよく馴染んだ頃のフワフワの天ぷらも味わいたいなら、自分で少しタレを追加でかけてみるとまた雰囲気がかわりますよ。サラッとしたタイプのタレでくどくないので、食べ進めながら調節してみましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る学問の神様、菅原道真を祀った北野天満宮の目の前にある「とようけ茶屋」は、京都名物のひとつでもある湯豆腐や湯葉をお手頃価格でいただける嬉しいお店です。「出来たての豆腐や湯葉の味を楽しんでいただきたい」とお豆腐の老舗店が作った「とようけ茶屋」は、ランチの時間帯のみお食事ができるとあって、老若男女問わず長い行列ができる人気店です。
1,000円せずに美味しい豆腐丼、生麩丼などがいただけるのがなんといっても魅力。生ゆば丼(写真)は、生湯葉を優しく包んだ葛餡に絶妙なアクセントの生姜の風味で、日本人に生まれてよかった…とじんわりくる美味しさ。湯豆腐のセットやお豆腐スイーツもお値打ちです。お豆腐の美味しさを心得ているお豆腐屋さんだからこそ味わえる奥深い魅力を堪能しましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る丼じゃなくて、お茶碗でしょ!とツッコミたくなるかもしれませんが、器のサイズはこの際重要ではありません。京都の老舗、「十二段家」のお茶漬けは、ご飯が“おひつ”で提供されますので、しっかりお腹がいっぱいになりますし、京都で一度は食べたいお茶漬け(ぶぶ漬け)が堪能できますよ。
お出汁たっぷりの玉子焼き、8種類ものお漬物、お味噌汁のセットでいただけるため、軽くご飯茶碗1杯ですまそうなんて思っていても、最初はご飯とお漬物、次はお茶漬け…と、箸がとまらなくなるはず。お漬物の美味しさ、ご飯の美味しさ、お茶の美味しさ、どれもが一級品ですが、季節の一品ものがついたコースにすると、おばんざい屋さんや料亭に行かずとも京野菜や京都らしい素材や調理の一品もいただけるので、そちらもオススメ。
京都の伝統を感じる和を味わえる「丸太町 十二段家」は京都御所の南にあって、地下鉄「丸太町」から徒歩2分と立地も抜群です。
今回ご紹介したお店は京都で長く愛される老舗で、しかも京都の名所を観光中に立寄りやすいお店ばかりです。懐石料理のお店やおばんざい屋さんに行かなくとも、美味しい和食が食べられる4店。ただし、どのお店もお昼時には混みあって行列になるお店ですので、時間をずらして訪問するなど工夫をして利用してみてください。
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(2023/11/29更新)
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