プラハのカフェの中で、最も美しいと言われているのが、Kavarna Obecni dum(カヴァルナ オベ二デュム)です。このカフェは、なんとプラハの市庁舎の中に併設されています。華麗な装飾をあしらった外観が特徴の市庁舎。その中にあるKavarna Obecni dumはそれ以上の美しさを包含しています。
カフェ内の重厚な装飾を目にすると、長い歴史があるのかと思いますが、カフェが創立されたのは1912年のこと。ネオバロック調やネオルネッサンス調といった、その時代の先進なデザインを取り入れてデザインされました。
マカボニー材の支柱やレザーがあしらわれた椅子からは、高級感が漂います。ほんの少しタイムスリップして、ひと昔前の優雅なひと時を味わえる場所、それがKavarna Obecni dumです。
次にご紹介するのは、アール・ヌーボー調のデザインを取り入れたカフェCafe Imperialです。こちらも、100年以上の歴史を持つ老舗カフェ。
見逃せないのは、アール・ヌーボー調を取り入れたセラミック製の店内装飾。アール・ヌーボーならではの豊かな曲線が、見る者の心をグッとつかみます。まるで中世のティールームでお茶をしているかのようなリッチ気分にさせてくれます。
Cafe Imperialは、カフェとしてだけではなく、料理の評判も高いことで有名。チェコ随一のシェフを有し、お客の舌をうならせる料理をふるまってくれます。
特にオススメなのが、オニオンスープ。長い時間煮込まれたオニオンスープの上に、濃厚なチーズがとろけるようにかぶさっています。秋から冬にかけては、チェコ人の食事に欠かせないオニオンスープ。本場の味を試してみてはいかがでしょう?
3軒目としてご紹介するのが、cafe Louvre。1902年創業のこちらのカフェは、上記2軒のカフェに比べると、店内はシンプルかつモダンなデザインです。
このカフェが特別に豪華な気分を味わえる理由は、その歴史にあります。cafe Louvreは、創業以降、作家のフランツ・カフカや科学者のアルバート・アインシュタインを始めとして多くの著名人が通っていました。文化・芸術の中心地となった場所だったのです。歴史に名を残した多くの文明人が愛したカフェで、歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
最後に、プラハでカフェ巡りをするなら欠かせないケーキをご紹介しましょう。それは、プラハ名物ハニーケーキです。
どのカフェに行っても、ハニーケーキを目にすることができるはずです。ミルフィーユのように層になっており、層の間にはハニーが含まれたクリームが挟まれています。ほんのりとした甘みがクセになる美味しさ。プラハのカフェでお茶をするなら、一度は試したいケーキです。
チェコ・プラハは、ヨーロッパの西側の国々の都市に比べて物価が安め。そのため、このような豪華なカフェでも、お手頃な価格でお茶をすることができます。それぞれ特徴を持った豪華なプラハのカフェで、リッチな気分を味わってみてくださいね。
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