深谷ねぎの角をもつ「ふっかちゃん」をJR深谷駅のまわりで見つけよう

深谷ねぎの角をもつ「ふっかちゃん」をJR深谷駅のまわりで見つけよう

更新日:2018/05/24 14:29

ふっかちゃんは埼玉県深谷市の「イメージキャラクター」。市民の人気者で市内のさまざまなイベントに登場し、ふっかちゃんの姿を市内のあちこちで見ることができます。衣装やポーズも違っているので見つけるのが楽しみです。埼玉県、全国各地でも活躍し、ゆるキャラグランプリでも上位になりました。

JR深谷駅のホームから「ようこそ」

JR深谷駅のホームから「ようこそ」
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ふっかちゃんはウサギのようでシカのような「ふっか」という生きもの。額にひらがなの「ふ」の文字、頭に特産の「深谷ねぎ」のしなやかで豪快な2本の角、胸には深谷市の花「チューリップ」の形をしたボタンをつけています。
駅のホームでは、この看板のふっかちゃんが迎えてくれます。

JR深谷駅で「ふっかちゃん」を探そう

JR深谷駅で「ふっかちゃん」を探そう
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駅北口の階段には電車の上に乗るふっかちゃん、右にあるコミュニティバス「くるりん」の車体にはチューリップとふっかちゃん、バスの正面にはふっかちゃんの顔が描かれています。階段の手前にある、とんがり屋根の「からくり時計」には、ふっかちゃんが座っています。
時計の針が12を示す正時ごとになるとふっかちゃんの姿が、両手に人形を抱いた渋沢栄一人形と交代し、「青い目をした人形」のメロディーが流れます。昭和の初め、渋沢栄一とアメリカ宣教師ギューリックが日米親善のため人形を贈り合ったプロジェクトを記念したもの。
「くるりん」の後ろに木が茂っているところは「青淵(せいえん)広場」で、着物姿の渋沢栄一の銅像があります。渋沢栄一は深谷市生まれ、明治の大実業家で近代日本資本主義の父と言われています。JR深谷駅はレンガを活かしたまちづくりを進める深谷市のシンボル的な存在で、「関東の駅百選」にも選ばれています。

まつり広場で踊る「ふっかちゃん」

まつり広場で踊る「ふっかちゃん」
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青淵広場の向こう側に「まつり広場」があります。はっぴに鉢巻のふっかちゃんを発見。電線が地下化されて地上に配置された変圧器にふっかちゃんが描かれているのです。変圧器には消防士や警察官の制服を着たり、季節のアイテムといっしょだったりいろいろなふっかちゃんが街中に現れます。

ここ「まつり広場」は毎年7月末に開かれる「深谷まつり」の中心地です。深谷まつりは300有余年の歴史がある八坂まつりに起源を持ち、あり、市内十数町が行うみこしパレードが最大の魅力です。練り歩く人に大量の水をかける風習もあります。そのほか舞台で演舞やダンス、太鼓が披露され、飲食の出店もたくさん出てにぎやかです。

ふっかちゃんを持ち帰ろう

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市内では、お菓子や文房具、Tシャツ、帽子、バッグなど、さまざまなふっかちゃんグッズが販売されています。
ふっかちゃんのデザインは全国から公募し、深谷市内小中学生の投票や市民の選定委員会などを経て決まりました。2010年6月28日には深谷市役所で「イメージキャラクター最優秀賞授与式」が開かれ、この日が「ふっかちゃんの誕生日」になり、同年9月には特別住民票が交付され、ふっかちゃんは深谷市の特別住民になりました。

クリスマスには光がいっぱい

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駅の北口階段を下りた正面に「ステイションガーデン」があります。市民ガーデニングボランティアのみなさんが植え替えや手入れをして、1年を通してたくさんの花が咲き揃います。クリスマスのころにはイルミネーションが輝きます。ここにも、もちろんふっかちゃんがいます。

ふっかちゃんの誕生

深谷市は埼玉県の北部にあり、江戸時代に中山道の宿場町として発展しました。JR東日本「深谷駅」の駅舎は、東京駅が深谷産のレンガを使用していることから、1996年に東京駅をイメージして造られました。外からはわかりませんが、改札を入って天井を見あげると、ドーム型になっていることに気づきます。

ふっかちゃんの姿は、自動販売機、マンホールのふたにも描かれています。深谷駅のまわりには、ふっかちゃんが集まっています。ふっかちゃんを探してみてください。



掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/06−2016/08/03 訪問

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