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写真:大宮 つる
地図を見る鉄道ファンに惜しまれながら、2015年8月に運行を終了した上野と札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」。その北斗星の食堂車両“グランシャリオ(スシ24-504)”が、埼玉県川口市に保存されていることをご存じですか?
写真:大宮 つる
地図を見る保存先は、埼玉県川口市にある商業施設「ピュアヴィレッジなぐらの郷」。こちらの施設に北斗星の食堂車両がJR東日本より譲渡され、2016年5月よりレストラン「グランシャリオ」としてオープンしました! オープン間もないにもかかわらず、ニュース番組『news every.』で生中継されるなど、いま注目のスポットとなっています。
写真:大宮 つる
地図を見る入口から乗車してみると、いきなり食堂というわけではなく、食堂までの通路があります。普通の列車とは違う、木目調の内装。高級感やノスタルジックさが醸し出しされており、気分がグッと高まります。通路がかなり狭く感じられるかもしれませんが、壁の向こうはキッチンスペースとなっています。これは食堂車両ならでは、ですよね。
写真:大宮 つる
地図を見る通路を歩いていくと、“GRAND CHARIOT”と書かれたドアが。“グランシャリオ”と読みますが、「北斗星」の食堂車の愛称です。グランシャリオとはフランス語で“北斗七星”という意味。そもそも「北斗星」という列車の名前の由来は、北斗七星からきているのです。そういったことから食堂車がグランシャリオと命名されたようです。
写真:大宮 つる
地図を見る食堂車の内装、テーブル、椅子、ランプなどおインテリアはほぼそのままの状態で利用されているとか。驚くのが、テーブル席……一瞬、ここが電車ということを忘れてしまいませんか? 普通に“レストラン”といった雰囲気ですよね!
写真:大宮 つる
地図を見る特徴的なのが、乗車券が発行されるという点です。大人(中学生以上)500円、小人250円です。乗車券から、電車に乗っている気分を味わえます! こちらの乗車券、硬めの紙・薄いグリーンの用紙なので、その点からも切符っぽさを感じることができます。
写真:大宮 つる
地図を見る北斗星の食堂車・グランシャリオでは、ディナータイムでは本格的なフランス料理か懐石御膳(和食)を選択でき、モーニングタイムでは和食か洋食を選べるのが特徴でしたが、「グランシャリオ(東川口)」では以下のとおりです。
ランチタイムでは“イタリアンか和食”を選べ、ディナーではイタリアン、モーニングではパンなどの軽食を頂くことができます。フレンチかイタリアンかに差こそあれ、基本的には、北斗星のグランシャリオの形式を踏襲している形ですね。
こちらで提供される料理は、「ピュアヴィレッジなぐらの郷」内の飲食店「そば名倉」、「ristorante nagura(リストランテ ナグラ)」によるもの。「そば名倉」は知る人ぞ知る、築100年の古民家を利用した日本蕎麦屋、「ristorante nagura(リストランテ ナグラ)」は2015年オープンの、有機野菜を使った創作イタリアンとなり、いずれも地元で人気の高いお店です。ランチ・ディナーは事前予約制となっており、写真のような“松花堂”形式で料理が提供されます(写真は「松花堂 そばランチ」です)。
写真:大宮 つる
地図を見るこちらは、「松花堂 イタリアンランチ」です。なお、グランシャリオは線路上に置かれているため、時折車両が微妙に揺れます。それがまた、電車内で食事をしている気分になれますよ!
以上、埼玉県川口市にある「北斗星」の食堂車両を使ったレストラン「グランシャリオ」をご紹介しました。食堂車の雰囲気を気軽に味わえる良スポットですよ! 過去に乗ったことのある方、乗りたくてもなかなか乗ることができなかった方……など、思い出のグランシャリオで美味しい食事を堪能してみませんか?
最後に交通アクセスについて。最寄り駅はJR武蔵野線、埼玉高速鉄道線の「東川口駅」となり、徒歩7分の距離にあります。駐車場も完備されていますので、車での来訪も可能です。
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