明石市立天文科学館は、1960(昭和35)年6月10日「時の記念日」に開館。東経135度日本標準時子午線の標識を兼ねた地上54mの展望塔が象徴で、めずらしいドイツ民主共和国(東ドイツ)の大型プラネタリウムを持つ科学館として話題を集めました。「時」と「宇宙」の素晴らしさを感じていただけます。
今でも当時と変わらず、2階にはプラネタリウムが設置されています。手動操作の本体投影機と自動制御の補助投影機を組み合わせて、他に類を見ない効果的な投影を行われており、約9,000個の恒星と太陽、月、5つの惑星、天の川、彗星、変光星、人工衛星などが映し出します。音響設備も、コンサート等にも対応できる最高の音質が使用され、一瞬で、見る人を宇宙空間まで誘う・・・そんなプラネタリウムなのです。
1日4〜5回、(平日9時50分の投影は団体専用)投影時間は約50分、入場人員350名です。土曜日、日曜日は混む日もあり、定員制なので希望の時間がある場合はお早めに2階で待たれることをお勧めします。土日祝の2回目の投影は幼稚園や小学生低学年対象のキッズプラネタリウムで子ども向けのプログラムです。
天文科学館には、ここが日本標準時を刻む町の証として、写真のような柱が建てられています。時計塔は、「J.S.T.M」と呼ばれており、Japan Standard Time Meridianの略で、日本標準時子午線の意味。
天文科学館の3階には子午線のまち・明石を知る展示ゾーンがあり、明石が子午線の街と呼ばれる理由が、東経135度上に位置する以外にもあり、わかりやすく学ぶことが出来ます。 展示ゾーンには、「明石と子午線」「世界の標準時」の2つのコーナーがあり、その土地の経度を測定したり、また時刻を測定するのに使われる日本標準時の基準となった「子午儀」も展示しています。
次にエレベーターで14階の展望スペースの昇ってみることにしましょう。
360度の大パノラマで、明石海峡を航行する船や、播磨灘と淡路島を始めとしたそこに浮かぶ島々などのすばらしい眺望が楽しめます。
又、毎週土曜日の10:45〜13:00には、普段は公開されていない16階の天体観測室の一般公開を行っています。空は明るく、太陽以外の星は輝いていないように思いますが、太陽の明るい光に隠されているだけで、空には確かに星が輝いているのです。そんな星を40cm反射望遠鏡望遠鏡を使って見ることができます。
明石は、海産物の宝庫です。せっかく明石にきたのですから、次は、海の幸の買い物スポットをご紹介しましょう。
日本でも有数の漁場として有名な明石。なかでも明石鯛、明石ダコなど全国的に知名度の高いものもあります。「魚の棚商店街」には、地元の鮮魚を取り扱う店が軒を列ねており、海産物などのお土産を買えるお店が多数あります。
播磨名物いかなごの佃煮、焼きあなご、魚の練り物の天ぷらは上質で美味です。
12月になると、かずのこや、鯛の姿焼などのおせち料理の買い物客でにぎわいます。JR明石駅下車、南へ徒歩5〜7分。
明石は海を眺める風景もよく、名物明石焼きを始めとして海の幸が堪能。そして、中心部には明石天文科学館もあり、1日散歩しても十分楽しめる街となっています。神戸観光から、少しだけ足を伸ばして明石の街を散歩してみはいかがでしょうか?
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