エメラルド色の滝壺、錦秋の山々!登山で楽しむ山梨「西沢渓谷」

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エメラルド色の滝壺、錦秋の山々!登山で楽しむ山梨「西沢渓谷」

エメラルド色の滝壺、錦秋の山々!登山で楽しむ山梨「西沢渓谷」

更新日:2016/09/13 09:47

小笠原 隆のプロフィール写真 小笠原 隆 トラベルライター、キャンプ評論家、作家、海釣りアドバイザー

山梨県の「西沢渓谷」は秩父多摩甲斐国立公園内にある、笛吹川源流の渓谷です。夏の深緑も魅力的ですが、10月中旬〜11月初旬にかけての紅葉は目を見張る美しさがあります。

1周約3時間のミニ登山ですが、登山届を出して、靴の紐を締め直して元気よく出発しましょう。

国内屈指の渓谷美の森林セラピー基地、国内100選を五つも獲得

国内屈指の渓谷美の森林セラピー基地、国内100選を五つも獲得

写真:小笠原 隆

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この「西沢渓谷」には、八つの見ごたえのある素晴らしい滝があります。そして「平成の名水百選」、「日本の滝100選」、「水源の森100選」、「新日本観光地100選」、「森林の森100選」と5個の100選に選ばれており、専門家による全国62の森林セラピー基地の一つにも認定されています。

道の駅「みとみ」から平坦な林道を20分ほど歩くと、「ねとりインフォメーションセンター」に着きます。ここで登山届を出しトイレを使ってから更に林道を進むと、右手に甲武信ヶ岳登山道が見えてきます。右手の甲武信ヶ岳方面はベテラン登山者以外は侵入禁止です。

そこから10分ほど歩き「二俣吊橋」を渡ると西沢渓谷と書かれた大きな看板が見えてきます。もうここは立派な登山道なのです。足元に注意して気持ちを引き締めて歩きましょう。

絶景が堪能できる、渓谷沿いの林道

絶景が堪能できる、渓谷沿いの林道

写真:小笠原 隆

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岩を食んで白くしぶきを上げる急流を左手に見ながら、慎重に歩を進めましょう。足元が濡れていると特に滑りやすいので、細心の注意が必要です。今まで歩いてかいた汗がいつの間にかなくなり、涼しい川面の風が心地よく感じられるでしょう。

途中にある、大久保の滝、三重の滝、魚止の滝等を見て来ましたが、やがてひときわ大きな滝の音が聞こえてきます。貞泉の滝です。滑りやすい石畳の階段を慎重に下りて行くと、そこに踊り場があります。周囲の山々は秋には赤や黄色に色付いており、すぐ眼下には滝壺が白く泡立っています。

カメラをお持ちの方は、ここでは必ずシャッターを押してください。いつまでも残る素晴らしい想い出です。

鎖場、岩場もありちょっとした登山気分!でも足元を見据えて慎重に

鎖場、岩場もありちょっとした登山気分!でも足元を見据えて慎重に

写真:小笠原 隆

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この辺りまで来ると、慣れない人は疲れて脚が上がらなくなります。一歩一歩確かめ、踏みしめて歩きましょう。そして時々腰を伸ばし、周りの景色を堪能してください。途中、河原に降りておやつを食べながらの休憩も楽しいものです。

そして最高の撮影スポット、「七ツ釜5段の滝」が見えてきました。5つの滝を超えて落ちる水をたたえた滝壺はエメラルドグリーンに染まり、空の青さ、紅葉した中腹の木々と相まった何とも言えない光景に出くわします。

持ってきたお弁当を広げて、素晴らしい景色をおかずに、ここで大休止としましょう。流れ落ちる滝の音をバックミュージックにすれば、幸せの一言に尽きます。

この5段の滝は、一か所から見ても絶対に5段全部を一望に見渡すことができません。カメラを向ける時も下部と上部を別の位置から2回に分けて撮影するようになります。

疲れのないうちに渓谷に入るのが賢明!

僅か3時間程度のハイキングのようですが、そこはやはりミニ登山です。鎖場あり、岩場あり、もろい足場もあります。しかしその分素晴らしい景色と、爽やかな風が訪れる人たちを優しく迎えてくれます。

今回ご紹介したのは、反時計回りのコースです。このコースでは渓谷を抜けると緩やかな下りの道になり、小鳥のさえずる声を楽しみながらインフォメーションセンターまで戻ってこられます。

そして帰りには駐車場傍の蒟蒻館に寄ってみるのも面白いでしょう。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/11 訪問

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