写真:Mayumi T
地図を見る「金沢白鳥路 ホテル山楽」。名前にも使われている「白鳥路(はくちょうろ)」は、ホテルからも程近い所に位置する「金沢城公園」との間の遊歩道の名前からきています。
元々この辺りは、「金沢城公園」の石川門と大手堀とを結ぶ白鳥堀(はくちょうほり)と呼ばれていましたが、その昔、相手の侵入を察知するために水鳥を放しており、その後の昭和5年には路(みち)として整備されたことから、「白鳥路」といわれるようになっています。
春にはきれいな桜を咲かせ、夏にはゲンジボタルやヘイケボタルが飛び回り、四季折々の自然を感じることができる「白鳥路」。今でも金沢市民の散歩道として親しまれています。
そして何といっても「金沢白鳥路 ホテル山楽」の滞在なら、主な観光地までは徒歩圏内。「兼六園」までは徒歩約5分、「金沢城公園」なら約2分程で到着できてしまいます!
ホテルに足を踏み入れると、大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。クラシックな板張りの床に、真紅の絨毯。格調高い格子天井やレトロな照明は、当時を思わせる重厚な空間です。また、金沢の城下町の絵図をもとにした、加賀の四季を彩ったステンドグラスがはめ込まれ、外からこぼれる陽の光がステンドグラスを美しく照らし出しています。
写真:Mayumi T
地図を見るノスタルジックな雰囲気のロビー。板張りの床はクラシカルな趣きで、真紅の絨毯が敷き詰められ、重厚感も漂います。このロビーの一角には、何と半世紀以上眠っていた国指定伝統的工芸品である加賀友禅の反物による「友禅浪漫絵図」が掲げられています。
加賀友禅は、加賀五彩(藍、臙脂(えんじ)、草、黄土、古代紫)と呼ばれる、美しく豊かな彩りの色彩で知られていますが、ホテルのロビーでこれほど貴重な加賀友禅を気軽に観賞できるということは、他にはないでしょう。
クラシカルなデザインの椅子と、歴史ある加賀友禅が自然に、且つ見事に調和していることも感じとることができます。
写真:Mayumi T
地図を見る金沢は、日本の金箔の総生産量のうち約99%を占める産地として知られています。なぜ金箔の生産量が多いのでしょうか…。それは、この日本海側の地域の高い湿度や気候などが、箔打ちの作業に適していることや、金沢をはじめ、能登方面の輪島市、七尾市といった地域は、金箔を大量に消費する漆器や仏壇の産地であったことなどが主な理由として挙げられています。
写真は4/10,000ミリという薄さの金箔に、様々な色と材料を合わせた「箔彩」。こちらもクラシカルなロビーに見事な金箔の作品が見事に調和し、ずっと観賞していたくなる程の美しさです!
華麗な色合いと斬新、且つ落ち着きのある絵柄で知られている伝統工芸品である九谷焼の作品も展示されています。江戸時代前期に誕生したといわれている九谷焼。九谷焼は、加賀の大聖寺藩(だいしょうじはん、加賀藩の支藩)を治めていた初代藩主の前田利治(まえだとしはる)のもとで、1655年につくり始められた磁器です。
鉱山開発の頃、九谷村において磁器の原料となる陶石が発見されました。その頃、磁器の生産を始めたのですが、陶石の産地となった九谷村に窯を築いたことから、「九谷焼」と呼ばれるようになります。
写真は、人間国宝である徳田八十吉氏の九谷焼ランプ。長い歴史のある見事な九谷焼を観賞できるのは、とても貴重ですね。
金沢の観光地としても知られている「ひがし茶屋街」の少し奥の方に佇んでいる、主に上生菓子の販売をしている「吉はし」。茶道をたしなんでいらっしゃる方にとってはご存知のお店なのですが、お茶席のお菓子を受注し、販売していますので、あらかじめ予約がないと購入ができないことでも知られています。
その上生菓子が「金沢白鳥路 ホテル山楽」の重厚感あふれるロビーの奥の方、「ティーラウンジ パルティ」においてもお抹茶とセットでいただくことができます。こちらでは、金箔入りのコーヒーも楽しめますよ。
ぜひ、貴重な上生菓子やコーヒーを重厚感溢れる雰囲気の中でじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
2016年の楽天トラベル主催「朝ごはんフェスティバル(R)」のファーストステージでは、「金沢白鳥路 ホテル山楽」が石川県において1位に選出されています。クラシカルな雰囲気の中で、貴重な美術品に囲まれながらのお食事やご滞在をぜひ、お楽しみください。
※記事内の美術品等の写真は、掲載許可を得ています。
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(2024/3/28更新)
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