ギャラリー&アトリエーのTEN×TENをご存知ですか?
場所は神戸元町商店街の六丁目。ちょうど神戸高速鉄道(阪神・山陽線)の西元町駅からすぐ。花隈駅、みなと元町駅からも近い商店街の山(北)側の一角です。2018年に波止場町から移転してきました。
入場は無料で、館内にはギャラリーやアトリエ、個展スペースもあり、その場でアーティストが作品を作っている姿を間近に見ることもできるかもしれません。
そしてここでは、他では体験できない非常にユニークな試みも行っているのでご紹介させていただきますね。
TEN×TENを訪れて、気軽に体験したいならガラス絵をお勧めします。3〜4世紀ごろにヨーロッパで始まったとされるガラス絵は、透明なガラスの裏側から描き表から透かして鑑賞する工芸品です。なお、当時のヨーロッパのガラス絵は、現在TEN×TENで体験できる水彩絵の具を用いた手法とは異なり、油彩絵の具で隙間なく塗りつぶしていたため光を通さない、重厚感のある作品ばかりでした。
TEN×TENでのガラス絵体験はガラスプレートの裏から水彩絵の具で描いていくため、色を消したり削ったりすることもできるので、紙に描く場合と比較して失敗を恐れず自由に作品を作ることができる新しいアート。完成した絵が左右逆になる面白さや、ガラスゆえの透明感も魅力です。
アート好きなお子さん(8歳ぐらいから)連れのご家族にも人気ですが、お子さんよりも親御さんの方が夢中になってしまうこともあるそうですよ。
TEN×TEN神戸元町のガラス絵体験の特色の一つは、ここで作成し完成させたガラス絵を使って、毎年秋に公募される「KOBEみなとのガラス絵大賞」に応募することもできちゃう点!
実際に体験で描かれたガラス絵が大賞を受賞した実績もあります。受賞作品はTEN×TEN内に展示されますので、多くの人に見ていただけるでしょう。
「KOBEみなとのガラス絵大賞」への応募は無料、対象は中学生以上となっています。
※写真は神戸元町に移転前のガラス絵のギャラリーのようす
写真:泉 よしか
地図を見るTEN×TENでもう一つ気軽に参加できる体験をお勧めするとすれば彫金体験。こちらもガラス絵体験同様、開館日は随時受け付けています。
写真:泉 よしか
地図を見る銀製のプレート又はスティックに好きな文字を刻印したり、ひねってペンダントトップの形に加工したりして、最後に専用の道具で磨き上げて完成!所要時間は15分から。自分だけのオリジナルアクセサリーの出来上がりです。
ここで参加できる体験には、他ではできないような珍しいものもあります。例えば伝統組子!
TEN×TENのギャラリーブースには、阿曽一弘氏による伝統的な手法で木を組みこんで作る美しい組子が飾られていますが、体験ではこうしたアーティストから直接指導を受けることができるのです。こちらの体験は随時ではなく、週に一度の開催で事前予約制ですが、もちろん初心者でもOK、一回だけの参加でも大丈夫です。
この他にもさまざまなスクールがありますので、興味のある方は文末のTEN×TEN神戸元町公式サイトのイベント情報をご覧くださいね。
住所:兵庫県神戸市中央区元町通6丁目6-2
電話番号:078-351-1335
アクセス:神戸高速鉄道(阪神・山陽線)西元町駅 東出口すぐ
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/14更新)
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