写真:浅井 みら野
地図を見るフランクフルトから南東へ約100q。ゆるやかな牧草風景に慣れてきた頃、ポップな家が集まる「ヴェルトハイム・ヴィレッジ(Wertheim Village)」へ到着します。名前の通り、ショップが村のように集まっている屋外型アウトレットで、とても開放的な造りになっています。
月曜から土曜の10:00-20:00までが営業時間。ドイツではほぼ全てのデパートやショップが日曜定休となっており、ヴェルトハイム・ヴィレッジも同じくです。ただし年2回ほど日曜日でもオープンしたり、年4回ほど深夜0時までオープンする“レイト・ナイト・ショッピング”とよばれる日があったりしますので、記事末尾のホームページからご確認ください。
写真:浅井 みら野
地図を見る集まっているお店は100件以上。CoachやNikeなどアメリカ発ブランドもあり、ヨーロッパの若者中心に人気な英国ブランド「Superdry極度乾燥(しなさい)」やポロシャツで有名な「Lacoste」などヨーロッパのブランドも入っています。
ドイツのアウトレットなだけあり、もちろんドイツ発のブランドも充実しています。そのなかでもお勧め1つ目が「Birkenstock(ビルケンシュトック)」。日本でも履きやすいサンダルで人気ですよね。ここのアウトレットでは日本より最大50%も安く買うことができ、2足3足まとめ買いする方がいるほど。柔らかいコルク素材なため、どんどん自分の足型に変形し使い心地が出てくる、機能性重視のドイツらしい靴ブランドです。
写真:浅井 みら野
地図を見るお勧め2つ目は、可愛らしい表情で世界中にファンが多い「Steiff(シュタイフ)」。1880年創業、世界で初めてぬいぐるみを作ったドイツの老舗メーカーですが、一番最初に手掛けたのはクマではなくゾウのぬいぐるみだったのはご存知でしょうか。
店内にはひとつひとつ手作りで、同じ表情は2体とない可愛らしい動物たちばかり。シュタイフというブランドを大々的に広げたクマのぬいぐるみも、定番のものから限定のものまでありますので、是非ご注目くださいね。
品質にこだわりがあり、ベビー&キッズ製品は食べ物と同じ基準の検査を受けてるため、お子さんが間違って口に入れても安心ですよ。親から子、子から孫へ、代々受け継がれることを意識して造られている、あたたかくて優しいぬいぐるみです。
写真:浅井 みら野
地図を見る最後のおすすめは、ドイツらしいシンプルかつスタイリッシュなキッチン用品が自慢のWMF(ヴェーエムエフ)」。1853年ドイツに設立以来、1862年には既にロンドン万博で賞を受賞するなど、高いクオリティが自慢のブランドです。
手に馴染みやすいフォークやナイフなどのカトラリー製品も、重さや形などで複数の種類があり、WMFのこだわりが感じられます。有名な圧力鍋も、日本の圧力鍋とはデザインが異なりますので、是非ご注目ください。
写真:浅井 みら野
地図を見るショッピングで疲れてもご安心を。ヴェルトハイム・ヴィレッジ内には4軒のレストランが入ってます。イタリアンレストランの「La Piazza」と数種類のハンバーガーが食べられる「Prime」はボリュームたっぷり。カフェも日本で人気な「Coffee Fellows」とスイスチョコレートで有名な「Lindt Cafe」があります。
手軽に食べられてお勧めなのが、路面店の「Muller’s」。目の前で焼かれたソーセージや豚肩ロース(Winzerbraten/写真)をパンに挟んだシンプルなものですが、お肉の旨みがひきたって格別です。近くにはベンチもあり、買った後に座りながらゆっくり食べられますよ。値段も他のレストランと比べ、手ごろなのでドイツ人にも人気なお店です。
交通手段が限られる旅行者にとって嬉しいことに、フランクフルトからヴェルトハイムまでシャトルバスが出ていますよ。事前予約制でフランクフルト中央駅(Frankfurt Haputbahnhof)のバスターミナルA1-3から、月曜から土曜まで毎日9:30と13:30に出発し、帰りはアウトレットを15:30と19:30に出発します。往復でおひとり20ユーロ。レイト・ナイト・ショッピングや日曜日もオープンしている日は時間が異なりますので、ホームページよりご確認ください。
フランクフルトから約1時間で訪れることができる「ヴェルトハイム・ヴィレッジ」。周りは田園風景に囲まれ、フランクフルトの高層ビル群とは違った昔ならではのドイツを見ることができます。せっかくの海外旅行だからこそ、楽しいお買い物をお過ごしください。
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/14更新)
- 広告 -