写真:いまづる めぐ
地図を見る1991年にユーゴスラビア社会主義連邦共和国から独立したクロアチアは、アドリア海に面し、ヨーロッパ人のバカンスの地として人気を博しています。その中でも多くの人が訪れる世界遺産"プリトヴィツェ湖群国立公園"は、エメラルドグリーンに広がる湖がとても幻想的で有名です。
もしかしたらプリトヴィツェを知らない方も、どこかで写真を一度は見たことがある方もいるかもしれませんね。ユネスコの世界遺産にも登録され、現在では絶景としてよく取り上げられるプリトヴィツェですが、1991年に起きたクロアチア紛争により危機に晒され、1992年には危機世界遺産として登録されていました。
紛争後も公園周辺には地雷が潜んでいましたが、地雷撤去作業が進み、1997年には危機遺産リストから抜け出すことができました。人々の努力により、現在では世界屈指の観光地として、多くの人が訪れる国立公園へと成長しました。
写真:いまづる めぐ
地図を見るプリトヴィツェは大小16の湖と92の滝により成り立っており、時間、天候による色や透明度の変化はもちろん、季節による景色の違いも楽しむことができます。例えば夏に広がる草花、冬には運が良ければ雪化粧姿を見ることができます。
時間によっても変化する湖は、何度見ても飽きず、思わずカメラを構えたくなる景色の数々です。肉眼で見るすべての色や透明感に驚くことでしょう。加工することなく、シャッターをきったそのままの写真で満足出来ますよ。
木々がこんなにもきれいに水面反射するのも、めずらしいのではないでしょうか。主に石灰岩の1種である"トゥファ"が堆積することによりこの絶景を作り出しています。ちなみに同じく中国の九寨溝にはトゥファが多く堆積しているため、プリトヴィツェに似ていると言われています。
近くでみることも然ることながら、上から見る景色も圧巻。また1896年に最初のホテルが完成し、現在公園内に3つのホテルがあるので、自然の中での宿泊を経験することができます。
写真:いまづる めぐ
地図を見る自然豊かなプリトヴィツェ内では多くの植物に加え、生き物も多く存在します。売店のポストカードにはヒグマの姿。またオオカミや鷹などもここの住人です。
夏のクロアチアはかなりの高確率で晴れていますので、観光には最適!しかしヨーロッパの夏のバケーションでもありますので、とにかく人が多く、時にはただ歩くだけなのに待つこともしばしば。ゆっくり観光したい方は7.8月以外に行くことをオススメします。しかも入場料も夏よりお手頃価格!
コースがいろいろあるので、自分の体力や滞在時間を考慮して自分にとって最適のコースでまわってくださいね。
プリトヴィツェはかなり広いので、日帰りではなく宿泊するのがオススメ。公園内のホテルも含め、周辺のホテルは少しお高めですが、プリトヴィツェ公式のキャンプサイトもあり、お手頃価格ですのでよかったらリンクから覗いてみてくださいね。
季節によって値段が全然違いますので要注意!また学生料金もありますので、学生証を忘れずに持参してくださいね。
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(2024/4/10更新)
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